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記事 34件
  • 国連報告者「特定秘密法で報道萎縮」、「テレビ放送、政府ではなく独立行政機関が監督すべし。放送法4条を廃止すべし」

    2016-04-20 08:45  
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    日本では今、報道の自由が安倍政権の圧力によって深刻に侵されている。

     この中、日本での表現の自由の状況を調査した国連人権理事会の特別報告者カリフォルニア大学教授のデービッド・ケイ氏が19日、記者会見を行なった。

     ここでは「日本の報道の独立性は重大な脅威に直面しているとの全体的な評価を行っただけではなくて、放送法や特定秘密保護法の改正を求めた。

     各報道機関の報道ぶりを紹介する。

    読売新聞に関してはネット版では9時現在報道を確認できない。

    報告では、特にテレビに関して、「放送事業者に政治的公平を求めた放送法4条の規定を根拠に、高市早苗総務相が放送局の電波停止に繰り返し言及した問題について“大いに懸念を抱いている。4条を廃止すべきだ”と述べ、日本は政府が放送免許を認可し、放送行政を監督していることに関し、政府ではなく独立行政機関が監督すべきだとの考えを示し深刻な問題提起をして

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  • 自衛隊はヘリを491機保有(輸送用270機)。何故日本政府は救援に米軍の助けを求めなければならないか、

    2016-04-19 07:14  
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    熊本地震は18日現在で死者42名、避難者11万人の甚大な被害を出した。

    ほぼすべての国民は、生存者の救出と、避難者の少しでも生活苦の解放と、早期の平常の生活を願っている。もし、この国民感情を自分達の政治目的に利用とするなら、それは悪辣な政権としか呼びようがない。しかし、それをやっているのが安倍政権だ。

    4月16日、日経新聞は「緊急事態条項“極めて重い課題”熊本地震で官房長官」の標題の下、「菅官房長官は記者会見で、熊本地震に関連し、大災害時などの対応を定める緊急事態条項を憲法改正で新設することについて“極めて重く大切な課題だ”と述べた。

    長谷部早稲田大学教授は「災害対策基本法や有事法制などが既にある。もし新たな制度も必要だと言うのなら、国会で法律を作ればよいだけの話」とし、「改憲の必要はない」と述べている。自民党は、緊急事態は災害対策のように述べているがそんなものではない

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  • #不思議なクニの憲法、監督 松井久子:私達一人一人が個として大切にされる自由な社会を守りたい。映画にメッセージあるとすれば、その一点の「希い」

    2016-04-18 07:22  
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    松井久子監督が映画「不思議なクニの憲法」を作った。彫刻家イサム・ノグチの母レオニー・ギルモアを描いた日米合作映画の「レオニー」が代表作である。彼女は女性を中心とした市民の資金を母体に映画を作ってきた。

    今日本は大変な曲がり角にある。何とか、日頃、憲法に関心のない人に憲法を伝えたいという思いから今回の映画が作られた。

    早稲田大学の試写会で、監督への質疑応答の時、「憲法の映画作るといったら離れていった人達いました」。そうでしょう。日本はいまそういう国だから。製作者側の案内(http://fushigina)。

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    憲法には「私はどう生きるべきか」が書いてある。

    この映画は、憲法論議が政治によって進められるのでなく、主権者である 私たち国民の間に広がることを願ってつくられたものです。

     国のかたちをきめる憲法に、

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  • 菅官房長官、熊本地震に関連し憲法に緊急事態条項新設を極めて大切な課題と指摘。災害には「災害対策基本法」があり体制整備済み。憲法に入れる必要さらさらない。

    2016-04-17 08:02  
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    1:4月16日、日経新聞は「緊急事態条項「極めて重い課題」 熊本地震で官房長官」の標題の下、 「菅義偉官房長官は15日の記者会見で、熊本地震に関連し、大災害時などの対応を定める緊急事態条項を憲法改正で新設することについて「極めて重く大切な課題だ」と述べた。「憲法改正は国民の理解と議論の深まりが極めて重要だ」とも語り、慎重に検討すべきだとの立場を示した。」と報じた。

    2:自民党の掲げる憲法改正の緊急事態条項で問題とみられる所を見てみたい。

    内閣総理大臣は、我が国に対する外部からの武力攻撃、内乱等による社会秩序の混乱、地震等による大規模な自然災害その他の法律で定める緊急事態において、特に必要があると認めるときは、法律の定めるところにより、閣議にかけて、緊急事態の宣言を発することができる。

    第98条(緊急事態の宣言)

    内閣総理大臣は、外部からの武力攻撃、内乱等による社会秩序の混乱、

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  • 菅官房長官、熊本地震に関連し憲法に緊急事態条項新設を極めて大切な課題と指摘。災害には「災害対策基本法」があり体制整備済み。憲法に入れる必要さらさらない。

    2016-04-17 08:00  
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    1:4月16日、日経新聞は「緊急事態条項「極めて重い課題」 熊本地震で官房長官」の標題の下、 「菅義偉官房長官は15日の記者会見で、熊本地震に関連し、大災害時などの対応を定める緊急事態条項を憲法改正で新設することについて「極めて重く大切な課題だ」と述べた。「憲法改正は国民の理解と議論の深まりが極めて重要だ」とも語り、慎重に検討すべきだとの立場を示した。」と報じた。

    2:自民党の掲げる憲法改正の緊急事態条項で問題とみられる所を見てみたい。

    内閣総理大臣は、我が国に対する外部からの武力攻撃、内乱等による社会秩序の混乱、地震等による大規模な自然災害その他の法律で定める緊急事態において、特に必要があると認めるときは、法律の定めるところにより、閣議にかけて、緊急事態の宣言を発することができる。

    第98条(緊急事態の宣言)

    内閣総理大臣は、外部からの武力攻撃、内乱等による社会秩序の混乱、

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  • 熊本地震であらためて、日本に原発を置くことの危険性を示す.今次地震は1580ガル。中越地震は2515.最大の地震予測し設計建築される川内原発は620ガル。あまりに危険

    2016-04-16 07:48  
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    1如何なる建造物も想定される地震に耐えることを考え設計し、建築される。

    2:原発においては基準地震動が設定されている。基準地震動とは原子力発電所の耐震設計において基準とする地震動。地質構造的見地から、施設周辺において発生する可能性がある最大の地震の揺れの強さのこと。単位はガル。

    3:今回の地震を見てみたい、14日夜の熊本地震の本震の揺れは、震度7を観測した熊本県益城ましき町で最大加速度1580ガル、最大速度92カインをそれぞれ記録、加速度は1995年の阪神大震災の891ガルを大きく上回ったことが防災科学技術研究所(茨城県つくば市)の地震波の解析でわかった(読売)

     ここで最大加速度1580ガルを記録したことを留意していただきたい、

    3:平成26年4月30日、九州電力作成の「川内原子力発電所1,2号機の新基準への適合性確認のための許可申請に係る補正書の提出について」をみ

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  • 田母神俊雄氏は如何なる罪を犯したのか。甘利氏との比較。片や逮捕。片や本人の事情聴収もなし。何かおかしくないか

    2016-04-15 06:00  
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    まず明確にしておきたいのは、政治的主張で私と田母神氏と対極にある。

     その上で考えてみたい。

    田母神氏の罪はなんであったのか。都知事選後、選挙運動の報酬でお金を配ったことにある。「選挙管理委員会に届け出た運動員や事務員以外に、選挙運動の報酬を支払うことを禁ずる」これに違反した。逆に言えば、届け出がしっかりされていたら、罪にならない事件である。

    他方、甘利氏のケースはどうか。甘利氏側の政治的圧力で本来支払われるべきでない巨額の金が業者に支払われた。そして見かえりとしてお金を受け取った。賄賂である。

    どちらの罪が重いか。小学生に聞いてみるがいい。後者だろう。明明白白だ。

    ではどうなったか。田母神氏は逮捕である。甘利氏はまだ事情聴収もされていない。どこかおかしいと思わないか。

    A:事実関係

    2014年2月の東京都知事選で落選した後に運動員らに現金を配ったとして、東京地検特捜部

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  • TPP,自民見送りの方向。米国大統領候補反対の中で米国批准本年なし、来年もヒラリーも現在案駄目と発言。すぐには手付けられない

    2016-04-14 07:22  
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    そもそも、現段階で日本が、TPPを今国会で批准しようとする試みが間違っている。

     米国の政治動向を見るに、現在案を米国議会が批准することはない。

     まず、共和党のトランプ氏、民主党の二番手サンダースはTPP反対を強く出している。

     ヒラリー・クリントンも、現在のTPPには反対と述べている。

     こうした状況下、本年中の批准はない。

     ヒラリーは基本的にTPP支持である。しかし、現在の案は不十分と言っている以上、仮に大統領になっても、そのまま批准を求めることはない。かつ、民主党議員は大多数が反対である。したがって、大統領就任直後、如何に内心推進したいと思っても党内の大多数が反対する案件は進められない。

     したがって現在案は死んだも同然である。

     それを批准しようとした政府が間違っていた。

    A:事実関係

     13日読売「TPP法案成立見送り、自民の国対委員

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  • 甘利氏、見放されたか。読売新聞社説ですら厳しい見方。世論の動向が反映。

    2016-04-13 08:16  
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    特捜部勤務もある元検事、郷原氏は「賄賂系は、公務の廉潔性を損なう犯罪行為で、悪質極まりない。甘利氏のあっせん利得処罰法違反は“ど真ん中のストライク”に近い事案」と言われたが、検察は即動かず、「検察の動きに“検察は、政権側が政治的影響があるから捜査してほしくない”と考えているのではないか」との懸念を表明した。

    検察の捜査が始まっても、官邸は政治的配慮で圧力をかけることが懸念された。自民党筋として、TPPへの影響、今後の選挙への影響への懸念が報道された。

    しかし、政権の見解を代弁するとみられている読売新聞が12日「甘利氏資金疑惑 捜査で口利きの有無解明を」と題する厳しい社説を掲げた。

    今後、どう展開するかはわからないが、少なくとも世論に配慮し、厳しい姿勢をとるポーズの必要性があるところまできた。

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    ・不透明な資金提供や口

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  • 松井久子監督が新しい映画、「不思議なクニの憲法」。5月21日渋谷シネパレスにて上映開始、長谷部恭男教授も船田元議員も出る。アレと思う。

    2016-04-12 07:34  
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    松井久子監督の代表作は、私は『レオニー』だと思う。彫刻家イサム・ノグチを育てた母レオニー・ギルモアの物語。

    「レオニー・ギルモアは、野口米次郎と出会う。レオニーはヨネを愛し妊娠するが、ヨネは一方的に日本へ帰国し、彼女を置き去りにしてしまう。残されたレオニーは人目を避け、未婚のまま混血の男の子をカリフォルニアで出産(この当時、米国の多くの州で、白人女性が有色人種との結婚は禁じられていた)。子供の将来を想うレオニーは、ヨネからの誘いもあり、母の反対を押し切って日本行きを決意する。明治後期の東京に2人を出迎えたヨネは、息子を「イサム」と名付け、人種差別が激化する困難な時代を生き抜いていく。そんな中、ヨネに正式な日本人の妻がいることを知り、母の死を知らせる手紙も届き、異国での生活はますます過酷で孤独なものとなっていた。レオニーのお腹には新たな命が宿り、女の子を無事に出産したレオニーは「ア

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