イスラエルはアラブ軍を倒すことはできるが、アラブ人の抵抗には勝てない‘(テヘランタイムズ)元イラン外務大臣モハマド・ジャヴァド・ザリーフ(2013年– 2021年)は、イスラエルがガザで継続している致命的な作戦は悲惨ではあるものの、まったく(イスラエルにとり)不毛な行為であると強調した。
同氏は、不敗神話を取り戻そうとする(イスラエル)政権の試みは、この地域のどこにおいても抵抗勢力を倒すことができないため、失敗する運命にあると強調した。
Q:イスラエルがガザへの虐殺攻撃を開始した後、二国家解決策が再び認識され始めた。特にワシントンはこの考えを何度も再検討している。過去数十年間実現できなかったことを考慮すると、二国家解決策が答えだと思いますか?
A: 二国家解決の実現に対する最大の障害は、これまでもこれからもイスラエルだと思います。ネタニヤフ首相とイスラエルの右翼強硬派政治家はより困難だが、それは
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イスラムの世界は、サウジを中心とするアラブ世界とイランを中心とするペルシャ世界に区分できる。
アラブ世界はUAE等石油産出富裕国とシリア、パレスティナなど貧困国にに区分され、そこにイスラエルとイランの存在がアラブ世界を複雑な勢力争いを助長している。
アラブの石油産出富裕国は、資本主義系であり、米国・西欧に親近感があり、アラブの貧困国はイランの影響をあらゆる面で受けている。
このような中で、「対中対サウジ関係は不透明」とイラン元外相は現実問題を喝破している。
アラブの富裕国は「イラン対策として兵力面で米国の全面的協力を確保したい」というのが本音なのでしょう。このような思惑が渦巻く中でイスラエル・パレスティナ戦争が起きており、先進国から場所を変えた「資本主義と共産主義」の終わりのない戦争であることを回避できない。
元外務大臣ですからその観察は鋭いですね。そのお話から次のように感想しました。
米国はウクライナを使用してロシアのナショナリズムに火をつけ西欧を去勢することにまんまと成功し、ウクライナの国家をずたずたに破壊したのです。次にイスラエルを使用しアラブの人種主義に火をつけイスラエルの国家破壊に手を付けたのです。ガザ・ジェノサイドはアラブ人種は絶対に許してくれません。米国は只今日本のB層を煽り中国のナショナリズムに火をつけ始めました。間違いなくその結果は日本崩壊です。
米国は何故かかる愚策をなすか?いやいやちゃんと理由があるんです。
米国にとって最大の課題はドル基軸通貨廃位なんです。米国にとって欧州、イスラエル、日本の崩壊が廃位の代償となるのです。世界の全てが納得するのです。
その可能性は限りなく高い。米国はやはり自分のことしか考えてません。スピノザは人間は自分のことしか考えないと言いましたが、国家の米国は個人と同じ次元で考えてこれまでやって成功して来ましたから、何のひっかかりもなくずるく立ち舞えるのです。
>>1
共産主義はこの世界ではもうなくなってます。中国はポストマルクス主義を目指してます。恐らく孔孟カントに基づく礼の国家を目指すでしょう。米国とも仲良くしたいが米国が嫌がって困ったものなのです。
RT 2 Apr, 2024
テヘラン、暗殺された将軍たちの復讐を誓う
https://www.rt.com/news/595261-iran-retaliate-against-israel/
イラン、今次シリア空爆で米国とイスラエルに「対抗措置」-
イランは、シリアでの空爆でテヘランの上級司令官グループが殺害されたことを受け、イスラエルと米国に報復することを誓った。
イスラム革命防衛隊(IRGC)は、月曜日にダマスカスにあるイラン領事館への空爆で、モハマド・レザ・ザヘディ准将とモハマド・ハディ・ハジ・ラヒミ准将を含む7人の将校が死亡したことを確認した。ザヘディはクッズフォース(海外での作戦を任務とするIRGC部隊)の上級司令官で、ラヒミはその副官であった。
シリアとイランの当局者は、この攻撃についてイスラエルを非難している。「イラン・イスラム共和国は、対抗措置をとる権利を留保しつつ、どう対応するか、侵略者をどう罰するかを決定する」と、外務省のナセル・カナーニ報道官は、通信社IRNAの引用した声明の中で述べた。
ホセイン・アミール=アブドラヒアン外相はX(旧ツイッター)で、イスラエルの緊密な同盟国である米国は「責任を負わなければならない」と警告した。
イスラエルはこの攻撃についてコメントしていない。イスラエル政府はシリアでの空爆を公に認めることは殆どなく、ダマスカスは自国の主権侵害だと繰り返し非難している。
イスラエル政府は、パレスチナ過激派組織ハマスとの進行中の戦争の引き金となった10月7日のイスラエル国民に対する致命的な攻撃を首謀したとしてイランを非難している。先月、イスラエル国防軍(IDF)はレバノンにいるイラン関連武装勢力とされる人々を攻撃した。
テヘランは、ハマスや他のパレスチナ・グループへの支援を継続することを約束したが、ハマスは自らイスラエル領内への侵攻を決めたと主張した。
ウィキに次が出ていた-
<17歳のとき、ザリーフはアメリカ合衆国に渡り...それからサンフランシスコ州立大学に進み...その後もデンバー大学ジョゼフ・コーベル国際研究大学院で学業を続け、1984年に国際関係論で2つ目の修士号を、1988年に国際法・政策論で博士号をそれぞれ取得した...ザリーフの論文の主査を担当したロム・ロウは、ザリーフについて「私がこれまで教えてきた生徒のなかでも、最高の部類に入る」と述べている。ザリーフを教え、同じくその論文の審査を行ったベッド・ナンダも「(彼は)教室のなかでは優秀な学生だった。私は、彼が母国の暮らしに重要な役割を果たすだろうと思った」と回想している。>
ザリーフ氏は目下64才だが、差し詰め「イランの孫崎享」でないか。
> 西側諸国は、表現の自由や言論の自由を支持すると主張し続けながら、さまざまな手段を行使して表現の自由や言論の自由を制限している。
オマエの物はオレの物、オレの物はオレの物―西側は この非対称、不公平を何事に依らず延々続けているということだ。
> なぜなら、彼らは自分たちが宇宙の中心であり、そうしなければならないと信じているからです。
世界で支配的な通貨は?―米ドル! 支配的な言語は?―英語! 等々、「彼ら」が驕りに驕り、鼻が天に届くほど天狗になってしまうだけの理由はあるのだろう。だが、「彼ら」が「祇園精舎の鐘の声」を聞かされる日もそう遠くはなさそうだ。