堀文子氏は凄い発言をした。それをNHKが報じた。多分こんなことは起こらないであろう。
是非、多くの人に読んで欲しい。
出典:http://miyukikko.cocolog-nifty.com/blog/2015/10/nhke-1064.html
【放映日】2015年10月11日(日)
【タイトル】堀 文子『シリーズ、私の戦後70年・今、あの日々を思う』
【話し手】日本画家・堀 文子
【聞き手】ディレクター・浅井 靖子
【語り手】広瀬 修子
今年の春、兵庫県立美術館にて
堀 文子【一所不住・旅】展が開かれ、5万人を超える人が訪れた。
その案内には、「画業八十年、 堀文子の挑戦は終わらない」とある。
日本画家・堀 文子は、今年97歳を迎えた。
案内の看板絵は、この画家の代名詞的な、お馴染みのミジンコ。
画家は、住まいを変えながら、世界を旅しながら、そ
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私は、堀さんの次の言葉を、かみしめたい。
「もう死ななくて良い日がきたという。あの喜びはないですね。侵略なんですから。平和な人類を殺して歩いていた。戦争が終わってみると、みんな反対したっていうんですよ。その時黙っていた癖に。」
心から、戦争を反省している気持ちが、率直に語られている。反省しない国家は、確かに同じ過ちをする危険性が大きい。我々日本人だけでなく、世界の目はもっと厳しく見ているという感性が必要であるが、体制側に立つと、目が曇ってしまう。都合の悪いことは、忘れて、無いことにしてしまう。
確かに、あのNHKにしては、よくぞ放送したというような凄い内容ですね。
番組自体は見逃しましたが、再放送があるようなので、さっそく録画予約をしました(Eテレ次の土曜日の13時~14時)。
それにしても、いつも感心するのですが、孫崎先生はどのようにしてそうした情報を前もってキャッチし、またその内容を細大漏らさず、文字に落とし込んでおられるのでしょうか?
国家権力に逆らうには相当な勇気が必要とあります。
確かにそれで投獄されたりひどい場合は殺されたり
する時代がありました。
その場合は相当どころか、とんでもない勇気が必要です。
でも今の日本はそうじゃない。
情けない奴ではいたくないと思うだけで十分です。
そんなことすら相当難しいのですね。
今の日本人は。
わたしが大学を出て最初に就職したのは建設会社でした。
すぐに総選挙がありました。
あの頃の企業ぐるみ選挙のひどいことと言ったら...
新入社員は自民党候補の応援に総動員です。
選挙カーに乗って声を枯らして自民党の応援をさせられる
社員もいました。
当然、わたしは拒否しました。
自民党は大嫌いですから、と。
大きな会社でしたから全体でどうだったかは知りません。
ですが、わたしの目に入る範囲でそれをしたのはわたしだけです。
そうか、じゃ君は普通の仕事をやれ、と言われました
あっけないものです。
まったくそれとは関係ない理由でその会社はその後やめましたが、
その行動によってでは何の不利益も受けませんでした。
それどころか社内世論によれば、わたしの課ではわたしが
有力な出世No. 1候補だったそうです。
まあ社内世論など無責任なものですが。
あの頃学生は売り手市場でした。
自民党支持者など学生では少数派です。
自民党候補の応援が不本意だった新入社員はたくさんいたはずです。
でもそれを行動であらわしたのはほとんどいない。
再放送のナイス情報!PL紳士さんに感謝。
NHK会長に野蛮人が就任して以降、NHKの全てが野蛮に見えてきて私は相撲の実況以外は殆ど見なくなっています。そんな中、去る10月だったか、何気なく番組欄に目を通していたら「堀文子97歳云々」と書かれた”こころの時代”が私を惹きつけたのです。
私の既に故人となって久しい戦争未亡人の母親と同世代の堀文子さんの話に引きずり込まれ、涙が出て止まらなくなりました。家人から日頃「涙腺が無い」と冷笑されている私です。堀文子さんの話は母親が生前私にしてくれていた話に通ずるものばかりで、私の涙は明治・大正・昭和の動乱を生きた人間の凄味を改めて感じた結果なのです。
続く
>>5
続き
私は自分が尊敬する人物のリストを作っているのですが、早速、堀文子さんをそのリストに登録しました。
そして、12月12日(土)の番組欄に再放送されると書かれているのを旅から帰ってきて知った私は堀文子さんの番組を再放送させるという言わばレジスタンスがNHKの内部に生まれて来ていると直感したのです。NHKの内部に剛の者がいるんだという確信です。戦争反対で沖縄に続いてNHKが立ち上がればしめたものです。
一生懸命見逃した童画を探したんですけど見当たらず、代わりにこんなの見つけました。
日本画家・堀文子(95歳)の平和メッセージ
国民に相談もなく、十分な説明もせず瞬く間に特定秘密保護法を衆参両院とも通過させた現政権の独断を私は許しません。
無謀な戦争を企て、何百万の兵士と国民の命を奪い、全国の都市を焼き、歴史が残した貴重な文化遺産を灰燼に帰した第二次世界大戦の苦難。 ...
その過ちの末、私たちが得た平...和憲法は、日本人の血と命から生まれた世界史に残る戦争放棄の誓いでした。
日本が軍事行動を起こすため、政府は平和憲法を改正したいが、国民の同意を得るのは難しい。そのことを知った与党は、平和を装いながら特定秘密保護法をつくりました。
「国益のため」と本心を隠し、反逆者の名目で反対意見を抹殺するため、この法をつくったと思います。
平和を望む者を罪人にしてしまうかもしれないこの悪法は、かつての治安維持法そのものです。この法のために国民の反戦意見は抹殺され、戦争の地獄への道連れにされたのです。
堀文子(神奈川県大磯在住・95歳)
再放送があるなら是非見たいと思います。
皆さんごめんなさい。先ほどこの番組の再放送の予定があるようだとお伝えしましたが、どうやら間違いだったようです。
今週土曜日(12月19日)13~14時NHKEテレでに再放送されるのは、同じく「シリーズ私の戦後70年」ながら
堀文子さんのお話しではなく、「戦後教育から現代まで 人を育てることの本質に迫る」と題して、かって「山びこ学校」で知られた無着成恭さんのお話し、とあります。