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2017年10月の記事 30件

政府・自民党は、首相指名選挙を行う特別国会を11月1日~8日に開いた後、臨時国会は開かない方向。民主主義国家なのかの疑念。何故こういう行為。森友・加計追及避けたい。国民・マスコミは忘れない。会計検査院値引き大幅すぎるの見解か。

1:国会で審議を拒否する異常 政府・自民党は、首相指名選挙を行う特別国会を11月1日~8日に開いた後、臨時国会は開かない方向で調整を始めた。憲法53条に基づき、野党が臨時国会を要求してから4カ月。安倍政権は今回もまた、本格審議を逃れようとしている。1日から8日までの間に文化の日等が入り、実質的に機能する時間は極めて限られれる。  朝日夕刊の素粒子は「実質3日開いて後はまた来年? 旅の一座でもあるまいに。「国難」もモリカケも棚に上げ国会から逃げる政権。」と本質を突いた。  28日、朝日はさらに「野党の質問時間 削減検討」と書いた。  意図は極めて明確である。森友問題・加計学園問題に触れたくない、時間が経てば国民は忘れると思っての事であろう。 2:世論・報道機関は森友・加計学園問題、終わっていないとの姿勢  だがこの目論見は決して功を奏しない。 9月11日朝日新

野党共闘が出来れば、自民党は284議席の代わりに200-221議席。立憲民主党候補者の選挙区で共産党立候補降ろさなければ惨憺たる状況。共産は大義(安倍政権の議会完全制覇阻止)のため自己の利益(議席数拡大)を犠牲にしたと言える。共産と公明の差。

今回の選挙は自民党の大勝と言われる。自民党は284議席を確保し、国会運営を有利に進められる「絶対安定多数(261議席)」を確保した。自民党公明党の連立政権は三分の二を確保し、憲法改正にむけて動き出せる体制を作った。 だが、この勝利には違和感を感じた。 それは、安倍政権、そして安倍首の支持率とあまりにかけ離れたものであったからだ。 選挙直前の17日、18日、朝日新聞が行った世論調査で、「安倍首相に今後も首相を続けてほしいか」を聞いたところ、「続けてほしい」34%で、「そうは思わない」が51%と半数にのぼった。同じく、13日から15日まで毎日新聞が行った世論調査では、「衆院選後も安倍首相が首相を続けた方がよいと思うか」に、「よいとは思わない」が47%で、「よいと思う」の37%を上回った。 安倍政権への支持率をみると、上記の朝日新聞では、安倍内閣の支持率は38%(前回40%)

衆議院選挙は今日。重要案件に対する各党の立場、改憲(立憲・九条改正に反対)、消費税(公明賛成、立憲、希望は凍結)、原発(自民30基稼働、公明再稼働を進めてきた、立憲再稼働反対)、森友・加計:「国会で丁寧に説明を重ねてきた」(安倍首相)

■:改憲 9条、各党立場くっきり 自民党賛成:9条への自衛隊の明記など、四つの改憲項目を列挙 希望の党が前向き:「9条をふくめ憲法改正論議をすすめる」小池百合子代表は自民党時代から9条改正に前向きだが、自衛隊明記案については「大いに疑問がある」 公明党が慎重姿勢:「首相の自衛隊明記案について「意図は理解できないわけではないが、多くの国民は自衛隊の活動を支持し、憲法違反の存在とは考えていない」 共産党明確に反対。 立憲民主党も安倍首相の提案には反対。集団的自衛権の行使を可能とする安全保障法制を前提とした9条改正には反対 ■消費税 19年10%か、凍結か中止か 自民、実施。5・6兆円の税収増のうち、約2兆円を教育無償化などに充てると主張。3~5歳は幼稚園と保育園をすべて無償化 公明、実施し、税収増の一部を教育無償化などに使う。0~5歳児すべてを無償 希望

孫崎享のつぶやき

元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。

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孫崎享

孫崎享(元外務省・国際情報局長)元外務官僚で、駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使を経て2009年まで防衛大学校教授。『戦後史の正体』は8刷20万部の売れ行き。ほかに『日本の国境問題-尖閣・竹島・北方領土』(ちくま新書)、『日米開戦の正体』『日米開戦へのスパイ達』『日本国の正体』『朝鮮戦争の正体』などがある。ツイッターのフォロワーは13万人を超えた。

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