朝日新聞が読書欄で異例の「訂正」 孫崎氏の著書めぐり20121022JCASTNEWS
元外交官で評論家の孫崎享氏の著書「戦後史の正体」(創元社刊)の書評に絡み、朝日新聞が20121021日付朝刊で読書欄としては異例の訂正記事を掲載した。
「自立への一助にできるか」と題された「戦後史の正体」の書評が掲載されたのは930日付け朝刊。ジャーナリストの佐々木俊尚氏が執筆した。 朝日の訂正をそのまま記すと、930日付「売れてる本『戦後史の正体』」の記事で、1段落目の記述に事実誤認がありました。この段落10行分を削除します。
   削除された最初の10行には何が書かれていたのか。約3週間前の朝刊を取り出すと、問題の記事の冒頭はこうなっていた。
「ロッキード事件から郵政民営化、TPPまで、すべては米国の陰謀だったという本。米が気に入らなかった指導者はすべて検察によって摘発され、失脚してきたのだと