A:事実関係
1:ロイター
「パリの新聞社銃乱射で12人死亡、警察は仏国籍3人の行方追う」
パリ中心部の風刺週刊紙「シャルリエブド」本社で7日午前、覆面をした複数の人物が押し入り銃を乱射、同紙の編集長を含む少なくとも12人を殺害した。
銃を乱射した人物らは現在も逃走中。警察および政府筋によると、警察はパリ周辺に住む兄弟と仏北東部ランス出身の男計3人の行方を追っている。3人全員がフランス国籍で、うち1人は過去にテロ関連の容疑で裁判にかけられたことがあるという。
シャルリエブドはイスラム教の預言者ムハンマドを題材にした風刺画などを掲載したことがあり、死亡が確認された12人のうち10人が同紙の社員。編集長のステファン・シャルボニエ氏も死亡した。死亡者のうち他の2人は警察官。
この他11人が負傷、うち4人が重体となっている。
今のところ犯行声明は出されていない。ただ、現場近
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神への冒涜と表現の自由、イスラム国への攻撃の是非についての孫崎先生のご指摘に賛同します。
過激派のテロが100%予想されるにも拘わらず西欧の週刊誌等が懲りずに時に応じて神への冒涜と思われても仕方ないものを掲載するという傾向の存在を私は理解できません。敢えて掲載しようとする編集人の意思の裏に隠された何かがあるのじゃないかとかんぐりたくなって仕方ありません。
新聞社に乱入して銃を乱射し、多数の死傷者を出す行為は、断じて許されないことだ。しかし、自分の信仰とは異なる宗教の指導者や予言者を冒涜する行為は許され、表現の自由として擁護されるのだろうか。
これは、先頃の金正恩を暗殺する娯楽映画と、サイバー攻撃の事件と同じ構造だと思う。
米国もフランスも、自分たちの行為に対する反省は全くなく、根拠もなく犯人を断定して、反撃をする。9.11事件以後、欧米の常套手段になったようだ。しかも、アフガンでもイラクでも、作戦が失敗したにも関わらず、反省はしていない。
国連の安保理理事国がこんな状態で、この先、世界はどうなるのだろう。
金融なるソフトパワーで、①人種、②移民問題、③経済格差を拡大させられ、兵器なるハードパワーで、抑圧殺戮しようとされ、生きる基盤である信仰する宗教を冒涜されて、怒りを爆発させない人を探す方が難しいでしょう。様々な人種が、様々な宗教を持ち、様々な生き方をすることは認められるべきでしょう。米国流が一番であり、その生き方でなければ排除するというのは、人間の見方考え方でなく、お金に毒された人間としての感情を失った「イエス、ノー」で動かされるロボットに近いといえるのではないか。競争に毒された欧米は正常な人間としての心を取り戻すべきでしょう。
普通に犯人が悪い。イスラム教を冒涜したくらいで殺人などあり得ない。そういう狂信集団にお金を出す無宗教という宗教集団がいる。
普通に考えて人は侮辱されたら怒る。誰だって、表現の自由が有るからと言われて黙ってニコニコしてるのは辛い事だ。イスラム教徒が自分達の信じる神聖な信仰の対象を冒涜・侮辱され笑いものにされたら、ちょっと想像してごらんよ。今回ツイート上で預言者の風刺画の上に「フランスでテロは起きてない」と言うタイトルが出た直後だそうだ。ま、急進的イスラム教徒や過激派は確かに悪いが。m.mさんの言う様に「米国もフランスも、自分たちの行為に対する反省は全くなく」ただ大声で相手の非を詰り全世界に同調を求める、オバマ大統領も、安倍首相も勿論付和雷同する。惨殺された編集者や作家達にはNYでの3.11テロの犠牲者に対すると同様お悔やみする、しかしいくらお悔やみしても命は戻らない。それは結果だ。結果をもたらす原因を止めない限り、いくらイスラム国を攻撃しても過激派を掃討は出来ず、逆に対立を深める。