ネットで当然の安倍首相批判をすると“「イスラム国」より”の批判が殺到した。これは単に「ネトウヨ」という人特有の現象と思ったが、産経新聞も同じ手口を使っている。
先ず、2月4日産経新聞は“「イスラム国寄り」?発言、野党・元官僚続々”で指摘された人々の表を見てみたい。
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・民主党枝野幹事長「(安倍首相の人道支援言明が)口実をあたえるようなことになっていないか検証していきたい(1日都内記者団に)」
・民主党徳永エリ参議院議員「人道支援とはいえ資金援助を大々的に記者会見でアピールする、テロ組織を刺激したことは否めない」(1月21日フェイスブック)
・共産党池内沙織衆議院議員「こんなにも許せないと心の底から思った政権はない。国の内外で命を軽んじ続ける安倍政権。安倍政権の存続こそ言語道断(1月25日ツイッター後に削除)
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権力とかその宣伝新聞は論点ずらしをこりずにうまくやりますよね。安倍氏が国会で”私は最高位の執権者だ。ガタガタ文句言うな”もどきの発言しているのをネットで見ましたが、安倍氏の顔に、もう、ヒットラー一歩手前のこわもてを感じました。今に帝国陸軍様式の敬礼が始まるんじゃないでしょうか。
殺人は悪い。やり方もえげつない。絶対許せない。これは私のイスラム国に対する真の心情。蛮行前のイスラム国から発せられた安倍批判のメッセージには一定のポイントはあった。安倍氏は動揺した?或いは何も感じなかった。恐らく、想定内のことだから、、、と私は推測している。
イスラム国の野蛮性を考えるとき、ジャー、イスラエルのパレスチナ人大量虐殺、米国の無差別非人道空爆は野蛮じゃないのか?イスラム国の蛮行は良いわけはない。しかし、米国、英国、イスラエルの100年になんなんとする中東への侵略が現実にあり、旧約聖書でユダヤ人だけに神が許した異教徒の虐殺或いは奴隷化が単なる神話の世界でなく今中東でコミットされていることそのものが因果関係の因になっていることも考えあわせないと、イスラム国の野蛮性を克服することは出来ない。
安倍氏も産経もとんでもない勘違いをして、つまり、イスラム国を憎悪することを口実にして日本の全体主義を完成させようとしている。滑稽だが、笑ってはおれない。民衆への害毒は測り知れない。恐らく、これから読売も参加して安倍氏のタブー化を図ろうとするでしょう。それに対しては私たち民衆は平成天皇と共に平和憲法を高々と掲げ抵抗していくしかありません。
この一連の事件がある程度シナリオ通りの展開だったとして、でも日本でテロとの闘いに積極的に世論が動いたかどうかは疑問でだ。むしろ孫崎さんのように安倍の言動を疑問視する意見も強まっていると思う。そういう意味でアメリカの意向で動いた結果思い通りの結果にならないということは、結構これから多くなる気がする。だからこそ平和主義のやさしい人にはがんばってもらいたい。決して好戦的なイスラム国のような思想には染まらないで欲しい。日本の支払うお金が邪魔だというのならほっておけばいい。それを恨みに思わないで欲しいのだ。恨みに思うのなら他でお金を使う。それは資本主義の原理からして仕方のないことだ。他では使って欲しくないけれど、自国に金を送るな(あるいは利用だけはしたい)というのでは話にならないではないか?
僕は論理に一貫性がないのは好戦派の思想だと思う。
わたしはこどものころ母からよく聞かされたものだ。
「カンサイキ」にたいする恐怖を。
カンサイキが低く飛び始めたらそのときはだれかが死ぬのだと。
ただそれが自分や家族でないように、と。
ただそのときは大阪のほうから飛んでくる飛行機がなぜそんな、と
思っていた。
やがてわたしが中学生になったころ艦載機ということばを知った。
その酷薄な機銃掃射による標的となった市民の殺戮とともに。
金属をつらぬく機関砲を人間にむけた無慈悲な殺戮を。
その本には和歌山かどこかの山中に被弾墜落した艦載機のパイロットが
村人総出の山狩りで捕まり、警官の制止をきかなかった村人たちに
なぶり殺しにされたとあった。
当時の世相で一般人が警官の命令に逆らうなど例外的であったろう。
上空から死をふりまくパイロットは地上に降りたとき人道的なあつかいを
その標的だった人から期待すべきではない。
こんなことを書くわたしはイスラム寄りなんだろうなあ。
イスラム寄りはイスラム国寄りと書くべきでした。
ヨルダンも一応イスラムですからね。米国の手先であっても。
焼殺映像をみましたがあのパイロットの一生ってなんだったのでしょうね。
あわれです。
安倍のやりたいままならいつか自衛隊のパイロットが...
>>4
自己を見つめると、自己の弱さを実感できる。自己逃避が、足場を強いものに味方する好戦性につながっているのでなければいいのですが。
>>7
そうですね。結局足場が確かなものが強いということでしょう。その一点かもしれません。
安倍発言 「テロリストに過度な気配りをする必要は全くない」を解釈すると、
本音1:「政府の制止を振り切ってISILに出掛けた後藤に気配りをする必要は全くない
本音2:「アメリカにこそ念には念を入れた気配りをしなければならない」
=身代金を支払うな、というアメリカの指示に忠実に対応し、イスラム国と戦う姿勢を明確に打ち出す。
本音3:ISILが後藤を殺せば、世論が「一枚岩」にまとまり「積極的平和主義」を進める絶好のチャンスとなる。
そう後藤を見殺しにしてもけっして政権批判の声は高まらない。
むしろ自分たちに都合の良い風が吹くという計算ずくでしょう。
そしてそのとおりになっています。
共産党の志位までが安倍を増長させる言動でしたからね。
あの男の政治感覚ってどうなっているのでしょう。
9,11のあともブッシュの太鼓持ちのようなことをいっている。
ブッシュが国際社会になんの証拠もしめさずビンラディンが
犯人だと断定したあと、志位はそう断定されても否定しないのだから
ビンラディンが犯人に相違ないなどといっていた。
バッカじゃなっかろうか、フセインだって大量破壊兵器はないなどと
否定しなかった。
わたしがビンラディンでも米国大統領の放言ごときにいちいち反応
しない。
あまり語られないが、ビンラディンはなにも語らぬまま殺されたので
ビンラディンが本当に下手人なのか、たとえそうだったとしてもどれ
くらいの関与なのかは永遠に闇の中になった。
無抵抗のビンラディン夫妻をハチの巣にしたってことは米国はかれに何も
語って欲しくないとのつよい願望があったにちがいなく、そういう意味でも
米国書いたシナリオなどそのまま信じるわけにはいかない。
おっと志位のばかさ加減にふれたら話がそれてしまった。
ようするにいま日本人はとっても不幸ってことです。
えっ。幸、不幸は本人が感じるものだよ?客観的に見たらかわいそすぎる状況でも、本人は幸せだったりしてね。それを人は馬鹿と呼ぶのでしょうね。それでも賢く生きる選択をできない人はいる。自分もそうだからよくわかる。賢く生きても面白くないのだ。賢い人間に翻弄される人生をおくってきた気がする。でも本当に幸せだったのはどちらだったのか、それはかなり難しいと異になると僕は思う。
「過度な気配り」というのは人質の命を考えて言っていると思うのですが、それを「イスラム国より」と言われては困りますね。
逆に突っ張って人質が助かると思っているのでしょうか。
自分の家族が人質でも、あるいは自分が銃口を突きつけられた状態でも「テロには屈しない」と言うのでしようか。
産経さんはひどいと私は思いますが、むしろ政府とその支持者の本音の部分を書いているように感じます。
例えば沖縄に対しても、ある人の言葉の引用ではありますが残念な記事を見ました。
http://www.sankei.com/smp/premium/news/150205/prm1502050007-s.html