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記事 34件
  • 「開戦から10年今問うイラク戦争の10年と日本」(発言メモ)

    2013-03-21 09:10  
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    何故今、イラク戦争を真剣に検証する必要があるか。 安倍氏は憲法改正を意図。集団的自衛権を確保するため。何故集団的自衛権。イラク戦争のように米国戦略のために米軍と一緒に行動するため。それなら、イラク戦争はどこまで正当性を持つかを十分に検証する必要がある。1:イラク戦争は戦争開始の合法性がない2:イラク戦争の開始が合法性に欠けていることは開戦当時より十分把握できた、3:イラク戦争への自衛隊は、イラク情勢から判断すれば間違った判断、観点は単に米国に追随する姿勢のみ4:各国は検証しているが何故日本に検証がないか。  決断に当初より自主性がない。米国追随の姿勢。5:日本においては対米追随が国益であるという命題の検証が必要6:イラク戦争の検証がなければ再度日本は自衛隊を他国に派遣する事態に。そして将来は戦闘部隊として。7:集団的自衛権、憲法改定の動き日本防衛と無関係、国連の理念とも無関係1:イラク戦

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  • 米国におけるイラク戦争の評価と、推進派のその後

    2013-03-20 00:49  
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    (1)世論調査 イラク戦争は、「イラクが大量破壊兵器を持っている、サダムフセインは他国を侵略するためにこれを保持している。彼が侵略する前に排除すべきである」という理由で戦争が開始された。そして、2004年には米国の公的調査団が、イラクはほとんど大量破壊兵器を保有していないとの報告書を作成した。 今米国人はイラク戦争をどのように評価しているか。 GALLUP社の世論調査を見てみよう。
                    失敗だ   失敗でない
     2003年           25%    75%
     2005年初頭         45%    55% 
     2008年(オバマ当選)    63%    36%
     2009年から今日まで     53%    42% (ほぼこの周辺)
     政党支持者別にみてみよう。
                    失敗だ   失敗でない
      共和党支持者     

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  • 日中漁業協定に関する佐藤優氏の指摘

    2013-03-19 10:39  
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    BLOGOS佐藤優の眼光紙背】「1997年11月11日付の小渕書簡があるため日本政府は尖閣諸島周辺の中国漁船を取り締まることができない」(2012年09月17日 )、これをうけての各種BLOGに紹介があるので下記紹介する。尖閣諸島に対する日本側態度を見る上で極めて重要な指摘である。この指摘は最近出版された白井聡著『永続配線論』の中でも引用されている。

     

    佐藤優の眼光紙背:第144回

      尖閣諸島に対する挑発を中国が強めている。本17日中にも中国漁船千隻が尖閣諸島付近の水域に到達するようだ。17日のMSN産経ニュースは、<中国中央人民放送(電子版)は17日、中国の漁船千隻が同日中にも沖縄県・尖閣諸島付近の海域に到着する見込みだと報じた。日本政府による尖閣諸島国有化に対する対抗措置の可能性があり、日中間の緊張が高まりそうだ。>と報じる。

     しかし、日本政府は尖閣諸島周辺

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  • 書評:宮本輝著『三千枚の金貨』

    2013-03-19 08:05  
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    宮本輝氏の作品の多くは人生を肯定的にとらえている人々を描く。読み終わってほっとする。それがこの作家の強みである。今回も、同じである。
    小説でも映画でも作品の素晴らしさは主題の展開だけでなく、周辺をどこまで丁寧に描いているかに左右されることが多い。
     この作品の主たるテーマは「新進文具メーカー役員の主人公が、五年前に入院したとき、末期ガンの患者から不思議な話を聞かされた。和歌山県の山にある桜の巨樹。その根元に三千枚の金貨を埋めたという。“みつけたら、あんたにあげるよ”と言われた言葉の真偽を捜す」という推理である。
     推理小説としてみれば、特段、あっとおどろくようなものではない。
     しかし、周辺を実に丁寧に描いている。
     主人公が天山山脈からパキスタンに抜ける旅を描いている。カラコルム・ハイウエーが出てくる。この旅の記述はこの小説に絶対不可欠な要素ではない。
     ただ、著者宮本輝は多分

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  • 読売世論調査「TPP「評価」60%を見ると虚脱感に襲われる。

    2013-03-18 07:38  
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     17日付読売新聞は「TPP「評価」60%、内閣支持72%」と報じた。 同日付毎日新聞は「TPP参加支持する」との回答は63%と報じた。 世論調査にはさまざまな問題があるが、その数字を正しいとしよう。 基本的に見事な世論工作の成功である。 安倍首相が断固聖域を守ると述べた時、多くの国民はそれを信ずるのであろう。 一つ一つ検証していけばおかしいのだ。明々白々おかしいのだ。 大手メディアが一斉にTPPの方に誘導する時、人々は疑うという品のないことはしないように教育されているのであろう。 私達は原発で安全神話が嘘であることを知った。嘘を述べてきたのは、政治家、官僚、マスコミ等、信頼にたる発言をする人々であった、その人々は多くの国民が原発の危険性を認識した中でも、依然として再稼働へ向け発言している。これらを見て、国民は権威ある人々、大手マスコミの報道が虚偽、詭弁であることを学んだと思った。 で

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  • 騙される側の責任(伊丹万作氏の抜粋)

    2013-03-17 10:34  
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    今日、TPP,原発、オスプレイ、増税などを見ると、我々国民の側の騙される責任をひしひしと感ずる。この問題については第2次大戦後、伊丹丹万作氏が指摘し、何人かが引用している。極めて貴重な発言なので、共通の財産として皆で知っておきたい。底本:「新装版 伊丹万作全集1」筑摩書房 、 初出:「映画春秋 創刊号」1946(昭和21)年8月 入力:鈴木厚司、 校正:田中敬三: 青空文庫作成ファイル

    多くの人が、今度の戦争でだまされていたという。みながみな口を揃えてだまされていたという。私の知つている範囲ではおれがだましたのだといつた人間はまだ一人もいない。ここらあたりから、もうぼつぼつわからなくなつてくる。多くの人はだましたものとだまされたものとの区別は、はつきりしていると思つているようであるが、それが実は錯覚らしいのである。たとえば、民間のものは軍や官にだまされたと思つているが、軍や官の中へ

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  • IWJ: TPP交渉、日本の『聖域』は守られない!米通商代表部声明により判明】(転用)

    2013-03-17 09:58  
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    安倍首相の詭弁が全くいい加減であることが下記の米通商代表部声明でも明らか。IWJの訳を下記に紹介する。何がルールつくりに貢献する、交渉力発揮だ、いくつかの分野は交渉が終了してさえいる。交渉はほとんど終わっている。いいかげんな政権だ。 以下、USTRによる声明文の翻訳を一挙掲載する。(翻訳はIWJが独自に作成)(声明全文邦訳)
    アメリカ通商代表部(USTR)による声明発表
    2013年3月13日TPP交渉は第16回の会合で順調に進展シンガポール ― TPP交渉の第16回会合が本日終了したことを受けて、交渉責任者たちは本会合で設定していた目標を達成したと報告した。すなわち、オバマ大統領と他10か国の首脳が想定する、2013年という時間枠で次世代の包括的な合意の締結に向けて加速することへの交渉がまとまった。TPPを通じて、アメリカは貿易や投資の枠組みを設立し、21世紀のアメリカの利害関係者が直面

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  • 沖縄独立論

    2013-03-17 07:21  
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    多分、昔は沖縄の人が日本からの独立という時には、ある程度冗談っぽく話していたと思う。多分多くの沖縄の人は過激な発言として、真剣な選択として議論しなかったと思う。 私は最近沖縄を訪れることが多い。気づいたことは、沖縄の政治や言論界の相当の人々が、独立論に傾いていたり、今真剣に検討しているという状況にある。 考えてみれば今の日本政府の対応はあまりにひどい。日本政府は沖縄県民の思いを真剣にとらえて考えることがないのではないかという強い絶望感がある。 多くの沖縄の人の思い、「最低でも県外」を政治課題として取り上げる首相、鳩山氏は日本社会から激しく糾弾された。 オスプレイは全41市町村で反対議決がされているが、全く無視されている。 オスプレイの配備が山口県で長く留め置かれた時には防衛省の幹部がお詫びに出かけた。では恒常的配備になった沖縄に対して、政府はどのような態度をとったのか。 41市町村の代

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  • 沖縄独立論

    2013-03-17 07:17  
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    多分、昔は沖縄の人が日本からの独立という時には、ある程度冗談っぽく話していたと思う。多分多くの沖縄の人は過激な発言として、真剣な選択として議論しなかったと思う。

     私は最近沖縄を訪れることが多い。気づいたことは、沖縄の政治や言論界の相当の人々が、独立論に傾いていたり、今真剣に検討しているという状況にある。

     考えてみれば今の日本政府の対応はあまりにひどい。日本政府は沖縄県民の思いを真剣にとらえて考えることがないのではないかという強い絶望感がある。

     多くの沖縄の人の思い、「最低でも県外」を政治課題として取り上げる首相、鳩山氏は日本社会から激しく糾弾された。

     オスプレイは全41市町村で反対議決がされているが、全く無視されている。

     オスプレイの配備が山口県で長く留め置かれた時には防衛省の幹部がお詫びに出かけた。では恒常的配備になった沖縄に対して、政府はどのような態度をとったの

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  • IWJ: TPP交渉、日本の『聖域』は守られない!米通商代表部声明により判明】(転用)

    2013-03-16 07:37  
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    安倍首相の詭弁が全くいい加減であることが下記の米通商代表部声明でも明らか。IWJの訳を下記に紹介する。何がルールつくりに貢献する、交渉力発揮だ、いくつかの分野は交渉が終了してさえいる。交渉はほとんど終わっている。いいかげんな政権だ。  
     
     

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