• このエントリーをはてなブックマークに追加
今何故、60年安保の篠原浩一郎氏の話を聞くのか。火ニコニコ。「智恵子抄」(自力で得たのでない事が貴方の前では恥しい)。今危機。モリス「日本の戦後、肉体の安全が主張される為、精神の方が早逝して肉体が長生きするという人間が増えた。例外安保の学生」。
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

今何故、60年安保の篠原浩一郎氏の話を聞くのか。火ニコニコ。「智恵子抄」(自力で得たのでない事が貴方の前では恥しい)。今危機。モリス「日本の戦後、肉体の安全が主張される為、精神の方が早逝して肉体が長生きするという人間が増えた。例外安保の学生」。

2017-05-08 07:55
  • 7

1:「智恵子抄」

報告(智恵子に)

 日本はすつかり変りました。

あなたの身ぶるひする程いやがつてゐた

 あの傍若無人のがさつな階級が

 とにかく存在しないことになりました。

すつかり変つたといつても、

それは他力による変革で

(日本の再教育と人はいひます。)

 内からの爆発であなたのやうに、

あんないきいきした新しい世界を

命にかけてしんから望んだ

 さういふ自力で得たのでないことが

 あなたの前では恥しい。

あなたこそまことの自由を求めました。

 求められない鉄の囲かこひの中にゐて、

あなたがあんなに求めたものは、

 結局あなたを此世の意識の外に逐おひ、

あなたの頭をこはしました。

あなたの苦しみを今こそ思ふ。 日本の形は変りましたが、

あの苦しみを持たないわれわれの変革を

 あなたに報告するのはつらいことです。

********************************

 日本

この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
ニコニコポイントで購入

続きを読みたい方は、ニコニコポイントで記事を購入できます。

入会して購読

この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

コメント コメントを書く

第二次大戦後、ドイツではナチに関与した人物全員を処刑し、ナチ擁護の思想自体を「悪」と認定したが、日本では何もしなかった。GHQの司令官だったマッカーサーが、天皇を最大の戦犯と考えていたが、その天皇と対面して「完全に反省している」と思ってしまったのだろう。そして本当の戦犯たち(政治家や官僚)を、そのまま職務を続けさせてしまった。
その結果、戦前体制の政治が継続されてしまった。
民主主義の主役であるべき一般国民は、「民主主義」の意味も理解しておらず、選挙の時に地元の権力者に投票することを民主主義だと思っている。斯くして明治維新を賛美する「周回遅れの民主主義国」になってしまった。

No.1 91ヶ月前

高村光太郎ならこれを引用しとかなきゃですね。
手元に本がないので、ネットからのコピペのため、間違いがあるかも知れません。

「12月8日」

記憶せよ、12月8日。
この日世界の歴史改まる。

アングロサクソンの主権、
この日東亜の陸と海とに否定さる。
否定するものは彼らのジャパン、
眇(びょう)たる東海の国にして
また神の国たる日本なり。

そを治(しろ)しめたまふ明津御神(あきつみかみ)なり。
世界の富を壟断(ろうだん)するもの、強豪米英一族の力、我らの国に於いて否定さる。
我らの否定は義による。

東亜を東亜にかへせといふのみ。

彼らの搾取に隣邦ことごとく痩せたり。
われらまさにその爪牙(そうが)を砕かんとす。
われら自ら力を養ひてひとたび起つ。
老若男女みな兵なり。

大敵非をさとるに至るまでわれらは戦ふ。

世界の歴史を両断する。

12月8日を記憶せよ 。

No.2 91ヶ月前

>>1
ドイツは補償(賠償ではない)について、ナチスの不正の被害者へのドイツ国民からの道義的な補償であって、法的な賠償ではないという立場じゃありませんでしたっけ。
アデナウアーみたいな例外的な考えの人もいますが、基本的には「ナチスが悪」「自分たちドイツ人も被害者」であるとして、ナチスにすべてをおっかぶせたわけですね。
でもこれって欺瞞ですよね。

ですから今頃になって、ギリシャが賠償を求めたりする。
http://www.sankei.com/world/news/150506/wor1505060012-n1.html

日本とは戦後処理の考え方が違うのは確かですが、簡単に優劣を論じることはできないとおもいます。

No.3 91ヶ月前

ナチスがやったことで自分には責任がないとなれば、それはナチスを処刑し「悪」となづけて思想を禁止するのが論理的でしょうね。そこにはなんの無理もありません。

No.4 91ヶ月前

社会の制度は不合理である。強いものが有利になり、弱いものがより弱くなる仕組みになっている。

年寄りにとっては当たり前のことが、若い人にとっては許せず、正義感が体にうずいてきて、友と夜を徹して議論する。正義感が、あちこちで壁にぶつかり挫折を繰り返しながら、物事の本質に固定した価値観はなく、時と場所によって異なることが分かってくる。人生の途中に精神的爆発があり、社会が活発化する。年配者は温かい目で若者の行動を見守る精神的余裕を持っていた。

社会を活発化し動かしていくのはいつの時代も若者であるべきだが、若者が精神的老化現象をおこし、社会に活力が出てこなくなってしまった。社会が体制化現象を強めるのを、若者が阻止しなければ、体制化を阻止するものがいない。これが現在の状況でしょう。我々高齢者の大きな責任でもある。

No.5 91ヶ月前

日本はここに至って略全体主義が成立した。この成立は日米合作の努力の結果だと私は思う。全体主義には必ず対外的な目的がある。それは言わずと知れたCONTAINING CHINAだ。もし、その目的が無ければこれだけコストをかけて全体主義をこさえる必要はない。進歩と保守が交互に交代し官僚と業者が癒着しないようにすればいいし特捜も汚職摘発に力を発揮できハッピーとなろう。

学生たちはこの空気を読んで実にしたたか。負け犬にならないように努力する。この現象を何人も非難できない。彼らが総じて民より官に職を求めたがるのも何人たりとも非難できない。勤め人は出世を目指し世間からにらまれないようにただひたすら。これも非難できない。

彼らは総じて全体主義に楔を打ち込む勢力にはなりえない。

続く

No.6 91ヶ月前

>>6
続き
じゃ、どうするの?CONTAINING CHINAをやるの?これってやっぱり駄目。75年前に米国の資源には大和魂なら勝てると考えて勝負したが駄目だった。現在、相手は13億人のルサンチマン。日米合同でも打倒すのは無理。第一に大義が無い。現代の日本の問題はそういうことだと思う。

従ってどうするの?橋下氏の大阪都構想を阻止した老人パワーの炸裂に学ぶしかない。東京は兜町もあり国家予算もある中核都市だから軍国主義がポピュラー。従って、期待できない。地方にはまだ健全なメデイアが残っている。それを頼りに全国で老人パワーを炸裂させ、少なくとも衆院の1/3を確保し、CONTAINING CHINAのブレーキになる。そういうことではないでしょうか。日本の喫緊の課題とは。

No.7 91ヶ月前
コメントを書く
コメントをするにはログインして下さい。