A:事実関係
1:基本的流れ23日東京新聞「トランプ氏指名受諾演説 駐留米軍の費用要求
共和党大会は二十一日、大統領候補に指名されたドナルド・トランプ氏(70)が指名受諾演説を行って閉幕。日本など同盟国には駐留米軍の防衛費負担を要求。
演説でトランプ氏は、駐留米軍の必要経費が大きいとして「米国が防衛する国々に相応の負担を払うよう求める」と主張。メキシコとの国境に壁を建設するとも強調し、イスラム教国家を念頭に「テロが広がっている国から移民の入国をすぐに停止する」と打ち出し。外交防衛や貿易政策は米国の利益を最優先することで「米国を再び偉大にする」と訴え。
環太平洋連携協定(TPP)については「米国の労働者を傷つけ、自由と独立を損なう貿易協定には決して署名しない」と脱退を明言。北米自由貿易協定(NAFTA)など他の通商協定も、米国の要求が通らなければ脱退するとした。
2:演説骨
コメント
コメントを書く共和党から大統領候補として正式に指名されたトランプ氏に祝辞を申し上げる。
ついては、大統領に就任する前に、米軍が「防衛している諸国」からどんなに感謝されているかを、自身の目で確認するべきではないだろうか。
米軍基地の集中する沖縄では、数万人のおじいやおばあの大歓迎を受けるに違いない。
その群衆の前で、「負担金を増額しないと、米軍を撤退させる」と発言してほしい。
大群衆から、拍手喝采を受けるだろう。
憲法で不戦を誓いながら、自衛隊を持ち、日米同盟安保条約で、米軍基地によって,対ロシア,対中国の戦陣を張っている。
日本は二重帳簿国家である。日本人は不思議なことと思わないが、こんな国家はほかに見当たらない。逆説的に言えば、日本という国は、憲法で平和を唱えながら、米国が右と言えば右に行く、左と言えば左に行く、主体性のない国家であり、ご都合主義国家であり、トランプ氏は手を焼くに違いない。日本を米国の同盟国から外すことは、日本が今まで米国から受けていた呪縛から逃れられることであり、我々日本人は、大歓迎すべきであり、トランプ氏を応援したくなる。米国一国主義の中で、そうはいかないのが日本であり、多分お金で済むことであればということで、お金を出すのでしょう。
この地球が内包する最大のリスクはネオコン・シオニズムという狂信的カルトが暴走してロシア、中国、ウンマと称される回教共同体を殲滅する過程で発生する核使用に依る大戦争が勃発することです。そのリスクを大きく軽減するベクトルを持つものとしてトランプの発言は高く評価すべきだと私は考えているわけです。
私が期待したサンダースは残念ながらヒラリーの好戦性に釘をさすことをしませんでした。しかし、サンダースの社会主義が米国民により一定のアクセプタンスを得たことは事実であり、トランプの発言が大きく受け入れられている事実は米国民がニューヨーク・タイムス始めテレビ等がジャーナリズムの正当の魂を失っていることを既に知っていて騙されなくなっていることを裏付けていると私は思っています。頼もしい限りです。
そういう米国の傾向を先取りしてのことか、トルコのエルドアンが親ロ路線に切り替え始めているようだし、イスラエルのネタニアフは先月プーチンに会っていると報道されているし、サウジも閣僚をロシアに派遣したらしい。世界が平和に向けて一歩一歩前進しているようで、結構な話だと思います。
ここで気になるのは、第二次大戦で最後まで頑張ったのは日本だけだし、そのDNAが働き、今度も追い込まれ始めたネオコン・シオニストとつるんで最後まで東アジアで暴れるのではないかと私は心配してます。
今、クリントンとトランプの択一をするとすれば、私はトランプを押す。少なくともクリントンよりもトランプが、核のボタンに手をかけるのが遅い気がするから。トルコやバルト3国・EU・英等の動き、南スーダン等アフリカの動き、南沙諸島・
北朝鮮等アジアの動き、イラク・シリア・サウジ等中東の動き、世界中の血なまぐさいところに必ず米国がいる。その中枢を米ネオコンが握っている。その長年の「隠れた代理人」がヒラリー・クリントン。彼女が大統領になったら、第三次世界大戦の可能性が一気に高まる、と言われている。トンチンカンでも、まだ「アメリカモンロー主義」のトランプがましだ。彼は、『アメリカの財政赤字が19兆ドル、これをなんとかしなければ』と、まだ事業家感覚のまともさが感じられる。悪魔に魅入られたネオコンやシオニスト、カネ亡者とは少し違う感じがする。
>>4
同感です。
2年前、とある有名な雑誌に多極化を予言する論文が出た。BIIA設立、Brexitが多極化をうらづける進行となり、トランプがNATOを「時代遅れ」と言っているが、これはEUの自立を後押しする効果をもつ。トランプは、経費を要求するかたちをとりつつ、多極化をうながす態度をとっている。ものすごい変化。日本の国の形もかわる。