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記事 259件
  • 「学問は本人の動機だけの問題だ」小林よしのりライジング Vol.225

    2017-05-23 17:30 19時間前 
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     精神科医で立教大学教授の香山リカが、著作に 「漫画家の小林よしのりさんと対談したんです (中略) 小林さんは大学を出ていない。それで、学問に対する憎悪のようなものがあるわけです。」 と書いているらしい。読者が報告してくれた。出版社に事実無根と抗議もしてくれたようだ。
     わしは抗議しない。訂正されずにこのまま残る方が面白い。
     わしは普段、名刺を使わないが、一応名刺の肩書きには「漫画家」としか印刷していない。これで相手の「権威主義」のレベルを計ることができる。
     自分を権威づけるには、名刺に「政治評論家」とか、「思想家」とか、「何々研究所 所長」とか書いておく方法もある。だがわしは「漫画家」としか書かない。「たかが漫画家」と思い込む奴の心性を炙り出す効果があるからだ。
     ともかく、香山リカの「漫画家 小林よしのり」に下した精神分析が、明瞭になった。
     わしは大した大学は出てないから(本当はこれを言うと、大学関係者や後輩がショックを受けるから公的な場では言わない)、別に高卒と思われようと、中卒と思われようと構わないが、「大学を出ていない」という決めつけは、なぜ出来たのだろう?
      まさか「漫画家=学歴がない」という思い込みだろうか?
     しかも「大学を出ていない」者には「学問に対する憎悪」があると「診断」するのは、どういう根拠なのか?
     香山リカという人間は、その全てが差別と偏見だけで出来上がっているということだけは、よーくわかる。「リカ100%差別と偏見」だ。
      大学を出ていたら学問が好きで、大学を出てなかったら学問に憎悪を持っているという、ものすごい偏見を香山リカは持っている。
     言っておくが、安倍晋三だって大学出てるんだぞ! 内閣総理大臣とは「行政府の長」であるということも知らず、国会で「私は立法府の長」と発言した、小中学校の社会科レベルの「三権分立」すら知らない安倍晋三でも!
     そもそも香山は「学問」とは何だと思っているのか?
      香山は大学で教わるのが学問だと思っているようだが、それは100%間違いである。学問というものは、義務教育修了程度の国語力さえ身に付けていれば(つまり安倍は無理)、誰に教わる必要もないのだ。
     ソクラテスやプラトンの時代から、古今東西に立派な学者は無数にいる。それを古典で学ぶことができるのであり、自分が何かを知りたいと思った時に、その中から選び取ればいいだけだ。
     わざわざ、いま生きている学者に教わる必要などない。現在存命の学者なんて、香山リカや八木秀次みたいなクソばっかりじゃないか!
      学問に必要なのは、自分の中の動機だけだ。
     人間とは何か、宇宙とは何か、人生とは何か、歴史とは何か、社会とは何か、科学とは何か等々、何か知りたいものができたら、全部独学で学べる。
      学問とは、自分の中に強い疑問や探究心が湧き上がるかどうかだけが問題なのだ。それもなしにいくら大学に行ったところで、学問などできない。
     よく、社会に出てから時間の経過した人が「生涯学習」とか言って大学に入り直したりするが、本人の中に学びたいものがなければ何の意味もない。
  • 「第3次安倍政権&自民党不祥事 2015年(その1)」小林よしのりライジング Vol.224

    2017-05-17 12:05  
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     先週に引き続き、安倍政権及び自民党の不祥事を羅列していくが、その前に先週書き漏らした事項で、後で気がついたものや、読者から指摘されたものを挙げておく。
    平成25年(2013)
    【4月】
     13日 安倍、日本テレビ『スッキリ!!』に出演。
    「安倍首相が本当に来てくれちゃいましたSP」 と題し、首相再就任後初の全国放送出演(ローカルは1月13日の「そこまで言って委員会」が初)。
      本来、放送業界では首相の影響力や、偏向報道との批判が起きることを考えて、首相は共同会見しか放送しないのが不文律だった。
     ところが、安倍は第1次政権発足当初からテレビ局や新聞、週刊誌などに話をもちかけて単独出演を始め、第2次政権以降はさらに活発にテレビ単独出演を繰り返した。
     しかも批判的意見や質問をぶつける出演者がいる報道や討論番組ならまだしも、『ミヤネ屋』『笑っていいとも!』『ワイドナショー』など、 タレント扱いして好印象だけを視聴者に与えるワイドショーやバラエティに出演して、政権のプロモーション活動をした。 これは、明らかに放送法違反である。
    【5月】
     24日  マイナンバー法が成立。
     国民にとって必要な制度でも何でもなく、ただ、国が国民の情報を厳格に掌握することで、徴税の強化と社会保障給付の抑制をしようという仕組みであり、 国民を監視する手段にもされかねない。
    【9月】
     5日 官房長官・ 菅義偉 、記者会見で 「福島県においても年間被ばく量は1ミリシーベルトの100分の1以下」 と、大嘘発言。
    平成26年(2014)
    【4月】
     20日 安倍、読売テレビ『たかじんのそこまで言って委員会』に出演。
    「私はお国のためなら死ねる」という質問に、「△」の札を上げる。
     パネラーの津川雅彦が「総理になった途端に死ぬ覚悟はできているわけでしょ?」と尋ねるも、 最後まで「死ねる」とは答えずにごまかす。
     こんな腰抜けが靖国参拝しても、英霊は不愉快だろうし、意味はないと思うのだが、どういうわけかネトウヨは安倍の靖国参拝を望む。自分も国のために死ねないからだろう。
    【6月】
     16日 環境相・ 石原伸晃 、福島第一原発事故除染で出た土などを保管する中間貯蔵施設建設に向けた地元との調整をめぐり、 「最後は金目でしょ」 と発言。
     被災地を軽視する発言と批判され、翌日謝罪。
    【7月】
     1日  集団的自衛権の行使を容認する閣議決定。
     歴代政権が一貫して「違憲」と判断し続け、容認するには憲法改正が必要であるはずの集団的自衛権を、 改憲が困難だからと、一内閣の「閣議決定」で容認してしまった。
     憲政史上最大最悪の禁じ手を使ったとしか言いようがなく、これを以て日本の立憲主義は死んだと言って過言ではない。
     3日 安倍、北朝鮮が拉致被害者の再調査を約束したことを受け、独自制裁の一部解除を発表。
     本来、調査報告を受け取り、中身を吟味した上で初めて一部解除するという方針だったはずなのに、 安倍は北朝鮮が 「かつてない態勢」 で調査に臨むと言っただけで制裁解除を決めてしまった。
      当然ながら北朝鮮は約束を守らず、何一つ引き出せずに制裁だけ緩める結果に。
    【8月】
     6日 安倍、広島平和祈念式典に出席。
     9日 安倍、長崎平和祈念式典に出席。
     広島・長崎ともに式典のスピーチの冒頭部分など、およそ半分が前年のものと酷似していた事が発覚。「コピペで被爆者軽視だ」と批判される。
     9日 衆院議員・ 土屋正忠 が、田上富久長崎市長の平和宣言について、
    「長崎市長は核廃絶について語るから権威があるのだ。集団的自衛権云々という具体的政治課題に言及すれば権威が下がる」
    「政治的選択について語りたいなら長崎市長を辞職して国政に出ることだ」
    とブログで批判。
     だが、平和宣言は市長が単独で起草するものではなく、「集団的自衛権」への言及を求めたのは被爆者協議会会長だった。
     10日 安倍、台風が西日本を縦断して死者・行方不明12名、避難勧告・指示の対象者130万人以上という大災害の中、長野県の別荘で予定通りの夏休み。
  • 「第2次安倍政権&自民党不祥事一覧」小林よしのりライジング Vol.223

    2017-05-09 20:05  
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     なぜ安倍政権の支持率が下がらないのか?
     もちろん北朝鮮や中国の軍事的脅威が、安倍政権を応援しているからである。国民は恐いのだ。恐いから、ナショナリズムの強い政治家に依存したいのであり、その実、アメリカのパパと仲良くしてくれる首相を望むのだ。国民の潜在意識はそういうものだろう。
     安倍政権を支持する理由のトップは常に「他の内閣よりよさそう」であり、ネトウヨはバカの一つ覚えで、安倍政権が何をやらかしても「民進党よりマシ」と言っている。
     だが、本当に安倍政権は他よりマシなのか?
     それを確かめるために今回は、第2次安倍政権が発足してから、政権及び自民党は何をやってきたかを列挙してみよう。
     肩書は全てその当時のものである。
    平成24年(2012)
    【12月】
     26日 第2次安倍晋三内閣発足。
     ただちに野田政権下で進められていた女性宮家創設を白紙に戻す。
    平成25年(2013)
    【1月】
     7日 安倍、読売新聞会長・渡辺恒雄と会食。
     以降、主要メディアのほとんどのトップと会食を繰り返し、癒着関係を作り上げる。
     10日 風岡典之宮内庁長官、定例会見で安倍に対して 「皇室の実態、課題について現状の説明をしたい」 と発言。
      その後、女性宮家創設や生前退位について、内々に天皇陛下のご意向は伝えられていたはずだが、安倍は全て無視し続けた。
     16日 アルジェリアで人質事件発生。 
     ところが安倍がアルジェリアのセラル首相に電話して人命優先の救出活動を求めたのは、18日になってから。その時にはアルジェリア軍による鎮圧作戦がほぼ終了しており、結果、日本人10人が犠牲に。
    【2月】
     21日 安倍、日米首脳会談のため訪米。
     安倍は前年、オバマ大統領との友好関係を強調しようと首相就任前の訪米を無理に打診し、一蹴されていた。
     今回もオバマは首脳会談の開催に難色を示していたが、安倍は何としても韓国大統領に就任した朴槿恵より先にオバマと会談しようと、無理やり頼み込んで実現させた。
     22日  「竹島の日」、選挙公約だった政府式典を行わず、島根県の式典に政務官を派遣したのみ。
     前日に安倍が訪米したのは、その批判を避けるためだったともいわれる。
     23日(日本時間) 安倍、ホワイトハウスでオバマ大統領と首脳会談。
      選挙公約を反故にして、TPP交渉参加の方針を表明。
     無理やりの首脳会談のため、出迎えも夕食会もなし、会談はミーティング・ルームで軽いランチを含めてわずかに1時間30分程度。しかも首脳会談後に共同記者会見が行われないという、外交儀礼上ありえない冷遇を受けた。
     しかし国内にはこれを「外交上の大成果」と宣伝。
    【4月】
     28日 沖縄では 「屈辱の日」 とされる、サンフランシスコ講和条約発効の日に 「主権回復の日記念式典」を開催し、天皇皇后両陛下を出席させる。
      式典では「天皇陛下万歳」の声が上がり、陛下の表情が凍りつく。
    【5月】
     3日 トルコでエルドアン首相と会談。
      原発建設をトップセールスして、三菱重工の受注が確定。 なお、安倍の実兄は三菱商事役員。
     その後、トルコでは電力料金が非常に安いため原発は採算が合わないことが判明。このまま計画が頓挫すれば、三菱重工は巨額の損失を負う。
     同日  安倍、記者会見で憲法96条改正を参院選の公約にすると発言。
     憲法改正発議の要件を、衆参両院の賛成3分の2から2分の1に引き下げるというもので、実現すると憲法の安定性が失われ、立憲主義の破壊につながる。
    【7月】
     29日 副総理・麻生太郎、憲法改正に関する講演で 「ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていたんですよ。だれも気づかないで変わった。あの手口学んだらどうかね」 と発言。
    【8月】
     7日  安倍、8月15日の靖国参拝見送りを決定。
     しかもそれを発表前に中国に伝達。靖国参拝には中国の事前の「承認」が必要であるかのような状態となる。
     8日  内閣法制局長官に駐仏大使の小松一郎を任命。
     集団的自衛権の行使を違憲とする従来の政府解釈を変更するために、内閣法制局の参事官すら経験したことのない完全に外部の人間を、いきなり長官ポストに抜擢する驚愕人事。
     15日 文科相・下村博文の要請により、 高円宮妃久子殿下が2020年五輪開催都市を決める国際オリンピック委員会(IOC)総会に出席することが決定。
     露骨な皇室の政治利用であり、宮内庁・風岡長官は 「両陛下も案じていらっしゃると感じた」 と異例の発言。
    【9月】
     7日 高円宮妃久子殿下、IOC総会でスピーチ。
     政治利用にならないよう注意を払い、 「皆さまは、本日ここに私がいることを驚いていらっしゃるかと思います。実は、私自身も皆さまと同様に驚いております」 と、暗に批判も交える。
     安倍、IOC総会でプレゼン。
     福島第一原発事故による汚染水について 「状況はコントロールされている」「完全にブロックされている」 と大嘘。日本の国際的信用を失墜させる。
  • 「失言にも言霊が宿っていることを忘れるな!」小林よしのりライジング Vol.222

    2017-05-02 18:05  
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     仮にも復興担当相という職にある者が、
    「これ(大震災)がまだ東北で、あっちの方だったから良かったけど、これがもっと首都圏に近かったりすると莫大な、甚大な被害があったと思っている」
    と公の席で発言するなど言語道断だということは、言うまでもない。
     ところがそんな言うまでもないことを、いくら言ってもわからない者がいるのだから、呆れ果てる。
     
     今村雅弘復興相(当時)は4月25日、自民党・二階派のパーティーでの講演で問題の発言を行い、直後に記者から「『東北でよかった』と受け取られかねない」「被災地のことを思っていないのではないか」と詰め寄られ、
    「わかりました。そういうことならぜひ取り消す。たいへんな被害だったということは十分言ったつもりだ。撤回すべきということなら、もちろんあれしておく。真意はそういうことだ」
    と答えた。
     この時点ではまだ強気な表情を崩さず、それほど頭も下げなかったが、安倍首相がその直後に同じパーティーのあいさつで
    「極めて不適切な発言がございましたので、総理大臣として、まずもって、冒頭におわびをさせていただきたいと思う次第でございます」
    と発言すると、態度が一変。
    「私のたいへん不適切な発言、表現について深く反省し、おわびを申し上げる」
    と言って、深々と頭を下げた。
     今村はこの時点では閣僚を辞任する考えはないと言っていたが、翌日辞表を提出。事実上の更迭だった。
     今村は4月4日の記者会見で、福島第一原発事故に伴う自主避難者について、フリーの記者から「帰れない人はどうするんでしょうか」と質問されて 「どうするって、それは本人の責任でしょう。本人の判断でしょう」 と答え、「自己責任ですか」と重ねて質問されると 「それは基本はそうだと思いますよ」 と認めた。
     これに記者が「そうですか。分かりました。国はそういう姿勢なわけですね。責任をとらないと」とさらに追及すると、今村は 「うるさい!」「出て行きなさい! もう二度と来ないでください、あなたは!」 とブチ切れ、会見場を出て行ってしまった。
     これに対して、ネトウヨは記者の方が無礼だとか、実は記者は左翼の活動家だとか言っているが、的外れとしか言いようがない。
     橋下羽鳥の番組でも、橋下らがこれを擁護しようとしていたから、わしは反対しておいた。
     フ リーランスの記者は権力者をイラつかせて、あらかじめ用意された建前の返答を崩して、本音を引き出すくらいのことをやるものであり、むしろそこに価値があると言っていい。
     欧米ではそれが当たり前だが、日本は記者クラブがあるから、政府に厳しい質問をする記者がいない。だから日本の報道の自由度ランキングは世界で72位なんてランクになるのだ。
      大臣の失言を見逃して、ただ政権の公式発表を垂れ流すだけなら、ジャーナリストなんかいらない。政府広報さえあればいいということになる。
     今村が派閥のパーティーで講演の場を設けてもらったのは、この記者会見における不始末に対する名誉挽回のためだったようだが、それが皮肉にも墓穴を掘る結果となった。
     今村はブチ切れ会見や「東北でよかった」発言の際、『エヴァンゲリオン』のキャラクターのネクタイをしていて、それも相当の違和感があった。
     今村はこのネクタイを福島の会社からもらい、復興の「動く広告塔」として着用していると言っていたが、『エヴァンゲリオン』の製作者側によれば、福島の会社と『エヴァンゲリオン』は無関係で、当惑しているという。
     いずれにせよ、『エヴァンゲリオン』など見ているはずもないのに、ウケ狙いでTPOも無視してアニメネクタイをする軽薄さと、失言を繰り返す体質が同根であることは間違いない。
     ところが、こんな失言を擁護する者がいるのだ。
  • 「色と欲にまみれたアラ還女に気をつけろ!」小林よしのりライジング Vol.221

    2017-04-26 16:20  
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     62歳の女詐欺師・ 山辺節子(名前をうんこ色にする) が逃亡先のタイから送還され、逮捕された。
     山辺は東芝、ソニーなど大企業の名前を挙げて「大企業が資金繰りに困った際、銀行から融資を受ける前のつなぎとして融資する『シャドーバンキング』に出資しないか」「元本を保証した上で出資額の25%を配当する」などと持ち掛け、「つなぎ融資の女王」と称していた。
     被害は少なくとも70人から7億円以上、10数億に上るとの見方もある。
     だが事件そっちのけで注目を浴びたのは、TVに映った 山辺 の若作りファッションだ。
     タイで入管当局に身柄を拘束された際の 山辺 の服装は、肩を露出させた白いオフショルダーのブラウスに、太もも露出のショートパンツ! そして髪は80年代の「聖子ちゃんカット」にリボンのついたカチューシャ。
     まつ毛盛りメイク。ピンクのネイル。でも顔はしっかり62歳。首元の筋も、露出させた腕にも皮膚のたるみは誤魔化せない。
     ところがショートパンツから出ている足だけが60過ぎにしては誤魔化せている。そこが腹が立つ。指原莉乃に似た腹立たしさがある。
     顔だけはアップになればなるほど婆さんの顔!多分、実際に近づいてみたら吐き気がするだろう。
      あまりにもおぞましい。これならまだ 林家パー子 の方が見やすい!
     もちろんネット内は騒然で、「痛すぎる」「破壊力すごすぎ」「ごはん時に映すな」等、反響轟々という状態のようだ。
      山辺節子 62歳は38歳だと自称して、31歳年下のタイ人男性と交際していたという。
     それについて「38歳はサバ読み過ぎだが、若くは見える」だの「タイ人には、日本人が若く見えるのかな?」だのと言ってる人もいるが、超若作りに騙される男もいるのだろう。接近して顔を見たら絶対に無理のはずだ。
      山辺 は交際相手のタイ人男性に一軒家を購入し、金を貢いでいたのだ。男は、金目当てだったに決まっている! 金のためなら、婆さんでも抱ける男はいるものなのだ。
     もしあれで30代後半か40代だと本気で思っていたのだとしたら、タイ人の眼球を疑わざるを得ない。
      山辺 は日本国内でもホストクラブ通いをしていて、1回に100万円の飲食代と100万円のチップを払っており、ホストには200万円の高級時計をプレゼントしていたという。
     また、故郷の熊本には1億円の豪邸を建て、高級そうな家具や調度品を置き、ガレージにはベンツやジャガーといった高級車を入れていた。お手伝いさんは2人いて、手入れが行き届いた庭でパーティーやバイオリンの演奏会を開催し、セレブ感を漂わせていた。
     おそらく、集めた金はほとんど残っていないだろう。
      山辺節子 はあまりにもキャラが濃いから、相当特殊な人間かと思っていたら、実はそうとも言い切れないという恐ろしい話が聞こえてきた。
  • 「昭恵でもわかる“大麻”注意入門」小林よしのりライジング Vol.220

    2017-04-18 19:40  
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      安倍昭恵さんは大麻が大好きでいらっしゃる。
     写真は「週刊SPA!」(2015年12月15日号)のグラビア。大麻畑の真ん中でまこと晴れやかな笑顔を見せ、《大麻解放運動》の広告塔になっているお姿だ。名前の横には「内閣総理大臣夫人」という“肩書き”が添えられている。あまりに衝撃的な写真のため、この号の表紙にも使われているほどで、大麻への熱い思いをこう語っている。
     大麻はただの植物ではなくて、 たぶんすごく高いエネルギーを持っている と私は思うんです。「それは日本人の精神性にも関係している」という人もいる。日本古来の神様と結びつきがあって、伊勢神宮でも 「神宮大麻」 というものがあります。神道では、大麻は罪穢れを祓うものとされていて、天照大神の御印とされているんです。
     戦後、占領下の日本でGHQが大麻を禁止したのも、単にマリファナというドラッグが広がるのを恐れたからというだけでなく、「日本人の自然や神を敬う精神性を恐れて禁止したのではないか」という人もいます。 何千年もの間、日本人の衣食住と精神性に大きくかかわってきた大麻の文化を取り戻したい……。私自身も大麻栽培の免許を取ろうかと考えたほどです。
    (安倍昭恵)
    「たぶんすごく高いエネルギー」ってなんなんだって感じだし、二度も出てくる「~という人もいる」って、ぜひその人の前科を調べたいから氏名を明かして話してほしいと思う。いや、明かさなくてももう周知の事実か。
     このグラビアには続きがあるのだが、ここに昭恵さんと2ショットで登場する男がいる。
     
     鳥取県智頭町で「大麻栽培で町おこし」をやると言って、町長と町民を巻き込んで大麻栽培を行い、そして、2016年10月に 大麻取締法違反で逮捕 された上野俊彦容疑者である。
     
      もちろん昭恵さんのFacebookにも登場しているよ
     上野容疑者は、「古来から使われている麻薬成分のない麻を生産し、過疎化・高齢化の町を元気にする」などと町民たちをだまし、首相夫人を担いで“お墨付き”を得てみせ、隠れ蓑にした一方で、吸引用の乾燥大麻をすぱすぱ吸いまくって気持ちよくなっていたのだ。
     さらに、このSPA!の特集の中には、「大麻で町おこしの驚くべき効果」を語る、中山康直という人物が登場する。ヘンプオイルを使ってディーゼルエンジンを動かす「ヘンプカー・プロジェクト」なるものを推進する 「縄文エネルギー研究所」という謎の宗教サークル を主宰する人物だが、この縄文男が、伊豆大島で大麻を栽培し、仲間たちと吸引していたとして、 大麻取締法違反で96年5月と11年12月に逮捕という、前科2犯のならず者 なのである。
     
     逮捕時は自宅内に神棚が設置されており、そこにお供えとして大麻が飾られていたという。
     もちろんこの前科2犯縄文男も、昭恵さんと仲良く「麻」を祀るという神社に参拝している様子がFacebookに登場する。さすがに削除されているようだが……。
     妻・昭恵は縄文時代、夫・晋三は明治時代。うちの国の権力者の頭のなかは一体どうなってるんだ!?
  • 「影の総理・今井尚哉を監視せよ」小林よしのりライジング号外

    2017-04-11 12:35  
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     いくら政権やその提灯持ちが「他にも大事なことがある」とか言っても、森友学園疑惑が全く解明されないままでは、それは単なる逃げ口上にすぎず、追及の手を緩めるわけにはいかない。
     現在、疑惑の焦点となっているのは、籠池泰典理事長(当時)が首相夫人付(当時)の谷査恵子に送った要請の手紙と、それに対して谷が返送したFAXである。
     政権は 「谷が個人でやったこと」「ゼロ回答であり、問題はない」 と、苦しい言い訳をしている。
     確かにFAXの一部分だけ抜き出せば「現状ではご希望に沿うことはできない」と、「ゼロ回答」に見えそうな記述もあるが、実態は違う。
     籠池が手紙に書いていた3つの要請がその後どうなったかというと、
    【要請1】定期借地期間を50年に延長した上で、早い時期に買い取りたい。
     →2016年6月の売買契約で実現
    【要請2】土地の賃料を半額にしてほしい。
     →支払額を月額に換算すれば、要請通り
    【要請3】森友学園側が立て替えていた工事費用を支払ってほしい。
     →2016年4月6日に執行
      全ての要請が実行されており、現実には「満額回答」になっているのだ。
      問題は、これが本当に谷査恵子個人でやったことなのか?という点だ。
     そんなことあるわきゃないと即座に常識で思っていたら、やはりそのとおり。元経産省職員の飯塚盛康氏は3月25日、自らの実体験をもとに、Facebookに以下の文章を投稿した。
    「留守電の内容だろうが、郵送の内容だろうが、課長補佐クラスの谷さんは、昭恵夫人と内閣官房のそれなりの役職に、財務省への質問内容と回答について、相談報告しているはずです。なぜなら、それは国家公務員としての最低のルールだからです」
    「一般的に役所は政治家とその秘書からの問い合わせについては、〇政(まるせい)案件と言って、その問い合わせ内容と回答について、かなり上に報告しているはずです」
    「もし、谷さんと財務省の室長との個人でのものだとしたら、まだ予算措置する段階のものを室長は一私人に漏らし、それを知った谷さんが一私人である昭恵夫人に報告し、籠池氏に教えたことになります。
     財務省の室長と谷さんは守秘義務違反、国家公務員法違反になりますよ」
    「3年間、昭恵夫人のために仕事をしてきた谷さんに、全責任を負わせて安倍首相を守ろうとしている昭恵夫人と菅官房長官に対して、元経産省の職員として腸が煮えくり返る思いです」
     また、元総務大臣の片山善博氏も4月2日のTBSテレビ「時事放談」で、若い頃に大臣秘書官を務めた経験から 「秘書や秘書官が勝手に独自行動をすることはまずない」 と断言した。
     一方的に要請の手紙が送り付けられてきても、これをどうしましょうかというお伺いは必ず立てるそうで、たとえ無視する場合でも、無視しろという指示は必ず受けるという。
     さらに同番組で片山氏は、籠池の要請書を見た感想として、注目すべき発言をした。
    「あれを見ますと、谷さんがどういう人か知りませんけれど、彼女ひとりであれを裁ける案件ではないです。おそらく背後に、背後にっていうか、バックアップ体制があるはずです。
    だから、おそらく彼女はそのバックアップ体制のところに、こんなのが来ましたっていう、それは昭恵夫人のところではないところに、官庁のどっかにそれはあるはずですね」
      谷査恵子が「バックアップ体制」に報告を上げ、その「バックアップ体制」の力で森友学園への「満額回答」が実現した。それは昭恵夫人を飛び越えた、官庁のどこかにある。
  • 「デマで辻元清美を叩くチンケな右派」小林よしのりライジング Vol.219

    2017-04-04 22:15  
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     先月末、森友学園疑惑に関連して、ネットを中心に一部で怪情報が乱れ飛んだ。
    「辻元清美が塚本幼稚園に侵入しかけた」
    「辻元清美が小学校の建設現場に工作員を送り込んだ」
     …というのだ。
     こんな話、聞いた瞬間に完全なデマだと一蹴しなければおかしい。
     ところがこんなヨタ話を信じ、森友学園疑惑を相対化してもみ消せるほどの武器になると、本気で思い込んだ馬鹿がウヨウヨいる。しかもその馬鹿の一人がわが国の首相とくるから、頭が痛くなる。
      馬鹿の1は、例によってネトウヨ連中だ。
     3月24日、自民党参院議員・西田昌司が、籠池理事長の妻と安倍昭恵とのメールのやり取りを公表。
     その中には籠池夫人のこんなメールがあった。
    辻元清美が幼稚園に侵入しかけ 私達を怒らせようとしました嘘の証言した男は辻元と仲良しの関西生コンの人間でした。さしむけたようです。
     よくわからない文章だが、要するに
    ●辻元が不法に幼稚園に「侵入」しようとした。
    ●小学校建設現場で「ゴミの混じった土を敷地に埋めた」と森友学園に不利な証言をした作業員は、辻元が送り込んだ「工作員」だった。
    …と言いたいらしい。
     あまりに意味不明のため、当初メールのこの部分に注目して報道したマスコミはなかった。
     辻元がいち早く「全くの事実無根」と表明し、メディアにも「誤った内容を拡散しないよう強く求めます」と訴えたこともあり、毎日新聞は辻元に言及する部分を削除して報じた。
      ところがこれに対してネトウヨどもは「辻元の犯罪を隠蔽した!」と騒ぎ出し、ネット内にはわけのわからない「辻元清美陰謀論」が駆け巡った。
      馬鹿の2は、日本維新の会・衆院議員の足立康史だ。
     足立は3月25日、自身のツイッターで 「辻元清美議員のやらせ、を明らかにしていきます」 として「侵入」「工作員」の話を拡散。
     26日にはフジテレビ「新報道2001」で 「民進党が昭恵夫人(の証人喚問)にこだわるのなら、辻元氏も」 と主張した。
      籠池の息子は、足立の「私設秘書」をしていたとブログに記したが、足立は籠池の息子を「知らない」と言い、「雇用契約が1日でもあれば議員辞職する」と宣言している。
     ところが同番組では隠しきれずに籠池の息子と知り合いであることを認め、当初「知らない」と答えていたことについては 「それはね、そう言いたくなる感じがあるんです」 と籠池側に問題があるかのような言い訳をした。
      つまりこのネトウヨ議員は、かつては籠池と昵懇だったのに、疑惑が発覚すると手のひらを返し、さらに自分と籠池のつながりから目をそらそうと「辻元清美のヤラセ」をでっち上げたのだ。
      馬鹿の3は安倍政権の提灯ジャーナリスト、山口敬之だ。
     山口は3月26日のフジテレビ「とくダネ!」で、辻元に「侵入」「工作員」の疑惑があると紹介した上で、こう言った。
    「昭恵さんは100万円渡していませんという悪魔の証明に与党側は苦労してるところなんだけど、今度は野党側の辻元さんはそういうことをしてないという証明しなきゃいけないんですね。そうすると悪魔の証明のどうしガチンコになると、もう泥仕合というか、じゃあお宅も証人喚問応じなさいよ、ということで、多少のカードを自民党側は得たという意識でいるんですね」
    「まあちょっとレベルは低いんですけど、悪魔の証明どうしっていったらね、これ国民はついていかないと思いますが。でも、そもそもがその程度の話ですから、まあ、僕らがね冷めた目で見てるのが一番なんだと思いますけどね」
     山口は他の番組でも同様の主張を繰り返した。
      さすがは提灯ジャーナリスト、本物の疑惑と単なるデマを同列に並べ立てて、矮小化・相殺し、国民の関心を冷まそうと画策したのだ。
      馬鹿の4は、産経新聞だ。
  • 「疑惑潰しを許すな! 安倍昭恵夫人を証人喚問せよ」小林よしのりライジング Vol.218

    2017-03-28 16:20  
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     首相を侮辱すると、証人喚問される時代。
     首相夫人を批判すると、首相がマジでブチ切れる時代。
     テレビで籠池理事長の発言を「正直に証言していたよね、すごいよね」と評価し、安倍昭恵夫人を堂々と攻撃する人がほとんど現れないが、そんなに憚られることなのだろうか?
     メディアは、「首相夫人は私人」という意味不明な閣議決定に意味もなくビビッて、闇雲に忖度しているところはないか?
     森友学園籠池理事長の証人喚問以降、時間を追うごとに昭恵夫人をかばうような言説が目立って感じられるようになってきた。批判する人間が増えてきたから、「公平性」をとってフォローするような体制も出てきたのだろう。
    「昭恵夫人はピュアでイノセントな方。ご活動の中で、いかがわしい人物が近づいて…」
    「昭恵夫人は、多様性を認める博愛主義者で…」
    「昭恵夫人は、被災者の声に耳を傾け、必要なことは首相に伝える人で…」
     昭恵夫人の人格を誉めそやすことは簡単だ。なにしろ、公的な活動をしてきた 公人 としての経歴が山ほどある人物だから。誰かが昭恵夫人の活動を紹介すればするほど、「どんだけ公人やねん!」としか思わない。
     当の昭恵夫人は、3月24日、北九州市の講演会で 「本当に私は普通の主婦で、普通の女性」 などと強調し、涙ぐんだという。普通の主婦が講演会でマイク握って釈明するかいな? せめて稲田朋美に倣って 「私の自覚に基づきますと、本当に普通の主婦なんです。自覚が間違っていることも推測されますが」 ぐらいのこと言っとけと思う。カマトトぶるのもいい加減にしてほしい。
     驚いたのは、TBS『サンデージャポン』でのテリー伊藤氏の発言だ。「昭恵夫人は人間的に凄いと思う!」と大絶賛。いわく、「普通ならこういう騒動になれば関係を断つのに、籠池夫人を信じてメールの返信をしている。毅然とした人間性が凄い」と。
     どこが「毅然とした人間性」になるのか?
      自分には何の問題もないのに一方的に嘘の疑惑をなすりつけられ、国家的大問題にまで発展しているのなら、「訴えますよ」と通告するのが、毅然とした人間のやることだろう。
     しかし、公開されたメールの内容を読めば、「私も修行」だの「頑張りましょう」だの「(森友学園に寄付宣言した)デビ夫人すごいですね!」だの共感して盟友であるかのような素振りを見せ、おまけに事態打開策として、安倍首相の提灯評論家・小川榮太郎氏を紹介して電話の取次ぎまでしている。
      もともと昭恵夫人と籠池夫妻にはそこまでの深い関係性があり、100万円の寄付についても「記憶から飛んでしまって」など、すっとぼけるのがせいぜいという後ろ暗さがあるから、毅然たる態度をとれずに、このようなやり取りが続いていったと考えるのが常識的な感覚だと私は言いたい。
    ◆昭恵夫人のFacebook反論は官僚作文
     昭恵夫人は、籠池証人喚問からたった4時間後、自身のFacebookに、かなり隙なくすべての問題点をばっちり網羅した完璧な反論文を投稿している。

     まず、籠池氏が偽証罪の縛りのなかで午前と午後、全国生中継されながらの証人喚問という条件であらゆる質問に答弁したのに対して、Facebookという超ミクロ「私」の世界で、好きなことを書いたり書かなかったりできる場所に文書を投稿することで反論するなど、なんの釣り合いもとれていないし、おかしいのだが、この文章そのものも昭恵夫人本人が書いたのかどうかが疑わしい。
  • 「トカゲ本体から目を反らすな! 籠池証人喚問が暴くもの」小林よしのりライジング Vol.217

    2017-03-21 17:50  
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     私はだまされているのだろうか? 籠池のおっちゃんを追い過ぎるあまり、だんだんあの顔に見慣れてきてしまい、問題発覚当初からの急速な面持ちの変わりように、籠池氏が受けている袋叩きの苛烈さと、その中での心境の変化が妙にリアルさを伴って感じられるようになってしまった。おまけに、報道陣に囲まれて自宅を出入りする姿を見ると、常に命の危険に晒されているようにも感じてハラハラする。
     その上、安倍首相の提灯ジャーナリスト・田崎史郎氏がどんどん籠池ファミリーを叩くので、しまいに「いやいや、確かに図々しいし、厚かましいし、独善的やし、在日差別するイヤ~なおっちゃんおばちゃんやけど、そこまで頭の回転する極悪人とはちゃうと思うで?」と言いたくなる境地に至ってしまった。
     確かにあのおっちゃんは、あかんおっちゃんや。あのおばちゃんも、あかんおばちゃんや。そしてあの息子は、だいぶやばい息子や。でも、あのファミリーだけを「悪の根源」と断じる方向に突き進んでしまうと、その悪を支えた「巨悪」「本当の悪の根源」から目をそらされてしまうのではないか?
    ◆「安倍首相から寄付金100万円」証言
     3月16日、籠池泰典理事長は、森友学園の小学校建設費について、安倍首相からの寄付金があったと主張した。
    「我々がこの学園を作り上げようとしたのは、 みなさんのご意思 があってこそだと思っています。そのご意思の中には、誠に恐縮ですが、 安倍内閣総理大臣の寄付金が入っている ことを伝達します」
     籠池氏の『みなさんのご意思』という言葉からは、小学校建設に賛同して寄付金を入れた多くの自称保守界隈の人間の姿、そして、園児らによる教育勅語朗誦を見て感心感激し、熱心に講演を行ってきた人間……百田尚樹、曽野綾子、櫻井よしこ、竹田恒泰、渡辺昇一、田母神俊雄らの顔が次々と浮かんでくるようだった。

    塚本幼稚園教育講演会の記録。あのボスも、あの魔王も! 自称保守キャラクター、オールスターそろい踏み!
    参照:http://www.tukamotoyouchien.ed.jp/lecture/
     そして、『安倍内閣総理大臣からの寄付金』――この言葉の衝撃力は凄まじかった。
     籠池氏によると、2015年9月5日、塚本幼稚園にて行われた安倍昭恵夫人名誉校長就任講演の際、昭恵夫人から「どうぞこれをお使いください」といって、現金100万円が手渡されたという。記名はなく、「どなたからですか」と聞くと、 「主人(安倍晋三)からです」 。領収書については「いや、まあ、それは結構です」と断ったという。
     籠池氏の長女・町浪氏は、この時の様子について 「塚本幼稚園三階の和室『玉座の間』で、安倍昭恵夫人と籠池理事長、時間帯によっては、副園長の籠池婦人が加わった3人で懇談が行われており、その場において、封筒に入った100万円を手渡された」 とした。
    籠池町浪氏(塚本幼稚園教頭)の証言要約
     2015年9月5日の安倍昭恵夫人名誉校長就任講演会の日、塚本幼稚園3階の和室「玉座の間」(!)で、籠池理事長と安倍昭恵夫人が2人きりで、時間帯によっては、そこに籠池諄子副園長が加わった3人で懇談をしていた。
     懇談を追えて和室から出てきた諄子副園長が、現金100万円を示しながら、町浪氏に対して、 「小学校を建てるにあたって、安倍晋三さんからいただいたよ」 ということを言った。100万円は封筒に入っていた。その日は土曜日で、郵便局がしまっており、すぐに入金できないため、その時は(大金を持っているのが)怖いので、いったん金庫に入れた。
     現金受け渡しの場面は自分は見ていないが、安倍昭恵夫人から籠池理事長に手渡され、それを、処理するために諄子副園長の手に渡り、そして、金庫に入った。
     その後、諄子副園長が、安倍晋三小学校寄付金払込票(↓)の

    (↑)左側のご依頼人欄に「森友学園」と記入した。右側の受領証の部分は、空欄だった。
     週明け、9月7日月曜日に、幼稚園の職員が、空欄にされていた右側に「安倍晋三」と記入して、もらった現金100万円とともに、この払込票を持って、淀川新北野郵便局の寄付金口座へ振り込みに行った。

     しかし、郵便局では左側の払込票と、右側の受領証の名義が違うので受け付けられないと言われて、その場で、修正テープを使って「安倍晋三」と書いたものを消し、「匿名」と書き換えた。だが、それもだめだと言われた。
     そこで、幼稚園職員が、携帯電話で塚本幼稚園の事務室に連絡した。連絡を受けた事務室の職員が顧問会計士に連絡をとって相談し、受領証の名義もそろえて「森友学園」にするほうがよいということになった。その旨を、郵便局にいる職員へ連絡し、「匿名」と書いたものをさらに修正テープで「(学)森友学園」に変更した。修正部分に淀川新北野郵便局長の修正印が押され、100万円が寄付口座に入金された。

    受領証の名義欄。修正テープの下には「安倍晋三」⇒「匿名」という文字が隠れている
     本来なら、寄付を受けた際は、寄付者名簿に名前を記入するようにしている(安倍晋三小学校の寄附者銘板に名前を刻印して顕彰するという約束もしている)。
     しかし、安倍晋三首相からの100万円に関しては、籠池理事長夫妻が、 「これは名前を伏せてほしいというご意向があった」 と、職員らに指示した。そのため、教頭である自分も、その後の処理を行う職員に対して「そういうことでお願いね」と指示した。
     結果、官庁に提出されている寄付金名簿では「安倍晋三」の名は伏せられ、この時の100万円は、「森友学園」によるものと記載されている。ただし、寄付金口座への入金については、学園側の記録のために「安倍晋三」の名義にしようとした。しかし、それは事務処理上叶わなかった。
     残された払込票は、「安倍晋三からの寄付」という証明はできない。しかし、籠池氏側の証言を裏付ける証拠ではある。修正テープには郵便局長の修正印が押されているのだから、この話を裏付ける取材も可能ということだろう。