スポーツジャージジャケット ・パンツ 上下を買いたいと思った。
駿河台下のビクトリアがスポーツウエア点では一番大きいという印象があったので出かけた。あずき色系の素敵的なジャケットが、新着とセールの両方にあったが、いずれもこれに合うパンツがない。ジャケットはセールで多く売っているが、ジャケット ・パンツ上下一体のものを探すがほとんどない。
あきらめて渋谷に出かけた。文化村通りには外資の大きいスポーツ店がある。ここでも素敵なジャケットがセールになっている。だがそれにあうパンツがない。私と同じように、別の客も、合うパンツがないかと聞いている。ここでもジャケット ・パンツ 上下一体のものがあまりない。
桜丘町の方に、ジョギング着を中心としたスポーツ店があったのでそちらに向かった。
店の看板はあった。しかし外から見ると店内には何もない。閉店の様である。
帰ってきてネットで検
この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。
それは、店の品ぞろえに個性がなくなったことも一因です。
どの店でも売れ線中心に同じような品揃えをします。
わたしは10年近く前、大手のスポーツショップでキャップ型の
帽子を買おうとしました。
ところが当時流行のひさしが大きく湾曲しているタイプしかないのです。
これは被ったことのある人にはお分かりでしょうが、ファッション
優先でかぶり心地はひどいものでした。
店員に普通のひさしの形をした帽子はないかと尋ねても、あっさり、
ありませんの一言。
店の大きな一角が帽子で埋め尽くされている大規模店舗でそれなのです。
少数派は相手にしない。
POSシステムが指示する圧倒的多数を相手にする品揃えで商売をするのが
日本のトレンドです。
私の友人は「本は本屋で買え」と言ってウルさい。「低賃金でこき使われている配送従事者のことを考えろ」と主張するのです。確かにそうなんだけど、ネットで買うから彼らへの雇用が拡大し確保につながっているのじゃないか私は思うんだけど彼は納得しない。彼は配送従事者の未組織を憂えているのです。
わたしはもう数年、書店で本は買っていません。
売り場面積はたっぷりあるのに、孫崎さんの本は置かず
嫌韓、嫌中、北朝鮮は地獄に落ちろ本が結構なスベースを
与えられている。
実は書店がつぶれてもわたしの心はそんなに痛まない。
私も生活雑貨、衣料、家電などで好みの色、デザインに巡り合えないことしばしばです。自分が時代遅れなのかと思っても、外国製品などにはセンスのいいモノがあったりします。そして大抵高くて買わずじまい。
近所の個人商店は殆ど絶滅しており、大型店に行くしかなく、そこで種類は溢れているのに買いたいモノが見つからない...「顧客満足度」なる指標が言われるようになって久しいですが、その実、売る側は買う側のニーズを丁寧に掬うという姿勢を殆ど排除している気がします。
孫崎先生にしては、珍しいテーマをお取り上げです。
今やネット通販全盛の時代。お陰で宅配業者は大忙し。増加する荷物に配達員の数が追い付かないようです。不在宅も多く再配達も増加の一途とか。
国内宅配便は17年間で取り扱い個数は約2倍。ネット通販市場は5年間で8割増。宅配トラックの増加で交通渋滞が生じ、また環境問題も起きるなど、いろいろなところにしわ寄せがきています。
世の中、便利になった反面、問題も少なくないようです。
自分は地方都市に住んでいますが、先日5年前買った自宅のトイレ部屋にピッタリのトイレマットが交換時期なのにイオンの大型店舗にもう売って無く、どこのホームセンターにも売って無く、ネットで調べたら売っていたので買えました。
イオンの大型店舗でも品ぞろえを完璧に出来ない事を考えるとインターネット販売は特に地方民にとって有り難い物と思っています。
本屋に関しては我が地方では町の本屋さんは全て無くなり大きな店舗とコンビニだけが本屋となりました。本の注文は近くの蔦屋書店でポイントが付くんでそこで無い本は注文、そこに在庫がある本はそこで買ってます。たまに副島氏や馬渕氏の本とか面白そうなのでそこで衝動買いをしています。
インターネット販売の世界もアマゾンが税金を払わず、その力で他社を圧倒しそうですね。ネットの世界も寡占化、独占化がイオンの巨大店舗と同じく進行中です。どうなるんですかね?
資本主義とは当に弱職強食の世界と規制緩和の結果をみて思います。
日本の社会から商店が消えるのを防ぐ為に商店も店の在庫に無い商品を卸しと連携して直ぐ取り寄せ出来るシステムがあればと思います。
大型店舗でも置けない商品は多いので。物流コストを卸の物流と宅配便と連携させながら。でも最近ユニクロもリアル店舗とネットを融合させているとのニュースが流れてました。
巨大なユニクロまでがリアル店舗とネットを融合させつつあるなら、いよいよもって零細企業は窮地に追い込まれます。
やはり何らかの規制か行政の施策が必要でないかなと思います。
>>8
資本主義とはほんとに弱肉強食ですよ。
でも、資本主義がいくらかでも健全に生き延びるためには
規制が不可欠です。
規制緩和、小さな政府論者はそれがわかってない。
資本主義のもとでは少数の勝ち組が、肩で風きって歩くのですが
彼らにそれを許すのは、負け組に甘んじても生活はなんとかなる
多数の人々の存在です。
しまうまが滅びればライオンも滅びるしかない。
放っておけばしまうまが大きく数を減らしかねないのなら保護が
必要なのです。
敗者がいてくれるおかげで勝者が存在できる。
ライオンが存在するためにはしまうまの適切な保護が必要。
しまうまが腹を空かせばライオンにかみつくかも。
小さな政府論者は悪質な、マルクス主義の回し者かも。
消えない商店はあるし、むしろ伸びている中小企業もある。東京ではそれが見えにくいだけだ。
ただし、パリでさえ、流通の大手が寡占化を進める状況が顕在化しているのを見ると、小規模の商いが圧迫されているのは情勢として事実である。
その一方で、ネット社会の物流をよく理解して、購買者の一人一人とコミュニケーションをしながら、息の長い関係を構築する製販一体型の商いをしているケースも目立ってきている。
一般に、安くて、安定した品質は大企業にかなわない。
中小企業や個人商店が狙うべきは、顧客との関係の構築である。顧客とコミュニケーションをし、その要望にぴったり応えるような一対一の商いをするほかはない。なぜなら、大企業にはそれができないからである。大企業のメリットは、大量生産大量消費の構造に立脚することにあり、一対一はできないのである。
逆に、現在成功している中小企業は、かならず顧客との直接的な接点を築く場をもっている。消え去る商店は対面販売の意味が分かっていないがゆえに存立意味を喪失する。
どんな顧客でも、かならず固有の「問題」をかかえている。それを解決するためのコミュニケーションをとり、顧客の人生の質が向上することに貢献するという機能を果たすならば、小商いは十分大企業に対抗できる。簡単に言えば「御用聞き」の精神、「お役立ち」の心がけをもつことである。いくらでも商機はある。