沖縄独立論で考えるべきなのは、現在の日本政府の政策が沖縄県民の意思を反映しているか否かだ
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中国共産党機関紙人民日報は8日付で、中国社会科学院学部委員張海鵬氏と同院中国辺境史地研究センター研究員李国強氏の連名で、「『馬関条約』と釣魚島問題を論じる（釣魚島の問題をきちんと整理する 1）」と題する署名論説を掲載し、ここで、沖縄について「歴史上の懸案であり、未解決の問題。改めて議論する時期が来た」と記載した（８日付サーチナ）。
これに対して、菅義偉官房長官は８日午後の記者会見で、中国共産党機関紙の人民日報が「琉球問題は未解決」と主張する論文を掲載し、中国に沖縄の領有権があるとの立場を示唆したことについて、「全く不見識な見解だ」と批判した（８日時事通信）
今日、どこかの国が唆し、どこかの国が独立するというような単純なものではない。
一番重要なことは、特定地域住民が、（１）自分たちを独立するにふさわしい同一性を感じているか、（２）現在属している国家が住民を代表していると思えるよう
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人民日報：馬関条約と釣魚島問題を論じる--人民網日本語版
http://j.people.com.cn/94474/8237288.html?from=fetion
沖縄独立論を机上の空論として、日本政府が扱うのは、決定的に沖縄の現状認識に欠けているからである。「琉球の、琉球による、琉球のための政府」をウチナーンチュは考えている。
琉球は日本が取り込む前は確かに独立国だった。もちろん、中国の一部ではなかった。中国に朝貢していたにすぎない。いま、沖縄県に対して日本国政府と日本の本土の国民が十分な支援をしていない、だから沖縄は琉球国として独立を求めるというなら、そうして貰う方がいいかも知れない。ただし、仮に独立が実現したとして、（１）米軍は沖縄を出ていくだろうか、日本ができないことを沖縄ができるとおもっているのか、（２）仮に米軍が沖縄を見捨てたとして、そのたあとに中国軍が米軍の残した基地を使いたいといったとき、沖縄は断ることができるか。那覇の沖縄県庁の大きさと本土の標準的な県庁の建物を比較してみるのも沖縄人にとっては興味ぶかいだろう。どれだけ日本の国費が沖縄につぎこまれているか沖縄のひとはご存知だろうか。
> No.4さん
非常に参考になるコメント、ありがとうございます。
今の日本、さまざま謎(ENIGMA)がありますが、それを紐解くきっかけになりそうです。
>>No4さん 最近同僚、後輩でも貴方と類似した主張を述べる連中がいるのですが彼らは自称左派らしいです。彼らの価値基準に困惑しますね。保守派なら保守らしく堂々としろと。それとせっかくなので貴殿の意見の感想をば。
（１）日本政府と異なり米軍が沖縄に居座る法的な根拠がない、仮に独立した沖縄ならインフラを提供する可能性が限りなく低い、コストが掛かる状況下であの位置に軍を置き続ける、米国がそんな選択をするか否か。
（２）見捨てたというか最初から見てない。中国側にそんな行動をとるメリットがない。沖縄にもない。なぜ中国側が圧倒的に優位にあるのに軍事行動を取らねばならないのか？そんな面倒しなくてもやりようはいくらでもあります。
（２+）あなたの主張は奴隷を毎日殴りつけている主が多めにパンを与えて自分は寛大だと言っているようなもの。一昔前に朝鮮を隷属させていた日本は色々と「援助」してやったらしいですが彼らは感謝しましたか？そういうことです。
NO.６の意見に全面的に賛同します。
歴史的事実と現状を素直に見れば、まさしくその通りだと考えるからです。
一方、ＮＯ.４の末尾の意見は、大東亜戦争肯定論に似ています。
日本のお陰で、独立できた、立派な道路や施設ができたじゃないかと。
『沖縄はパラダイス』だと言ったのは、『普天間は国外へ』と言った鳩山首相。なるほど、米軍にとっては気候温暖・経費は日本持ち・テロも性病もない。そんな基地は米本土以外にはアジア・アラブ・アフリカでは皆無。兵士の軍律は最低で沖縄県民は略奪や性的暴行の対象でしかないと思って、わざわざ出張帰りの前夜に強姦犯行に及ぶ狡猾さ。米軍が沖縄に居たいのなら外国なみに基地使用料を払い安保・地位協定に基づかない対等な条約を結んで駐留すれば良い。日本政府のインフラ整備はお為ごかし。平和で美しい沖縄は観光や亜熱帯農業などで贅沢はできないが自立できる地勢を持っている。沖縄のみなさん対米従属・米国怖しの自民党には絶対解決出来ない問題ですから、頑張って下さい。県外からも応援しています。仮に独立しても互いに友好国として夫婦のように仲良くやって行きましょう。
XYZさんへ。あなたの文章は論理性が低いので、rebutするのが難しいのですが、少しだけ試みます。「米軍が沖縄に居座る法的な根拠がない」というのは、「沖縄が独立した場合」という前提に立っての議論と思いますが、その場合、たぶん、米国は日本に言っていたと同じ事をもっと強力にいうでしょう。すなわち、沖縄の中立を日本や中国から守ってやるから、基地を置かせろということで、もちろん、いろいろのアメは可能です。たとえば、米国の属州扱いとして留学、米国への就労ビザなど、いくらでもあります。米国としても沖縄基地は対中国の前線基地としてであり、いくらでも軍事的メリットは考えられます。一方、独立した沖縄は米国と全く同じ軍事的メリットがあり、その場合、ベクトルは日本、台湾、米国などに向くでしょう。立派な滑走路付きの、浮沈航空母艦としての沖縄です。ちなみに、私の立場は右翼でも左翼でもない、完全な日和見であると思っているんですがね。