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記事 31件
  • 八段坂奮闘記3 vol.11

    2016-10-31 15:00  
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    終盤の3人無筋は要チェック例えばこの9pは他3人に対して無筋の牌です。序中盤はダマテンのケアはしませんが、終盤のこういった情報は要チェックです。対面の4pは自分に対して、南家に対して、北家に対しても無筋です。終盤の3人456無筋は要チェック先程の9pとは無筋の質が違います。果たしてこの4pが非テンパイから放たれるものなのでしょうか?※八段坂奮闘記は鳳凰卓向けの考え方を提案しています海底です。これを切るか切らないかと判断する前に対面は絶対にテンパイしている という前提を外してはいけません。この前提抜きに打牌を判断するのはただの甘えです。考察します。数ある無筋の中で4sだけは通りそうですね。あの巡目に北家から打たれた4s if 4-7s待ちだとしたら?役がなくても仕掛けて形式テンパイに受けそうです。ということで残る濃厚な無筋は――3-6m 4-7m 2-5p 3-6p 5-8p 5-8s致命傷
  • 八段坂奮闘記3 vol.10

    2016-10-30 15:00  
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    http://live.nicovideo.jp/watch/lv280050172本日の生放送は先週に引き続き、雀王決定戦の感想戦をやります。お楽しみに~。さてみなさんは何を切りますか? 理由も添えて考えてみてください。基本は5ブロック打法。カンチャンを払うかトイツ落としです。基本をしっかり理解した上で、ここは応用の6ブロック打法です。この巡目であれば――最速テンパイを狙うのではなく打点を狙う7sを引けば南のトイツ落とし。字牌が刻子になればカンチャン落とし。両面が埋まったら・・・その場合はカンチャン落としのほうが多いかな?手役、打点狙いの天秤にかけるといった感覚です。門前進行狙い、序盤の選択において6ブロック打法はよく使います。仕掛けるつもりがあるなら5ブロック打法は徹底するただし仕掛ける気があるのなら5ブロック打法、カンチャンを払ってください。門前の完全イーシャンテンより仕掛けの完全イ
  • 特南の歩き方

    2016-10-29 13:00  
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    http://live.nicovideo.jp/watch/lv279812677本日は15:00~四神降臨秋の陣の解説です。相方は土田浩翔プロ、解説室でも戦ってきます(笑)特南の歩き方 index基本その170 手役は手段、目的は打点僕は手役大好きおじさんといういわけではありません。構想を練る時に考えることは、今の状況におけるより効果的な選択です。例えば東1局。この手牌、この巡目におけるより効果的な選択とはこれほどの好条件であれば、打点を追求して最終着順率をあげたいですよね。(牌図A)目的は最終着順率を上げること。その手段が打点ということです。打点を上げる手段、ドラ2内蔵のこの手牌ならば門前リーチがベストです。よってここでは打2m。この時に違う設定下の選択も考えます。例えばこの手牌がドラ無しだったら―― その時は2mではなく打5p。ではドラ1なら―― ぬぐぐ・・・2mかな? ま、どっち
  • きっかけ

    2016-10-28 15:00  
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    ダルビッシュ有投手の話です。入団して2年目の春先ヤクルト戦に先発して4回ノックアウト。試合後にダルビッシュはこう思ったそうです。このままだと俺は一軍半の選手で終わってしまうな――余程手応えがないピッチングだったのか。それとも入団時から自身の成長が全く感じ取れなかったのか。理由はともあれ今後の自分に危機感を抱いたダルビッシュは自分にある設定を課すことを考えつきました。その設定とは――俺は今40歳で無職、野球では大成せずその後何をやってもダメだった。もう一度20年前に時間を戻せたら、人生をやり直せたら何をしたらいいか――タイムスリップして20年前の現在に戻ってきたという設定。うけるwwさて、ダルビッシュは人生をやり直すためどのような策を講じたのでしょうか?効果的なトレーニングや効果的な食事の方法などを徹底的に研究した※参照記事 これは有名な話ですね。その後ダルビッシュの活躍はここで説明するまで
  • 八段坂奮闘記3 vol.9

    2016-10-27 12:00  
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    このあたりから完全に縦を意識します。3者から打たれている3s。2s、4sあたりはかなり縦引きの狙い目となります。浮いてるドラを使い切ることを考えたら、縦系の手役狙いがベストかと。このように全然うまくいかないこともしばしばですが元よりアガリも打点もさほど期待できない手と考えれば割と諦めもつくものです。牌理的には打7pですが、これも縦を意識すると打7s。横伸びよりも縦に期待。そう考えると重なりや鳴きやすさの優劣で7pを残しそうですよね?これも縦。真っ直ぐ進めてもアガりにくそうかつドラが浮いている牌姿では、このように積極的に狙っていきます。この選択のメリットは、このようにうまくいかなかった時でも比較的安全度の高い牌を手の内に残しておけることです。先制は難しそう、打点が期待できない、ドラが浮いているような手牌なら攻防一体、思い切って縦を狙ってみるのもひとつの手段かと思います。縦を狙う感覚は「ダメ元
  • 八段坂奮闘記3 vol.8

    2016-10-26 15:00  
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    http://live.nicovideo.jp/watch/lv279894117本日の対局希望者は13名でした。sandiris あたし疲れた cloowdo抽選の結果、本日の対局者(敬称略)はこの3名です。よろしくお願いします!残り400点の上家が3フーロー。リーチがかけられないとあらば、なりふり構わず来そうな状況ですね。4枚になってから加カン。4sを手出し、更に4pを手出しです。 打 → ツモ →打打テンパイから打待ち変え。あまり深くは考えませんでしたが、大体こんなところだろうと。深く考える必要はないと思ったのは、安そうだし、自分がアガれそうだからです。対戦相手をリスペクト6p引きカンチャン変化だったか・・・ この放銃にも反省点はありますが他の反省材料は、4-7sが簡単に脇から打たれるだろうと思ってしまったことです。確かに自分の河を見るとソーズの染めにも見えなくない。ラス目の現物待
  • 八段坂奮闘記3 vol.7

    2016-10-25 15:00  
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    http://live.nicovideo.jp/watch/lv279894117鳳南の歩き方 生放送version は明日水曜日21:00~です。URL http://tenhou.net/0/?C33950428ロビー番号 33950428参加資格は7段R2000以上のIDをお持ちの方。こちらのエントリーフォームからお申し込みください。対局者は明日の記事にて発表します!
    (牌図A)ダマテンに構えていたところ2つ目の副露が入り仕組まれたかのように持ってきた白。みなさんもこんな経験ありませんか?今のうち! と切ってしまう人。その発想自体は間違っているわけではありません。中盤以降ならともかく、あの河だとテンパイしていない可能性も十分ありますからね。ちなみにこの画像は合成です。親番とはいえこの牌姿この点数状況、この手組で、白をぶっ放してしまう人はかなりの重症です。損得で判断しているのではなく
  • 八段坂奮闘記3 vol.6

    2016-10-24 15:00  
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    本日はマーチャオ秋葉原カプリコン(禁煙店)18時~です。お時間のある方は是非!守備力の指標は放銃率ではなく放銃時打点 とか 被リーチ時非現物打牌率 などで見るといいと思う。例えばこの局面、ホンイツを目指してお出かけしたところ、2軒の仕掛け返しが入る。 そこに北家が怒りのドラアンカン! さてみなさんはこの後どうしますか?よーし!迎撃してやるぜ!! とは思わないですよね?うあ、やば! と思うのが普通じゃないかと思います。そう思ったら――ここでは7mを打たずに打5pではないでしょうか? 「安全度の高い北があるからまだ狙う」という考え方も理解できます。しかしそのように考える人も――すぐに北が出たら仕掛けてしまうのではないでしょうか?僕はこの状況で北を仕掛けることはありません。仕掛けるとしたら、ポンして両面テンパイクラスのイーシャンテンは必須ですね。3軒仕掛けが入っている中、唯一の門前者がアンカン。
  • 雀王決定戦2日目自戦記

    2016-10-23 15:00  
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    どうせなら「戦略派」といわれたい麻雀人生でした僕は「攻撃派」と評価されることが多いです。自分の評価は他人が決めるものですので、そのことについては全く不満はありません。自分が見合っていると思ったら勝負しますし、見合っていないと思ったら勝負しない。見合うと判断する基準が違うだけでみんな同じだと思うんですよね。判断基準の元になるのが「戦略」ということ。「戦略」は点数状況や場況、対戦相手や戦うステージによって変わるものです。去年と圧倒的に違っているのは展開と手牌。バカヅキの展開を受けて「戦略」を練ったから、去年はああいう結果になったということです。しかし今年は――これは8回戦のオーラス。この半荘のトップ目はトータルもトップのたろう。リーチは2着目の小川で5300点差、小川にツモ番はありません。自分は3着目でラス目の角谷とは6700点差。可能なら小川に6400点を放銃してたろうのトップを阻止したい。
  • 八段坂奮闘記3 vol.5

    2016-10-22 12:00  
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    http://live.nicovideo.jp/watch/lv277630668本日は雀王決定戦2日目です! お見逃しなく!何を切りますか? 普通は南を切るかと思います(牌図A)最近思考錯誤している「超変革」の中で、唯一ものになりそうなのがチートイツです。この牌姿からチートイツに決め打つことはしませんが――次重ねたら決めてしまおうというやつです。ドラが重なれば文句なし!次ツモ裏目の7sはもちろん残します。両面が一つできたらメンツ手へ、何か重ねればチートイツへ といった感じです。フリテン受けも両面とカウントします。チートイツって特殊役じゃないですか。狙うときは天秤にかけず、なるべく早めに決めてしまおうかと。これは打点を睨んだ攻めのチートイツ。ドラが孤立の時、点数状況が平坦な東場でよく使う感じですね。チートイツに傾倒しているかといえばそうではありません。例えば同じ4トイツでも、この牌姿は狙