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記事 22件
  • 「色と欲にまみれたアラ還女に気をつけろ!」小林よしのりライジング Vol.221

    2017-04-26 16:20  
    150pt

     62歳の女詐欺師・ 山辺節子(名前をうんこ色にする) が逃亡先のタイから送還され、逮捕された。
     山辺は東芝、ソニーなど大企業の名前を挙げて「大企業が資金繰りに困った際、銀行から融資を受ける前のつなぎとして融資する『シャドーバンキング』に出資しないか」「元本を保証した上で出資額の25%を配当する」などと持ち掛け、「つなぎ融資の女王」と称していた。
     被害は少なくとも70人から7億円以上、10数億に上るとの見方もある。
     だが事件そっちのけで注目を浴びたのは、TVに映った 山辺 の若作りファッションだ。
     タイで入管当局に身柄を拘束された際の 山辺 の服装は、肩を露出させた白いオフショルダーのブラウスに、太もも露出のショートパンツ! そして髪は80年代の「聖子ちゃんカット」にリボンのついたカチューシャ。
     まつ毛盛りメイク。ピンクのネイル。でも顔はしっかり62歳。首元の筋も、露出させた腕にも皮膚のたるみは誤魔化せない。
     ところがショートパンツから出ている足だけが60過ぎにしては誤魔化せている。そこが腹が立つ。指原莉乃に似た腹立たしさがある。
     顔だけはアップになればなるほど婆さんの顔!多分、実際に近づいてみたら吐き気がするだろう。
      あまりにもおぞましい。これならまだ 林家パー子 の方が見やすい!
     もちろんネット内は騒然で、「痛すぎる」「破壊力すごすぎ」「ごはん時に映すな」等、反響轟々という状態のようだ。
      山辺節子 62歳は38歳だと自称して、31歳年下のタイ人男性と交際していたという。
     それについて「38歳はサバ読み過ぎだが、若くは見える」だの「タイ人には、日本人が若く見えるのかな?」だのと言ってる人もいるが、超若作りに騙される男もいるのだろう。接近して顔を見たら絶対に無理のはずだ。
      山辺 は交際相手のタイ人男性に一軒家を購入し、金を貢いでいたのだ。男は、金目当てだったに決まっている! 金のためなら、婆さんでも抱ける男はいるものなのだ。
     もしあれで30代後半か40代だと本気で思っていたのだとしたら、タイ人の眼球を疑わざるを得ない。
      山辺 は日本国内でもホストクラブ通いをしていて、1回に100万円の飲食代と100万円のチップを払っており、ホストには200万円の高級時計をプレゼントしていたという。
     また、故郷の熊本には1億円の豪邸を建て、高級そうな家具や調度品を置き、ガレージにはベンツやジャガーといった高級車を入れていた。お手伝いさんは2人いて、手入れが行き届いた庭でパーティーやバイオリンの演奏会を開催し、セレブ感を漂わせていた。
     おそらく、集めた金はほとんど残っていないだろう。
      山辺節子 はあまりにもキャラが濃いから、相当特殊な人間かと思っていたら、実はそうとも言い切れないという恐ろしい話が聞こえてきた。
  • 「トカゲ本体から目を反らすな! 籠池証人喚問が暴くもの」小林よしのりライジング Vol.217

    2017-03-21 17:50  
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     私はだまされているのだろうか? 籠池のおっちゃんを追い過ぎるあまり、だんだんあの顔に見慣れてきてしまい、問題発覚当初からの急速な面持ちの変わりように、籠池氏が受けている袋叩きの苛烈さと、その中での心境の変化が妙にリアルさを伴って感じられるようになってしまった。おまけに、報道陣に囲まれて自宅を出入りする姿を見ると、常に命の危険に晒されているようにも感じてハラハラする。
     その上、安倍首相の提灯ジャーナリスト・田崎史郎氏がどんどん籠池ファミリーを叩くので、しまいに「いやいや、確かに図々しいし、厚かましいし、独善的やし、在日差別するイヤ~なおっちゃんおばちゃんやけど、そこまで頭の回転する極悪人とはちゃうと思うで?」と言いたくなる境地に至ってしまった。
     確かにあのおっちゃんは、あかんおっちゃんや。あのおばちゃんも、あかんおばちゃんや。そしてあの息子は、だいぶやばい息子や。でも、あのファミリーだけを「悪の根源」と断じる方向に突き進んでしまうと、その悪を支えた「巨悪」「本当の悪の根源」から目をそらされてしまうのではないか?
    ◆「安倍首相から寄付金100万円」証言
     3月16日、籠池泰典理事長は、森友学園の小学校建設費について、安倍首相からの寄付金があったと主張した。
    「我々がこの学園を作り上げようとしたのは、 みなさんのご意思 があってこそだと思っています。そのご意思の中には、誠に恐縮ですが、 安倍内閣総理大臣の寄付金が入っている ことを伝達します」
     籠池氏の『みなさんのご意思』という言葉からは、小学校建設に賛同して寄付金を入れた多くの自称保守界隈の人間の姿、そして、園児らによる教育勅語朗誦を見て感心感激し、熱心に講演を行ってきた人間……百田尚樹、曽野綾子、櫻井よしこ、竹田恒泰、渡辺昇一、田母神俊雄らの顔が次々と浮かんでくるようだった。

    塚本幼稚園教育講演会の記録。あのボスも、あの魔王も! 自称保守キャラクター、オールスターそろい踏み!
    参照:http://www.tukamotoyouchien.ed.jp/lecture/
     そして、『安倍内閣総理大臣からの寄付金』――この言葉の衝撃力は凄まじかった。
     籠池氏によると、2015年9月5日、塚本幼稚園にて行われた安倍昭恵夫人名誉校長就任講演の際、昭恵夫人から「どうぞこれをお使いください」といって、現金100万円が手渡されたという。記名はなく、「どなたからですか」と聞くと、 「主人(安倍晋三)からです」 。領収書については「いや、まあ、それは結構です」と断ったという。
     籠池氏の長女・町浪氏は、この時の様子について 「塚本幼稚園三階の和室『玉座の間』で、安倍昭恵夫人と籠池理事長、時間帯によっては、副園長の籠池婦人が加わった3人で懇談が行われており、その場において、封筒に入った100万円を手渡された」 とした。
    籠池町浪氏(塚本幼稚園教頭)の証言要約
     2015年9月5日の安倍昭恵夫人名誉校長就任講演会の日、塚本幼稚園3階の和室「玉座の間」(!)で、籠池理事長と安倍昭恵夫人が2人きりで、時間帯によっては、そこに籠池諄子副園長が加わった3人で懇談をしていた。
     懇談を追えて和室から出てきた諄子副園長が、現金100万円を示しながら、町浪氏に対して、 「小学校を建てるにあたって、安倍晋三さんからいただいたよ」 ということを言った。100万円は封筒に入っていた。その日は土曜日で、郵便局がしまっており、すぐに入金できないため、その時は(大金を持っているのが)怖いので、いったん金庫に入れた。
     現金受け渡しの場面は自分は見ていないが、安倍昭恵夫人から籠池理事長に手渡され、それを、処理するために諄子副園長の手に渡り、そして、金庫に入った。
     その後、諄子副園長が、安倍晋三小学校寄付金払込票(↓)の

    (↑)左側のご依頼人欄に「森友学園」と記入した。右側の受領証の部分は、空欄だった。
     週明け、9月7日月曜日に、幼稚園の職員が、空欄にされていた右側に「安倍晋三」と記入して、もらった現金100万円とともに、この払込票を持って、淀川新北野郵便局の寄付金口座へ振り込みに行った。

     しかし、郵便局では左側の払込票と、右側の受領証の名義が違うので受け付けられないと言われて、その場で、修正テープを使って「安倍晋三」と書いたものを消し、「匿名」と書き換えた。だが、それもだめだと言われた。
     そこで、幼稚園職員が、携帯電話で塚本幼稚園の事務室に連絡した。連絡を受けた事務室の職員が顧問会計士に連絡をとって相談し、受領証の名義もそろえて「森友学園」にするほうがよいということになった。その旨を、郵便局にいる職員へ連絡し、「匿名」と書いたものをさらに修正テープで「(学)森友学園」に変更した。修正部分に淀川新北野郵便局長の修正印が押され、100万円が寄付口座に入金された。

    受領証の名義欄。修正テープの下には「安倍晋三」⇒「匿名」という文字が隠れている
     本来なら、寄付を受けた際は、寄付者名簿に名前を記入するようにしている(安倍晋三小学校の寄附者銘板に名前を刻印して顕彰するという約束もしている)。
     しかし、安倍晋三首相からの100万円に関しては、籠池理事長夫妻が、 「これは名前を伏せてほしいというご意向があった」 と、職員らに指示した。そのため、教頭である自分も、その後の処理を行う職員に対して「そういうことでお願いね」と指示した。
     結果、官庁に提出されている寄付金名簿では「安倍晋三」の名は伏せられ、この時の100万円は、「森友学園」によるものと記載されている。ただし、寄付金口座への入金については、学園側の記録のために「安倍晋三」の名義にしようとした。しかし、それは事務処理上叶わなかった。
     残された払込票は、「安倍晋三からの寄付」という証明はできない。しかし、籠池氏側の証言を裏付ける証拠ではある。修正テープには郵便局長の修正印が押されているのだから、この話を裏付ける取材も可能ということだろう。
  • 「官邸の“籠池潰し”で幕引きさせるな!」小林よしのりライジング Vol.216

    2017-03-14 20:30  
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     私は“日教組の牙城”と言われる三重県出身だけれど、通っていたのは国立の学校で、体育館の正面には日の丸が掲揚されており、入学式や卒業式などの式典では当たり前のように『君が代』の斉唱もあった。壇上にあがった校長先生が、まず日の丸に一礼してから演台に立ち、生徒に向き直るという一連の動作も見ているから、あれは自然な「礼儀」のひとつだと受け入れていた。
     しかし、在特会やネトウヨの姿を見てきて、そして今回、この会見を目撃して、やはりこう思うに至った。 「日の丸掲げて主張する奴って、やっぱりおかしいわ……」 。

    ◆これが、安倍晋三首相の強固な支持者の姿だ!
     3月10日夕方、森友学園の運営する塚本幼稚園で記者会見が開かれ、キー局ほぼ全社が生中継して待つなか、籠池泰典理事長がカメラの前に登場し、まずは壁に掲げた日の丸に一礼、着席した。
     マイクを握った籠池理事長がぶっちぎりで話しはじめたのは、問題の土地で建設中の小学校開校認可取り下げの報告と、自身の理事長退任、それからマスコミや大阪府に対する恨みつらみの言葉の数々だった。
     記者の質問に対しては、煙にまいて答えないか、一方的な主張を繰り返すか、 「カネと言うな、“お金”と言いなさい! あなたちょっと悪いんじゃないのお!? 眼鏡かけてるけど!」 などと笑いを誘っているとしか思えないキレ方をするばかり。暴露された数々の証拠物件についても「そもそも暴露したのは誰なんだ?」と、強引にピントをずらしていく。
     その上で、小学校建設については、今後も 「あきらめない」「開校の延期」 と、再チャレンジの可能性があることを平然と語った。
      資金集めにさんざん苦慮して、鴻池議員にコンニャクアタックしてまで粘り強く値切ってきた人が、これから何億もの負債を背負うことになるのに、まだ「開校延期」と堂々と言えるその根拠はどこから来ているのか――?
    ●森友学園の愛国教育の結晶 “ネトウヨの現人神” 
     なかでも強力だったのは、会見に同席した 長男の籠池佳茂氏 だった。たびたび質疑応答に割り込んで、記者の質問を妨害しながら強引に発言する様子には、唖然とさせられた。
    「新左翼と共産党と朝日新聞が連動して事態が勃発したんですよ」
    「鴻池事務所の陳情記録が共産党から出てきた。自民党から共産党へ流れたというこのルートもおかしい。なんでそんなズブズブなん?」
    「都構想の時もそうやったでしょ! 自民党、共産党とかの街宣に一緒に乗ったでしょ!」
    「いま質問されたのはどなた? 朝日? 朝日はもういい!」
    「産経さんはおられないんですか!? 産経さんは!!」
     うわあ、すご~い! ネットで見たことあるやつやぁ。
     思わずテンションが上がってしまうほどの、完全なるネトウヨだった。ネット上でしか見たことのないセリフを、まったく正確にコピペして、テレビのなかでよどみなく堂々としゃべっている人がそこにいて、ああ、ネトウヨってやっぱり未確認生命体じゃなく、こうして実在するんだなと妙な感慨を得た。
     お国のために使命感を持って、特攻隊のような気持ちで素晴らしい小学校を作ろうとしている俺たちを妨害するのは、やはり反日勢力・朝日の陰謀なんだ! すべて朝日のせい! 朝日は嘘を書くダメな新聞だ! 慰安婦問題を思い出せ! 売国朝日を排除しろ! 産経よ、勇ましく立ち上がって俺たちを称えてくれ!
    ……これで約140文字だが、だいたい、主張の要点はこのぐらいのものだ。
     同時に、籠池理事長の教育方針のもと育った子供は、やっぱりこうなってしまうんだな、とも思った。森友学園式教育の結晶、それが、ほとんどネトウヨの現人神としか思えない、籠池佳茂氏の姿なのだった。
     籠池理事長と、この長男佳茂氏の「反日朝日陰謀観」はあまりに強大で、朝日新聞や朝日放送の記者が質問しようとすると、ふたりがかりで「朝日さん? 朝日はだめ!」「朝日は、いいの。朝日は嘘を書く!」「朝日放送もだめ」「朝日は、だめなの!」と畳みかけて話にならなかった。しまいに、苛立った記者から、
    「産経新聞が聞こう! 産経が聞け! 産経が聞け! 産経、聞けっ!!」
    と怒声があがったのには思わず笑ってしまった。
    ●“森友学園の暴力装置”籠池諄子副園長
     この時に、記者会見場の脇からじっと籠池親子の姿を見つめ、時に激しくうなづき、時に顔をゆがめて感情をあらわにしていた人物がいる。
  • 「森友学園問題2~安倍首相の言い訳を否定した鴻池会見と、疑惑の3日間」小林よしのりライジング Vol.215

    2017-03-07 18:30  
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      森友学園疑獄 の新情報は、報道番組のトップニュースとして扱われる事態になり、ついにお昼の主婦・シニア層向け番組でも連日解説されるようになった。教育勅語を暗唱させられたり、軍歌を歌わされたり、「安倍首相がんばれ」と宣誓させられている幼児たちを思うとかわいそうでならないが、出てくる映像がいちいちあまりにも強烈すぎて凝視せざるを得ないようなシロモノだけに、メディアとしては “まだまだ萎縮はしてるけど……でも、どうしても視聴率がとれちゃう案件” になったのだろう。
     それに加えて、 安倍首相の“逆ギレしどろもどろ答弁” の光景も何度も繰り返され、話題に尽きない。
     3月6日の参院予算委では、民進党・福山哲郎議員からのローテンポで粘着質気味(良い意味で)の追及に対して、安倍首相がブチ切れて拳をにぎりしめ、 「印象操作!」「私と妻が、私と妻が!」「そんな事実はあるんですか!」「レッテル貼り」「犯罪者扱い」「決めつけるな」 などと、ほとんど無能なネット民のようにひたすら短文を連打しまくって荒ぶるシーンがあり、しまいに側近であるはずの山本一太参院議長から「総理、簡潔にまとめてください」「総理、おまとめください」「総理、簡潔にお願いします」と何度も制止される始末であった。
     この質疑のなかで、 安倍首相は、土地の売買契約に関してこれまでの答弁について「ストンと腑に落ちる説明ではなかった」と答えている。 それならば、政府の責任として、野党の参考人招致および集中審理の請求を堂々と受け入れ、籠池泰典理事長、安倍昭恵夫人ら関係者に対して、“国民にとって腑に落ちる証言”をさせるべきだろう。
     JNN(TBS系列)が3月4日~5日に行った世論調査によると、 「籠池理事長など関係者の参考人招致を行うべき」との回答が76%、「安倍昭恵夫人の名誉校長就任は不適当」との回答が78% にのぼっているのだ。
    ◆鴻池議員の記者会見で露呈「やはりあった“上からの政治力”」
     3月1日夜、自民党の鴻池祥肇議員(元防災担当相)が緊急記者会見を行った。
     鴻池議員によると、2014年4月17日ごろ、籠池理事長夫妻が参院議員会館にやってきて、小学校建設のための土地取得に関して便宜を図ってほしいと陳情したという。 “大阪のオモロイおっちゃん”風情を醸し出す鴻池議員は、その時の様子をこう語っている。
    「紙に入ったものを、これでお願いしますと、オバハンのほうが。一瞬で金だとわかりましたよ。だからそれをとって『無礼者っ!』と言ったんだ! 男のツラ、銭ではたく、政治家のツラ、銭ではたくような、そんなん教育者と違う、帰れぇ~い! と言って、ワシは委員会室に戻りました。
     ただ、それが金であったか、コンニャクであったか、天ぷらか、カマボコか、ういろうかは知らん。確かめてへんから。だから、あれはコンニャクでしたと言われればそうかなと思わざるを得ないな」
    「カネ貸してくれか、買うとか、安くしてくれとか、そんな話じゃないですかね。オバハン泣いて出しよったよ、それを。おうぉぅぉぅぉぅお~と泣いて出しおった。気持ち悪いやろ」
    (籠池夫妻からの陳情を受けて、財務省・国交省と交渉をしたこと、仲介したことは?)
    「誰が? オレがか? ない!」
    「会ったこともない! だいたい財務省なんか全然知らん。どんな役所かも。どこにあるのかも知らん」
    (2017.3.1夜 鴻池祥肇議員緊急記者会見より)
     この記者会見は個人的に面白くてとっても好きなので、今後もときどきテレビで流してほしい。ちなみに、永田町には「コンニャク」=100万円、「レンガ」=1000万円の賄賂を示す隠語があるそうだ。
     さて、この鴻池議員の記者会見によって、重要な事実がいくつか露呈している。
    ●露呈その1
    現実に、森友学園の籠池理事長夫妻が、現金と思われるものをチラつかせて、 直接、政治家への働きかけを行い、はっきりと口利きを依頼していた。
    ●露呈その2
    現実には、森友学園のシナリオ通りに、超大規模で不自然な優遇が行われた。しかし、鴻池議員は、現金と思われるものを突き返し、財務省にも国交省にも交渉をしていない。
    ならば、 鴻池議員ではない誰かが、籠池理事長の要望に応えて口利きに関与したのではないか? 
    ●露呈その3
    「コンニャク」を、鴻池議員が目視で「現金」と確認していないので、言い逃れの余地が残されているが、籠池理事長夫妻は、賄賂申込罪の疑いで逮捕される恐れがある。 検察が動く事態に十分発展している事案と言える。
    ●露呈その4
    この記者会見によって、鴻池議員は、安倍首相による野党に対する「立証してみろ」「印象操作だ」という答弁を完全に否定している。
     もともと、この記者会見は、3月1日の参院予算委で、共産党・小池晃議員が 「ある自民党議員事務所の記録」として、名前は伏せたうえで、 鴻池事務所における籠池氏と秘書との複数回に渡る「働きかけvsお断り」のやりとりを読み上げたことを受けて行われたものだ。
     鴻池事務所の記録には、次のような記載が残っている。
  • 「森友学園問題“愛国教育”でつながる安倍首相夫妻と省庁共謀疑惑」小林よしのりライジング Vol.214

    2017-03-01 18:25  
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    「ああ悠遠の神代より! 轟く歩調うけつぎて! 大行進の往く彼方! 皇国つねに栄あれ!」
     学校法人森友学園(大阪府淀川区・籠池泰典理事長)が運営する幼稚園・ 塚本幼稚園幼児教育学園 の園児が、大阪護国神社の「同期の桜を歌う会」に参加したときの様子だ。
     園児たちは、「五箇条の御誓文」と「教育勅語」を暗唱したあと、足を開いて踏ん張り、両手を後ろ手に組む姿勢をとって、声高らかに『日の丸行進曲』『愛国行進曲』など軍歌を歌い上げた。境内に集まった老人達の背後には 「七生報國 尊皇」 などと書かれた紫色ののぼり旗などがはためいている。
     園児らとともに笑顔で軍歌を歌う教諭の女性は、マイクを握りしめ、感極まった様子で声をつまらせ、こう語った。
    「平成29年度、(森友学園は)まもなく、 瑞穂の國記念小學院 を開校いたします。この中にいらっしゃる皆様にも、たくさんのお力添えをいただきまして、誠にありがとうございます」
    ◆安倍首相夫人が名誉校長「安倍晋三記念小学校」
     瑞穂の國記念小學院――森友学園が大阪府豊中市の国有地をタダ同然で取得し、新規建設している小学校だ。別名“安倍晋三記念小学校”。名誉校長には安倍昭恵首相夫人が就任し、理事長をつとめる籠池泰典氏は、日本会議大阪支部の役員でもある。また、籠池氏は差別団体「在特会」幹部が立ち上げた「日教組に解散を求める会」のメンバーであることも確認した。同団体には桜井誠ら在特会の人間も多数参加している。
     さて、感極まった女性教諭が老人達に感謝した 「たくさんのお力添え」 とは、この 籠池氏が理事長をつとめる小学校建設のために集まった寄付金 を指している。森友学園は、園児不足の塚本幼稚園を借金経営しており、新たに小学校を建設する自己資金に不足していた。そこで、“愛国教育”に共鳴する人々に寄付を求めたのである。 寄付金は、「安倍晋三記念小学校」の名で募られた。
     
    「安倍晋三記念小学校の寄附者銘板にお名前を刻印し、顕彰させていただきます」
     当初、この小学校を『安倍晋三記念小學院』という名前で開校しようと安倍夫妻に打診していた籠池氏は、週刊文春の取材に応じ 「安倍首相本人に内諾を得ていた」 と答えている。打診したのは野党時代だが、2012年12月の政権交代で総理になって「それは出来ない」と辞退されるという経緯があった。
      だが、この寄付金振込用紙は、2014年、首相として「アベノミクス」だの「三本の矢」だの連呼していた時期に何度も保護者に配られていたものだ。
     さらに、2015年9月、塚本幼稚園内で行われた安倍昭恵夫人の小學院名誉校長就任演説で、昭恵夫人がこう語っている。
    「籠池園長、副園長の、本当に熱い熱い思いを何度も聞かせていただいて、この瑞穂の國記念小學院で、何か私も役に立てればいいなと」
    「 こちらの教育方針は、大変主人も素晴らしいと思っている 」
      森友学園の愛国教育を、安倍首相が「大変素晴らしいと思っている」と強調している のだ。
     さらに、「瑞穂の国安倍晋三記念小學院」という名前については、安倍首相自身が 「総理大臣というのはいつもいいわけではなくて、時には批判に晒されることもある。むしろ名前をつけていただけるのであれば、総理大臣を辞めてからにしていただきたい」 と語ったことも話している。
     つまり、いまは現役首相だから問題があるけど、辞めてからなら、愛国教育を行う幼稚園に自分の名前を冠してもよい。安倍首相は、それほど森友学園の教育方針に共鳴している、という意味である。
  • 「【バングラデシュ事件】ついに日露・大東亜戦争の遺産は食い潰された」小林よしのりライジング Vol.184

    2016-07-12 15:40  
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     バングラデシュの首都ダッカのレストランを過激派組織「イスラム国」のテロリストが襲撃し、日本人7人、イタリア人9人を含む民間人20人を殺害するという大事件が起きた。
     この事件が、大の親日国であったバングラデシュで起きたという意味を、我々はもっと深刻に捉えなければいけない。
     バングラデシュの国旗は緑の地に赤い円というデザインで、日の丸によく似ている。
     
     バングラデシュのシェイク・ハシナ首相は2014年5月に来日した際の講演でこの国旗について、父親で初代大統領などを務めたシェイク・ムブジル・ラフマンが、1972年の国旗制定時に「日本に魅せられ、日の丸のデザインを取り入れた」ものだと語っている。
     パラオの国旗も青地に黄色の円で日の丸に似ており、元高千穂商科大学教授の故・名越二荒之助(なごし・ふたらのすけ)氏は、講演で日の丸とバングラデシュ、パラオの国旗を「日の丸『三兄弟』」と称し、他の親日国の国旗と併せて次々と広げるパフォーマンスをやっていた。

    (『日本統治論』わしズム2005秋号『ゴー宣EXTRAパトリなきナショナリズム』に収録)
     その名越氏はバングラデシュの国旗について、著書にこう記している。
     私が駐日大使館に国旗の意味を訊ねたら、広報担当官が流暢な日本語で「日本への憧れですよ」と言下に答えた。私が「それは外交辞令ではないか。独立国らしく答えて貰いたい」と言うと、「私の国では国旗の意味を特定していない。解釈は自由なのだ」という。そして、「バングラデシュというのは、“ベンガルの国”という意味である。そのベンガルに世界に誇るべき偉人が三人いる。一人はアジア人で最初にノーベル文学賞を貰った詩聖タゴール(岡倉天心と親交あり、数回来日している)であり、続いてインド独立に命をかけたチャンドラ・ボース、そして極東裁判で正論を貫いたラダビノッド・パル判事だ。この三人はいづれも日本と深い関係にある」と答える。
     同じ解釈をするのは大使館員だけではない。独立した時に日本は早川崇国会議員を団長に、バングラデシュを訪問したことがある。その時建国の父といわれるシェイク・ムジブル・ラーマン首相が、訪問団に同じ趣旨のことを述べたという。このことは同行した田中正明氏の証言でもある。
    (『世界に開かれた昭和の戦争記念館4 大東亜戦争その後』展転社)
     少々話がそれるが、パラオの国旗についても触れておきたい。
  • 「ベッキー、ゲス川谷、甘利に見る『才能優先、倫理不問』の基準」小林よしのりライジング Vol.164

    2016-02-02 18:40  
    150pt
     タレントのベッキーが、「ゲスの極み乙女」のボーカル・川谷絵音との不倫スキャンダルで、出演CMをすべて打ち切られ、レギュラー番組の降板も避けられない状態となり、ついに休業に追い込まれるらしい。
     テレビ番組もスポンサーで成り立っているから、スポンサーから「なぜベッキーを出演させるのか」と抗議されれば、降板させるしかなくなる。
     なにしろベッキーが出演している番組に、主婦層が10分間で1000件を超えるクレームを寄せているという。テレビでは略奪愛をする女性タレントを使うのは難しい。それが今まで健全・有料印のベッキーだったから、裏切られたという主婦層の失望が大きかったのだろう。
     わしも週刊文春の第一弾ではまだベッキーを擁護していたが、第二弾でゲス川谷に対し、離婚届の書き方まで指南するLINEを見て、「こんな女は怖い」と拒否反応が出てしまった。
     わしの場合は、ベッキーが「不倫じゃない」とか、「略奪愛じゃない」とか、事実を否定したり、週刊文春を「センテンススプリング」と舐めて揶揄したり、離婚届を「卒論」と言って罪悪感を軽減したりするテキトーさも、ベッキーの楽観主義の表れと見ることも出来るのだが、 離婚届を催促する鬼女な執念の方が恐ろしくて失望する。
     少しは謙虚になったらどうなの?糟糠の妻には敬意を払えよ。そう言いたくなる。
     恋愛は妄念だから、我を忘れて醜悪になるものなんだが、今のベッキーは川谷への執着のみになってしまい、世間体もなければ、周囲への迷惑も考慮になく、 プロ意識すらも消し飛んでるようだ。
     こんな状態なら確かに一度休業させた方がいい。
     ネットでも週刊誌でもベッキーの話題を報じるときは、わざと変な写真が使われている。顔写真の選び方に悪意があり過ぎるのだ。
     タレント事務所はそう簡単に印象が悪い顔写真をメディアに使わせない。
     それが悪印象の写真を使い放題になっていて、サブリミナルみたいに大衆の嫌悪感を増幅している。 もはや魔女狩り状態だ。
     世間になんと言われようと自分の恋愛を貫く情念は、今どきの若い女性には珍しい演歌の世界みたいで、ベッキーが今後はいっそ「悪女」にイメージを転換するというなら、それもありかもしれない。
     手始めにフルヌードになって世間を驚かせ、悪女役でサスペンス劇場に出演して、殺人犯役を演じれば、面白がられるかもしれない。
     しかしベッキーが所属事務所と共に築き上げてきたタレント・イメージを、徹底的に崩壊させてまで執着されたゲスの川谷は、男として今後どうけじめをつけるのだろうか?
  • 「朝敵・安倍晋三の証明」小林よしのりライジング Vol.132

    2015-05-12 14:35  
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    「朝敵」 とは「朝廷の敵」であり、天皇にそむく逆賊のことをいう。
     ただし、この言葉にはとかく政治的思惑がつきまとう。自らの正当性を主張し、敵対勢力に「絶対悪」のレッテルを貼るために「朝敵」という言葉が使われる場合が多いのである。
     南北朝時代について、後醍醐天皇の南朝を正統とし、北朝を擁した足利尊氏を「朝敵」とする歴史観は後世になって広がったものであり、同時代的には南朝・北朝の双方が自らを正統として、相手方を「朝敵」と呼んでいた。
     幕末には、禁門の変で京都御所に発砲した長州藩が「朝敵」とされたが、戊辰戦争では会津藩が「朝敵」のレッテルを貼られた。
     本来は尊皇の軍を「官軍」、朝敵の軍を「賊軍」というわけだが、政治的な情勢の変化で一旦は朝敵とされた長州藩が官軍となり、一方、尊皇心が非常に篤かった会津藩が賊軍とされたのだ。
    そんなことから、結局は尊皇心の有無なんて関係ないのだ、「勝てば官軍、負ければ賊軍」なのだと言われるようになったのである。
     このように「朝敵」という評価は政治によって変動し、後世に評価が逆転した例も珍しくはない。
     とはいえ、どこからどう見ても尊皇心のカケラもない「朝敵」だとしか判断のしようのない人物はいる。どう時代が変わろうが、絶対に評価が変わることなどあり得ない「完全無欠の朝敵」は確実に現在の日本に存在するのだ。
      それは、内閣総理大臣・安倍晋三である。
     イギリスでは、シャーロット王女の誕生で、国を挙げての祝賀ムードになっている。
     シャーロット王女の王位継承順位は第4位。
     イギリスの王位継承者は、現国王・エリザベス2世女王の系譜だけで17位までいて、そのうち7人が21世紀に生まれた若い世代である。
     そして先代国王・ジョージ6世の系譜に連なる王位継承資格者が18位から23位まで、先々代国王・ジョージ5世の系譜が24位から52位までおり、さらに遠縁の有資格者がその後ずっと続いている。イギリス王室は、未来永劫安泰といっていい。
     それに比べて日本はどうか。
      皇位継承順第1位は皇太子殿下、55歳。第2位は秋篠宮殿下、49歳。第3位は悠仁殿下、8歳。
     そして、第4位は常陸宮殿下(今上天皇の弟)79歳、第5位は三笠宮殿下(昭和天皇の弟)99歳! あとはいないのだ!!
     イギリスと比べてこれがどれだけ危機的な状況かは、一目瞭然である。
      イギリスでは、王位継承順位52位までに21世紀生まれが19人もいるのに、日本では悠仁さまたったおひとり! たった一人に、皇統の存続が全て委ねられてしまっているのである!
      なぜ日本でこんな危機になっているのかといえば、日本の皇位継承者は男系男子に限られているからだ。
     女性皇族は結婚したら民間人になり、皇室を離れなければならない制度だから、先細りになるのは当然なのだ。
     イギリスでは国王の直系子孫であれば男女を問わず王位継承資格を持つ。もちろん、女性王族が国民男子と結婚しても王室に残り、その子も王位継承資格を持つ。
     しかも、以前は男子優先となっていたが、2013年の法改正によって現在では男女を問わず長子先継となり、完全に男女平等となっている。
     わしは実にうらやましいと思う。
      イギリスに比べれば、日本の皇位継承はほとんど風前の灯と言っても過言ではない。そしてそのことを最も気に病んでおられるのは天皇陛下であることは言うまでもない。
  • 「フランス新聞社襲撃事件:『表現の自由』を原理主義にするな!」小林よしのりライジング号外

    2015-01-13 12:35  
    100pt
     フランスの週刊新聞襲撃事件に対しては、朝日から産経まで「 表現・言論の自由を守れ 」の大合唱である。
     世界各国が連帯してアルカイダ系のテロ集団を非難し、新聞社に同情している。
     だがわしはその反応に居心地の悪さを隠せないのである。
      フランスという国が、根本的に日本と価値観が違うということはわかってはいたが、こうも露骨に違うと確信できる日が来るとは!
     一年前にパリに行っていて良かった。今からは危なくてしばらく行けない。
     襲撃された「シャルリー・エブド」は、2006年に物議をかもしたイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を掲載したことで有名な新聞で、その後も「言論の自由」を掲げ「タブーなしの編集方針」を貫くとして、イスラム教をパロディ化する風刺画を載せてきた。
     襲撃犯はそんな同紙の編集会議に押し入り、「預言者のかたきだ」「神は偉大なり」などと叫んで銃を乱射、編集長や編集関係者、風刺画家など12名を殺害したのだった。
      それにしても、宗教のパロディは「表現・言論の自由」の名の下に、無制限に許されるものなのだろうか?
     確かに日本人は宗教のパロディをタブー視する感覚がゆるいようで、イエスとブッダが俗っぽい若者となって下界に現れ、安アパートに住んで日常を送るという、ほとんどナンセンスなギャグ漫画がヒットするほどだ。
     だがそんな日本でも、イスラム教のパロディだけは許されない状態になっている。1991年には、ムハンマドを題材にしたイギリスの小説『悪魔の詩』を翻訳した大学助教授が殺害され、犯人は未だ明らかになっていない。
     上述の漫画でも、様々な宗教をネタにしているにもかかわらず、イスラム教に関しては言及すらしていない。
      怖いからイスラム教に触れるパロディはやらないというだけのことなら、日本人はすでにテロに屈しているということになる!
     フランスでは、「言論の自由」が最高の価値だという。
     1月9日の産経新聞1面コラム「産経抄」は、やたらとフランスを称賛していた。「 フランスといえば、『自由』『平等』『博愛』を国の標語としている 」「 何より3つの標語を守るために、戦いを恐れないのが、フランスである 」とした上で、「 『イスラム国への攻撃に参加すれば、標的になってしまう』。こんな声が識者から上がるような、ヤワな国ではない 」と讃えるのだ。
     一応言っておくが、「博愛」は誤訳であり、正しくは「友愛」、もっと厳密に言えば「同胞愛」である。
      こんな時だけ産経新聞はフランスを賛美するが、イラク戦争にフランスが反対した時には、ボロクソにけなしたことを忘れたのだろうか?  このご都合主義がすさまじい。
      要するに、親米ポチ派にとっては、アメリカと歩調を合わせているフランスは大好き、アメリカに逆らっているフランスは大嫌い、ただそれだけなのだ。
     産経新聞はフランスと同調して、「言論の自由」を最高の価値であるかのように主張しているわけだが、わしはそこに違和感を覚える。
     そもそも「言論の自由」を、最高の価値にしてしまっていいのだろうか?
      ネトウヨに「言論の自由」を許した結果、行き着いたのがヘイト・スピーチではないか。
     ヘイト・スピーチまで「言論の自由」を盾にして守ってはいけない。 やはり公共の福祉に反するような言論は許されないのだ。
     そうすると、イスラムの側の論理もわかる。彼らの公共に関わることまで愚弄してはならないのである。
     日本でも何年か前までは、天皇陛下や皇室を侮辱する作品が発表されると、右翼団体が出版社に圧力をかけたり、襲撃したりしていたものだ。
     もちろんテロは法的には許されないのだが、天皇を敬愛する者からすれば、何も知りもしないで、偏見だけで天皇を侮辱するような行為を許せないと思う。その尊皇心は否定できない。
     皇后陛下を失声症に追い込んだ週刊文春のデマ記事だって、「表現の自由」で許される範疇を超えていた。なにしろ「言論の自由・表現の自由」を持たない皇室に対して、デマで非難していたのだから、「表現の暴力」である!
  • 「安倍晋三は『河野談話』を保守する!」小林よしのりライジング号外

    2014-09-16 12:20  
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     安倍晋三首相が14日のNHKの番組で、「(朝日新聞は) 世界に向かってしっかりと取り消すことが求められている。朝日新聞自体が、もっと努力していただく必要がある 」と述べ、海外も含め周知に努めるよう求めたという。
     頭の悪い人だ。朝日新聞が「慰安婦は人さらいのような方法で集めたのではありません」と英語で発信すれば、「性奴隷」という世界の認識が変えられるとまだ思っている!
     朝日新聞が英語や諸外国の言葉で「 詐話師・吉田清治の証言記事の撤回と、挺身隊と慰安婦の混同の誤り 」を説明することに、わしは反対しないが、残念ながらそれを実行しても、海外ではもう無意味なのだ。
    「強制連行」の話など、国際社会ではどうでもいいことであり、 軍が管理売春に手を貸したこと自体が 「性奴隷」 と認識されているのが実態である。
      慰安婦という女性の人権侵害が、軍隊と結びついているだけで、世界の女性は嫌悪感を持つのだから、「他の国もやっていた」などと抗弁したってさらなる反発を招くだけ。
     日本社会が男尊女卑だと世界にPRするようなものだ。
     外務省はそのことがわかっているはずであり、内閣に進言しているはずだから、 安倍首相自身が「河野談話」を見直したり、破棄したりすることはないのである。
     安倍首相が未だにわかってなくて、コアな支持層に押されて、「新たな談話」を発表したりすれば、わしは面白いと思う。国際社会を敵に回したことが明白になるからだ。
     特にアメリカの反応が見てみたい。靖国参拝の直後のように、「失望した」では済まないだろう。
     産経新聞の「産経抄」が河野談話の「 見直しは、喫緊の課題なのに、河野氏の国会招致さえ自民党が消極的なのは、解せない 」と書いている。
    「 二階俊博総務会長は『議長経験者を国会に軽々と呼び出せば、新たな問題が発生する』とわけのわからぬことを言う 」などとイラついている。
     産経の記者は、未だにわけがわかっていないのだろう。相当に頭が悪い。親米ポチのくせにアメリカの人権感覚がわからないのだから笑止だ。
     一方で安倍政権は、