故菅原文太や宝田明や美輪明宏が発言している。若い芸能人や知識人、貴方方は彼らのようにガッツがないのか、金儲けだけできればいいと言うのか。
12日スポニチアネックス(livedoorニュース)
「美輪明宏が衆院選を語る 「第2次大戦前の空気に似てきた」
「美輪明宏 衆院選を語る 弱い立場の人間が犠牲に 流れを止める1票を」
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みなさん、14日は衆院選の投票日です。どの候補者に貴重な1票を投じるか、もうお決めになりましたか。まさか「どうせ選挙に行っても世の中は変わらない」などと棄権なさるおつもりですか。「生活が苦しい」「給料が上がらない」と嘆いてばかりでは、何も始まりません。有権者1人1人の行動が政治を変え、国を正しい方向に導くのです。
ところで、今回の総選挙ですが、どこかおかしいとお思いになりませんか。消費税10
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問題の本質は、安倍政権にあるのでもなく、自民党にあるのでもありません。野党に問題があるのです。野党が野党ではありません。半分野党、半分自民党という摩訶不思議な野党であり、そこに何ら問題意識を持たない野党候補者が、何を言っても国民に訴えるところがありません。60年安保を経験し、高度成長と共に生きてきた我々世代から、相対教育全体主義の洗礼を受け、就職難時代を経て社会から見捨てられた若者たちが、現在社会の中核を占めるようになりました。社会に対する目、体制に対する目が従順であり、従順でなければ生きていけないことを深く自覚しているとしか言えない。香港の学生と比べてみるとよい。日本の学生の無気力な事、どちらの国が民主的な国かわからないではありませんか。無気力なまま、体制に順応するのもいいでしょう。体制側も国民側も米国に準じ、体制を異にする政治と経済を二分割した中国と同じ道を歩むということでしょうか。我々安保の時代は終わり、自立を体得せず米国に従属した、しかして満足しない矛盾した思考を実現しようとする「憲法改正」などの危ない道を歩むことになるのでしょう。時代が大きく変わったと思わざるを得ない。
支配層を諌めるのは民衆である。故菅原文太氏に続いて美輪明宏氏の今回の呼びかけは、悲しいことだが、メデイアの自主規制もあって民衆の耳には届かない。そして更に悪いことに、一応、食えてる間は不満がないという民衆の性がある。そして、大仏次郎が心底嘆いたのは廃仏毀釈に何の顧慮もなく村人全員が仏像を河原に投げ捨てた個の無い全体主義がこの本土に根強くあるいうことだったが、今もその傾向はある。
しかし、沖縄人は頑張っている。これは希望の星だ。南西の地から改革の嵐が起こるのを期待しましょう。
問題が支配層というのは同意です。確かに彼らがこの国の秩序と安定を支えているというのはわかります。けれど彼らの選択がすべて正しく、彼らの方が圧倒的に有能で、だから民衆は彼らに従わなければならないという考え方はどこか傲慢のように思います。彼らが現在の秩序を守るために許さないことの中にも、もっと民衆を幸せにする選択肢はあるはずです。ただ選択するのは一人一人の自由意志です。強い意志を持つものが求められます。