米国ではピカソの戦争画中、「ゲルニカ」は高い評価を受け、他方、「朝鮮の虐殺」は「絶対に米国で展示させない」と言われた絵です。
「ゲルニカ」は、ピカソがスペイン内戦中の1937年に描いた画です。「ゲルニカ」は1936年から39年に起こったスペインの内戦を扱っています。1937年4月26日、ドイツ空軍がスペイン・ビスカヤ県・ゲルニカに都市無差別爆撃を行っています。
1937年12月、米国で『ゲルニカ展』が企画され、オープニングにはエレノア・ルーズヴェルト大統領夫人、サイモン・グッゲンハイム(実業家)、アヴェレル・ハリマン(駐ソ大使、商務長官等歴任)、ジョージア・オキーフ(画家)、などが出席します。この絵はその後、スペインに返還されるまで、ニューヨーク近代美術館に保管されます。この絵画の題材になるスペイン内戦は、共和国政府に対し、フランコ将軍が率いる軍部が仕掛けたクーデターです。フランコにはド
コメント
コメントを書く朝鮮戦争は、休戦協定中であり戦勝国もなければ敗戦国もない。
正義なき戦争の中では、虐殺はあり、人間性が失われた行為は批判されるべきであるが、一方的批判はあり得ない。
信川虐殺事件は、国連軍占領下において住民の4分の1にあたる3万をこえる虐殺があった。犯人は米国兵を主体とした国連軍という話もあるが、プロテスタントの民族主義者たちによるものという話もあるようだ。
逆に、1年5か月の朝鮮戦争の間に、5,790人の国連軍兵士が収容所に送られる前に虐殺され、その4分その3が米国兵であった。米国としては屈辱にまみれた戦争であり、米国民に知られたくないことでしょう。
米国と北朝鮮に焦点が当たり、数百万の韓国兵が殺されていった事実が葬られていることの方が問題です。朝鮮戦争に対する悲劇を心に抱いたまま、年が過ぎていくのは、韓国人にとっては耐えられないことを、我々日本人は理解を示すべきでしょう。
ピカソに「朝鮮の虐殺」の絵があるのは私知りませんでした。反戦主義者として実に恥ずかしい。ともあれ、ピカソが朝鮮戦争に批判的だったのを知り、私の心が明るくなり、ピカソをもっと知りたいと思うようになってます。
平壌がサハラ砂漠みたいになっている写真を前に見たことがあります。その状景は原爆を落とされた直後の広島の比じゃなかったのです。北朝鮮にはそういう迫害を受けた歴史があるのを知り、私の北朝鮮感が劇的に変わったのを覚えています。
日本には北朝鮮嫌いが大勢いますが、朝鮮半島に落とされた爆薬のエネルギー量は太平洋戦争で米軍から落とされた原爆を含めた爆薬のエネルギー総量の二倍だったのです。彼らがそういう事実を知れば、彼らの「嫌い」の度合いは幾分か薄められるのではないでしょうか。
私も信川事件というのは全然知らなかったです。ネットで信川博物館の写真を見ました。
北朝鮮人民がアメリカを嫌うのは無理もないと感じました。
日本は原爆を2回も落とされて、考えようによっては、もっとひどいことされているのですが。
同じ人民で殺し合いしたなんていう歴史は苦しすぎると思います。
>>1
米国と北朝鮮に焦点を当てているのは私で孫崎先生ではありませんよ。孫崎先生の文章をよく読んで下さいよ。
つまらんことですが、一つ、数百万の韓国兵は当時いません。国連軍は共に戦うべき少ない韓国兵に閉口してます。
>>4
ご指摘ありがとうございます。
韓国の虐殺は米軍の虐殺に触溌された絵と明らかに孫崎さんは言っています。北朝鮮と理解して問題はないと思います。
韓国兵のことは記憶間違いであり、一般住民 韓国150万人、北朝鮮250万ということと理解しています。メモを見ると韓国の教科書に記載されていると書いてありました。
要するに、孫崎さんは言論、報道その他の自由をやたら声高に
さけぶ米国が、一皮むけばそういう性質の戦争立国ということです。
建国の前後からやたらに「インディアン」を殺しまくって版図を
拡大してきた米国が、自国の正確な歴史を教科書に記さないことでも
それは明らかなことです。
やれやれ、それにしても「小学生」ってピカソに共産主義者のレッテルを
張ってしまえば、その業績を全否定できると思っているのだから
まことに便利な思考体系です。
ま、右翼って低脳で、大抵そうなのですけど。