-
週刊『夏野総研』vol.589【巨大になりすぎたGoogleは「分割」すべきか?】
▼第589号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2024/09/17
夏野剛メールマガジン 週刊『夏野総研』
vol.589
【巨大になりすぎたGoogleは「分割」すべきか?】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《目次》
01.先週の出来事
02.時事ネタ PICKUP15
03.フカボリBiz
04.Q&A
05.ありか、なしか!
06.時事ネタ キュレーション
07.編集後記
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
【01.先週の出来事】
社会問題からプライベートな話題、訪れたレストランまで、「先週あったこと」をベースに、夏野剛の頭の中やプライベートを覗いていくコーナーです。
……………………………………………………………………
◆2024/09/09-2024/09/15
自民党総裁選のまっただ中。
改革を訴える候補と保守を訴える候補、そしてどちらも強く主張しない候補に分かれてきたので、解説したい。
最も強く改革を訴えているのが小泉進次郎さんと河野太郎さんだ。
小泉さんは立ち位置として若手を代弁しており、世代感覚として改革意識が強い。
河野さんはもともと規制改革担当大臣やデジタル大臣を歴任しており、これまでも改革を推進してきた立場。
この2人が総理になると、“改革内閣”となることは間違いない。
一方で、高市早苗さんや小林鷹行さんは、憲法改正を含めた安全保障問題に関心が強く、経済政策や選択的夫婦別姓のような社会改革には後ろ向き。
その他の候補は、その中間に位置してあまり強く改革を主張しないし、また反対もしない候補となっている。
さて、ここで過去30年近くの日本を振り返ってみよう。
以下は僕が毎年大学の講義の初回に学生向けに話している内容の抜粋だ。経済団体から受ける講演もこの内容にしている。
僕の専門はテクノロジーの社会受容性。つまり社会がテクノロジーをどう受け入れ、変容してきたか。特に、経済活動の面から分析するというものだ。
-
週刊『夏野総研』号外【夏野剛、ニコ生出演のお知らせ(9/16)】
▼号外━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2024/09/16夏野剛メールマガジン 週刊『夏野総研』号外━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★お知らせ★
いつも『夏野総研』をご愛読いただき、ありがとうございます!
本日9/16(月)20:00より配信される「【自民党総裁選2024】候補者ネット討論会 主催:ニコニコ」に夏野剛が司会として出演いたします。
みなさまのご視聴ならびに、コメントでのご参加をお待ちしております!
◆【自民党総裁選2024】候補者ネット討論会 主催:ニコニコ
https://live.nicovideo.jp/watch/lv345712164……………………………………………………………………夏野剛メールマガジン編集部━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆発行元:『週刊夏野総研』編集部◆発行責任者:夏野剛(近畿大学特別招聘教授)◆編集/制作:株式会社ミドルマン(担当/加藤純平)※当メルマガに掲載されているコンテンツの著作権は、すべて編集・発行元に帰属します。コンテンツの公正な慣行を超える引用、ならびに無断転載、転送、再編集などは行わないでいただけますようお願いいたします。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -
週刊『夏野総研』vol.588【セブン&アイは「USスチール」になってしまうのか?】
▼第588号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2024/09/10
夏野剛メールマガジン 週刊『夏野総研』
vol.588
【セブン&アイは「USスチール」になってしまうのか?】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《目次》
01.先週の出来事
02.時事ネタPICKUP15
03.フカボリBiz ★New★
04.Q&A
05.ありか、なしか!★New★
06.時事ネタ キュレーション
07.編集後記
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
【01.先週の出来事】
社会問題からプライベートな話題、訪れたレストランまで、「先週あったこと」をベースに、夏野剛の頭の中やプライベートを覗いていくコーナーです。
……………………………………………………………………
◆2024/09/02-2024/09/08
欧米の大学の新学期が始まった。
ちょうど北米の大学を訪れる機会があったので、今回は「欧米の大学と日本の大学」の大きな違いをまとめてみたいと思う。
今回はたまたまカナダのバンクーバーにある『University of British Columbia(UBC)』を訪ねてきたので、この大学を例にしながら、大学事情を分析してみたい。
◆The University of British Columbia
https://www.ubc.ca/
よく大学の世界ランキングで「東京大学が30位くらいにランクイン」「国内の大学で100位以内に入っているのは、東大と京大の2校だけ」という話を聞いたことがある人は多いと思う。
UBCと言う名で世界的に知られているこの学校は、世界ランキングで30位から40位くらいに位置していて、カナダではトロント大学と双璧をなす名門の州立大学だ。
UBCのキャンパスはバンクーバーと内陸のオカナガンにある。バンクーバーキャンパスは4km×2kmくらいの広大な長方形になっている。
1 / 225