安倍首相の支持率低下が続いている。
各社の世論調査自体に問題があるとしても、低下現象は明白である。
18日時事通信は次の通り報道した。
「安倍内閣の支持率は前月比6.4ポイント減の44.6%に落ち込み、2012年末に発足した第2次安倍政権下で最低となった。支持率が5割を割り込むのは昨年12月、今年3月に続き3回目。不支持率は8.1ポイント増の34.6%で、第2次政権で最高となった。
集団的自衛権の行使容認については賛成33.4%、反対51.6%。政府は行使を可能にする憲法解釈変更を1日に閣議決定したが、国民の理解が広がっておらず、支持率低下に影響したとみられる。行使容認に賛成と答えた人の中でも「閣議決定による憲法解釈の変更で十分」と回答したのは42.0%にとどまり、「憲法9条の改正が必要」が53.9%に上った。
政党支持率は、自民党が前月比4.1ポイント減の23.1%。政権
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この記事は、昨日見たが、大変うれしくなりました。
国民は、選挙でしか候補者を選べないが、国民のほうが国際情勢をよく見ているし、物事のけじめがついているといえます。
国会議員の価値判断がどうして国民の気持ちから大きく離れてしまったのであろうか。国民に問うことなくして、国会議員で決めることが多くなっています。すべてが国民の声と反対の方向に向かっています。特定秘密保護法然り、十分議論が尽くされていないという声が80%近くでした。集団的自衛権も、反対者が賛成者の倍を占めています。
ネジレが問題になっていたことを考えると、ネジレを解消できれば、国民の意思を無視して、国会議員だけで、軍国化の道に進めるので、もっともらしくオブラートに包みながら、ネジレ解消を訴えていたのでしょう。
野党の中は野党的なグループと与党的なグループと半々ぐらいの割合で雑居しています。どうして、国民側に立っての自己主張を引っ込め、権力に追随するというより、時と場合によって、立場がクルクル変わる日替わりメニューになってしまったのであろうか。それにしてを、社会的指導者になって、己の信念を追求しようとしない軟弱性が当たり前になってしまったのか、残念な現象です。候補者の選択が極めて難しくなっています。
良い傾向も目にした、NHKのOBが籾井会長の辞任を求めて動き出したようである。国谷キャスターの現実の姿を目にすれば、自由にモノが言えるNHKのOBが怒るのもうなずけるし、また、NHKに言論人として魂が生きていることを確認できます。
ウクライナでは米国が得意とする偽旗作戦(自分が仕掛けてコミットしたのに敵がやったと大騒ぎする。関東軍もやっていた)で抵抗分子の弾圧にこれ努めているようだが、我が国は腐ったとは言え鯛。お上が不適切なことをすれば、支持率は暴落する。今、そういう時期にさしかかったのかな。
米国に対する義理は果たしたというのであろうか。
北朝鮮との自主的交渉だけでなく、今日の下関での講演は、注目に値する。
①平和条約を締結すべくプーチン大統領との対話は続けていく。
②対中外交に於いて、11月北京でのAPECで日中首脳会談を行いたい。
本気度を今少し見なければならないが、米国にとらわれず、自主的外交を進めようということであれば、日本人として歓迎すべきことである。
ウクライナにしろ安倍の心のうちにしろ、正確なところは僕にはわかりません。ただ支持率は低下し、ウクライナでの混迷はひどくなるばかりです。時代の曲がり角に僕らがいるということは間違いないのではないでしょうか?できれば我々みんなでその壁を越えていきたいものです。
ただどうしようもないこともあります。この先どんな結果になったとしてもそれを受け止めていく覚悟を持ってこの先を歩んでいきたいと思っています。
つい最近、ジャパンハンドラーズが安倍首相と会談したようですね。
<安倍晋三首相が、戦略国際問題研究所(CSIS)所長と会見>
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201407/2014071500898&g=pol
・ジョン・ハムレ氏(元国防副長官)
・リチャード・アーミテージ氏(元国務副長官)
・マイケル・グリーン(CSISの日本部長)
彼らは米国内では「下っ端」の人達であり、
米国政府中枢の意見を反映した組織ではありません。
また、CSISは米国民の民意を反映した組織でもない。
あくまで、民間のシンクタンクであり、政府や軍需産業の
ための調査・研究をするコンサルタント会社というだけです。
(従って、軍事産業との結びつきが非常に強い)
CSISの指示に従って行動することは危険です。
彼らの思想(世界戦略)を聞いて、恐ろしく思う。
いまだに「リムランド理論」を信奉し、
冷戦時代の発想から、まったく変わっていない。
「経済」「金融」「情報」「宗教」が国境を越えて空を飛び、
世界中を駆け巡る時代であるにもかからず、彼らの頭の中に
あるのは、相変わらず「軍事」と「地政学」だけ。
「軍事」と「地政学」で一極覇権が守れると思っている。
彼らの頭では、BRICSの台頭(非地政学的現象)を説明でき
ないだろうし、同じく「経済問題」「宗教問題」は解決できない。
「世界のドル離れ」、「イラクの混乱」を見れば解る。
それにも関わらず、ここでロシアと敵対するという選択をした。
米国は、経済問題、中東問題ともに、完全に行き詰る。
冷戦時代の悲劇からも、中東戦争の結末からも、
何も学ばない国なのでしょうか。
米国は過去、「ネオコン」と「親イスラエル勢力」に動かされ、
イラク、アフガニスタン、シリア、リビアと多くの反米諸国
に軍事侵攻しましたが、結局、親米政権を樹立できていない。
多大な犠牲を払った上、何の国益にもならず、ただ反米感情を
育てているだけだということになぜ気付かないのか。
米国はあまりに多くの「敵」を作り過ぎました。
将来、「地域大国の一つに軟着地(ソフトランディング)」
させることは無理かもしれません。
米国は、世界での影響力を失い覇権国から転落したとき、
過去に恨みを買った「敵」によって、完膚なきまでに叩き
のめされるでしょう。
我が国とロシアは微妙な立場ですが、個人的にはプーチンを
応援したくなってきます。
一度、このネオコンという「世界の癌」を痛い目に遭わせて
やって欲しい。
頑張れ、北国のサムライ、プーチン!!
>>3
ご無沙汰してます。
>本気度を今少し見なければならないが、米国にとらわれず、
>自主的外交を進めようということであれば、日本人として
>歓迎すべきことである。
仰るとおりなのですが、
安倍首相は、就任当初から米国に「弱み」を握られています。
週刊ポスト2012年10月26日号
「安倍氏 逮捕された山口組の金庫番と一緒の写真発覚、
3人、左、共和党ハッカビー氏、右「山口組の金庫番」永本氏。
議員会館安倍事務所内。
逆らえば、一斉にスキャンダルになり、政治生命が終わる。
安倍首相にそんな根性があるとは思えません。
もし、中露と関係改善を模索しているとすれば、米国から
「対立を深めるな」と釘を刺されているのが理由かと。
米国は、TPPや集団的自衛権など、一通りの政策を実現させた後、
用がなくなれば捨てる気でしょう。
左からも右からも、米国支配の呪縛からは抜け出せないのか・・。
本題とは関係ないですが、個人的に追求していた、
南シナ海の採掘問題、もう少しで尻尾をつかみそうです。
<アーミテージ元米国務副長官、米メジャー役員に就任>
チャード・アーミテージ氏が米石油メジャー3位のコノコ・フィリプス
の社外役員に就任、中国、フィリピン、ベトナムなど5カ国・地域が
領有権を主張している石油・天然ガスの宝庫である南沙諸島海域の
資源確保競争に関与している。
http://mediacritique.dip.jp/modules/pico/index.php?content_id=230
<2008年までの動向:共同開発路線>
「フィリピン政府高官はこのほど、中国最大の石油探査・採掘企業
である国営中国海洋石油(CNOOC)が比最西端のパラワン島西方沖
の南シナ海・南沙諸島に近接する比領海内で比石油公社(PNOC)と
共同で大掛かりな石油探査事業に近く着手することを明らかにした」
「世界最大の石油企業、米エクソンモービルが昨年末からフィリピン
南部ミンダナオ地方南西部海域に自社調達の最新鋭海洋油田探査船を
導入して探査活動を開始・・・米3社は探査事業で中国との協調体制築
を急いでいる。比政府関係者、在マニラ国際石油業界筋が明らかにした」
http://mediacritique.dip.jp/modules/pico/index.php?content_id=68
<2008年からの動向:独自開発路線>
問題の海域での共同開発に関する中国、
ベトナムとの3カ国協定は2008年に決裂し、
各国が独自で石油・天然ガスの調査を行うようになった。
http://www.business-i.co.jp/mobile/featured_newsDetail.php?862
<2008年7月:エクソンモービルが採掘競争に介入>
中国がエクソンモービルとベトナムとの海域探鉱契約の停止を警告
http://www.asiam.co.jp/news_box.php?topic=011520
ちなみにリーマン・ショックは、2008年9月。
「中国はリーマンショックの隙を突いて」説は成り立たない。
>>7
面白いことを調べていますね。南シナ海の話は知りませんでしたが、安倍、山口組、共和党議員の話はなぜか覚えています。安倍がネオコンの支持通りに動いていることはある程度推測していましたが、首根っこをつかまれているというのはどういうことなんでしょうね。1)安倍の心はネオコンのそれとは全く違うが、仕方なくしたがっている。2)自らの右翼的信条と合致しているためお互いに利用し合っている。3)安倍は安倍なりにネオコンをバックにのし上がり、時期を見てネオコンからの独立を考えている。4)一回目の時に完全にノックアウトされサレンダー状態。
まあ個人的にはどうでもいいことですが、信条が全く異なるものに完全に服従してしまえば、心が腐ってきます。その穢れは死んでも消えないでしょうね。その怒りや恨みや無念はどこにいくのでしょうね。逆にどんな状態であれ自分というものを保っていれば、チャンスは必ず訪れるものだと思います。どう考えても絶望的と思える状態から、何となく奇跡的に未来が開けていくように感いる時があります。それも絶望的状況が生み出す幻想という可能性は多分にあるのですが、人生そういう意味ではないでしょうか?聖書には絶対ありえないようなことが時々起こりますよね。90歳の老女が身ごもったり。彼は笑う。最後に笑うのは一体誰なんでしょうね。
>>6
お話の通りであり、私もまったく安倍総理を信用していません。しかし、日本人ですから信用もしたいのです。安倍総理の身になって考えるとき、日本の総理でありながら自由度がない。米国に何から何まで指図され、分かっていながら、なにくそというお気持ちを持っておられるのでしょう。心境的には、北朝鮮と同じような環境下にあり、気持ちが理解しあえるのかもしれません。また、米国の悪質なウクライナ内政干渉によって引き起こされたロシアの内庭での紛争では、プーチン大統領の気持ちも理解できるのかもしれない。今後、米国に従いながら、日本としての独自性をどのように出していくかは、日本の頭脳集団(官僚)の頭だけでなく、政治家集団の気骨の問題であるが、米国政治ののネジレをうまく利用しながら、日本独自の道を見つけ出してほしいのです。不謹慎かもしれないが、浮気をうまくすることではないか。私の淡い願望です。米国の裏側の情報楽しく読みました。