日本の政治が今ここまで劣化した責任は大手マスコミにある。
日本の多くの国民は「メディアは中立的だ」という思い込みを持っているが、今の日本の大手マスコミの権力への迎合は酷い。
この中、「月刊日本7月号」は青木理著「新聞・テレビは権力に魂を売った、政権のポチになった記者たち」を掲載しているところ、迎合の酷さを鮮明に書いているので、主要点を紹介する。
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・さる5月15日安倍首相は集団的自衛権の記者会見をした。
・それからわずか2時間後の午後8時過ぎ、安倍首相は西新橋の高級寿司屋に移動、首相を囲んでの酒席を共にしたのは大手メディアの編集幹部。次の面々だったらしい。
朝日・曾我豪編集委員、読売・織田尚論説委員長、毎日・山田孝男編集委員、時事史郎解説委員、NHK/島田俊男解説委員、日本テレビ・粕谷賢之報道局長、
・懐に飛び込まなければ情
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国の予算の半分は、借金で成り立っており、バラマキにバラマキを各方面に行っている。バラマキの恩恵に預からない人を探すのに苦労する。国民も恩恵に預かっているのであるが、どこかでみんなで負担しなければならない。マスコミはさらに一般社会から見ればかなり高給取りであるが、医者のようにやり玉にあがらないから、国民から批判されることがない。一番恐れるのは、情報を握っている官僚と政治家である。政教分離問題で一気に腰砕けした公明党と同じである。政権党に癒着しないと権益が確保できないばかりでなく、組織が大きなダメージを受けかねないのです。己の生活が大切であるが少し社会的な責任感が出てこないのであろうか。今の子供に費やしている教育費は並大抵なものではない。「寄らば大樹の影」悪くなったらその時に考えようということであろうか。今を大切に生きようということでしょう。何か痛ましいというかわびしい気がします。
このような連中によいしょされ出来上がる統帥権なき「にわか総統」は米国好戦派に日本の栄えある専守防衛隊を譲渡し国民の為に何を得ようとするんでしょう。A piece of rockなんでしょうか。さっぱり分かりませんね。ひょっとすると好戦派に振り出していた融通手形を破棄してもらうことだけなんかも知れませんね。
それにしても、中国に対する悪口キャンペーンは国民に効き目があった。日本人のほとんどが中国嫌いになったもの。その労をねぎらう意味もあるんだろうね。
それから、昨日インタネットに良い記事が出てました。「サッカー媒体が堕落してるからこの体たらく、、、、。」
私は即座にツイッターしました。「記事のザックジャパンを安倍内閣に代えれば、もっといい記事になる」と。
マスコミが国民の見方なのか権力の犬なのかわかりませんが、良心的なマスコミもいるでしょうね。大きなシステムが間違った方向に進んでいると感じる時は、たとえ自信がなくとも自分の頭で考え自分の価値観で判断することが肝要かと思います。あるいは本当に信用できる誰かを見つけるか。一番悪いのは何となくそこにある世の中の論理に呑み込まれること。一見安全のようで人生棒に振るかもしれない。どちらが最悪の結果に陥るかは、多分議論の分かれるところでしょうね。でも中心を自分においていれば少なくとも後悔はないはずです。でも幸せになれたければ「本当に信頼できる誰か」を見つけられるといいでしょうね。