いつの間にか百日紅はおとなしくなり、いなくなり、朝夕はすっかり涼しくなった。裏庭ではブーゲンヴィリアに覆いかぶさるようにして燃えるようなオレンジ色のスイカズラが咲きはじめ、むかいの家の前でも鮮やかなオレンジ色の小粒の実を枝ぎっしりとつけた木が存在を主張しはじめた。あれはピカランサと言うのだと友人に教わった。ビジネスクライアント系ランドスケープ業界でもオレンジ色が流行っているのか、アーバインあたりの企業が集まるコーポレートパークや中央分離帯、わが大学のキャンパスでもロースクールのまわりなどは沢山極楽鳥花とクヮンソウが植えられ、さながらトロピカルパラダイスみたいなことになっている。もちろん綺麗だからオレンジの花ばかりの秋で一向に構わない。
マランタという観葉植物を購入した。アカデミアでは、就職活動シーズンがはじまっていて、今年は私のフィールドでの若手の公募の激減に息をのんだ。私の言う若手、
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素晴らしい娘さんですね。自然をそのまま受け入れ、自然を受け入れる中で、自己管理していく。自立した人間のお手本のようですね。孫崎さんは孫崎さんで、自己の信念を貫こうとされておられ、「この親にして、この娘あり」、子供に対して厳しさの中に優しさがあったからこそのことと推察します。おかげさまで、私なども、子供たちは医者をしており、息子から無心もなければ、こちらから頼むこともなく、健康に生活できていることに感謝しています。日本が平和だから享受できる幸せなのでしょう。先人の政治家たちに感謝です。
「世の中、心を痛めるニュースが多い」
本当にそうです。拙宅の庭には名も知らない種々の花が咲き誇っていますが、最近では無関心でほったらかし。内外とも物情騒然なりしも、もっともっと周囲に優しい目を向けたいと思います。
娘さんってはじめ中国人の名前に読めた。
(そん・きれい)さん。
とても綺麗な名前だ。
なんというか女性らしい流れるような文章を書く人ですね。アメリカ在住が長いだろうにあまり鋭角的な感じがしない。
勝手な想像をして申し訳ないが、「共犯者」という言葉を聞いて、倉木麻衣の「perfect crime」というアルバムを思い出した。夢へと誘う、その中なら何をしてもいい。けれどそこから外へは逃がさない。もちろん、全く違う意味合いで使っているのだけれど、でもやはりそのことを思ってしまう。
もしも人と人が本当にわかり合えるのだとすれば、その壁も越えられるはずだ。けれどそれができているとも思わない。夢で共犯者になることが本当の理解であればいいのだが、今はそうは思えない。その溝を埋める術もわからない。