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記事 31件
  • 2015年のブログマガジンは――

    2014-12-31 12:00  
    2015年2月10日開設現役麻雀プロがガチで「天鳳位」を狙うブログマガジン当チャンネル会員数は338名になりました(12月30日現在)この1年私がなんとかやってこれたのも、皆様の支えのおかげだと思っています。当チャンネルをご利用頂きました皆様にこの場を借りしまして、感謝の言葉を述べさせていただきたいと思います。本当にありがとうございました!振り返ってみると、動画配信等新しいものを取り入れ、コンテンツの充実を図るべき時期に「少しサボリすぎたな・・・」と反省もしております。当チャンネルでは今後もチャンネル会員様により満足度の高い情報や企画を提供するため、精一杯努めたいと思っておりますので来年もどうぞよろしくお願いいたします!日本プロ麻雀協会 木原 浩一タイトルには「天鳳位を目指すブログマガジン」とあります。もちろん天鳳位を目指しているのですが、「天鳳位」になることが目標ではありません。真の目標
  • 形式テンパイ取らずの例

    2014-12-30 12:00  
    110pt
    初代天鳳位著、新次元麻雀が発売されました。第2章に「形式テンパイの価値」とあります。順位獲り麻雀で点差を詰めるテクニックの一つが形式テンパイ取りというのは間違いありません。しかし、勘違いをしないでいただきたいのは――ASAPINは形式テンパイ取りが上手いから強いというわけではないということです。人よりも基礎能力が高く、人よりもミスが少ないから強いのです。一見無理そうな手牌から、サーカスのような仕掛けで形式テンパイを取りました。見た目は派手ですので「おお!凄ぇぇぇ!!!」といった印象を受けるかもしれませんがこうした仕掛けの裏には必ずリスクがあるのです。危険牌を打たなけばノンリスク。という考え方は間違っています。基本的に抽選の機会が多ければ多いほど有利になります。ツモ番が来るということは抽選の機会を得るということであり、仕掛けはツモ番を1度キャンセルするということ。自分の抽選の機会を放棄して、
  • 九段坂奮闘記・18~19戦目

    2014-12-29 12:00  
    110pt
    http://live.nicovideo.jp/watch/lv204987539告知が遅れました。木原麻雀研究会@天鳳は1月2日21:00~行います。今回は7段以上限定です。対局希望者は19:30にロビー10049888まで集合して下さい。
     
  • 九段坂奮闘記・14~17戦目

    2014-12-28 12:00  
    110pt
    カンチャンとペンチャンの比較。基本はペンチャンを払い、カンチャンを残します。この場合は――仕掛ける前提の手牌です。仕掛けた後、自分が注目を浴びた時に河に4mを置いて有利になる受けであるペン7mを残すということです。門前進行限定の手牌では両面変化を重視して内側の牌を残しますが、仕掛けが利く手牌は河からもシャンテン数を上げることができます。門前時よりも副露時は好形変化を重用視せず、愚形でもダイレクトに河と自ツモでテンパイやアガリの抽選を受けることに期待するということです。参照記事・切り順の妙む、こうなると少し話は違いますかね。注目を浴びる抽選に当選しました。仮にここで打中として両面変化の可能性が残るカン3m待ちと、4mを切ってあるペン7m待ちどちらが強いかといえば明らかに後者でしょう。後の好形変化よりも、自分の捨て牌によって相手から鳴きやすい、アガリやすい受けを選ぶこと。対人戦ならば重要ですよ
  • 九段坂奮闘記・9~13戦目

    2014-12-27 12:00  
    110pt
    東南戦、親番は2回ある。ビハインドを背負った者にとって最大の逆転チャンスである親番。ラス目の親番、それが東場か南場か。それによって当然戦略も変わってくる。南場のラス目の親は局流しを優先するという意識を持って――・・・・とりあえずは打4s、ここまではいい。ハネマンクラス(ホンロートイトイ役×2)を狙うのも時と場合によるということ。東場ならこう狙っても構わないと思うが、南場のラス目の親番では逆転のチャンスを摘むことを優先する。しっかりとそれを意識できていれば、こんな最終形にはなりません。これも南場のラス目の親番です。東場はスルー推奨の4sですが、天鳳ではチー推奨。これには反応出来ていた。心から「チー」と叫んでいた。でも鳴けなかった。虚しく右端に置かれた8p。まあこれはまだ百歩譲って許そうではないか。別の半荘の出来事。これこそ心の底から「チー」と叫んでいた。リャンシャンテンをイーシャンテンにする
  • リーチ判断の先入観

    2014-12-26 12:00  
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    「認知バイアス」という言葉をご存知でしょうか?ある対象を評価する際、自分の利害や希望に沿った方向に考えが歪められたり、対象の目立ちやすい特徴に引きずられて、ほかの特徴についての評価が歪められる現象を指します。要するに、直感や先入観(思い込み)恐怖心や願望が論理的な思考を妨げるということです。「麻雀は席で決まる」「ネット麻雀はプログラムで勝者が決まっている」自分が本当だと思った例(結果)は挙げますが、反証となる例を無視したり探す努力を怠ったりします。このため最初の思い込みを補強するための情報だけ取り入れ「自分は間違っていない」と思い込んだりするのです。麻雀打ちあるある ですよね。
    5巡目・ドラ一昔前、これでリーチを打つのは「ヘボ」とされていました。・3色・両面変化・ドラ引き・役牌直感や先入観(思い込み)=手変わり待ちの方が有利恐怖心=放銃願望=もっと高くしたいが論理的な思考を妨げる。というこ
  • 現代麻雀技術論「実戦編」総評

    2014-12-25 12:00  
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    天鳳の鉄強、十段3回 shoot39 との会話shoot39「この8sを鳴くと36s待ちがバレてしまうから鳴かない方がいいよね」木原「いや、鳴いたほうがよいのでは?」shoot39「え、そう?さすがにバレバレでしょ?w」
     
  • 九段坂奮闘記・5~8戦目

    2014-12-24 12:00  
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    Case1~4は微妙なリーチ判断、Case5~8はvs仕掛けの押し引き判断です。Case1―牌譜ラス目が突き抜けている状況につき無理をせず1m切りです。自分がラス目なら3sをツモ切りテンパイしたら無筋勝負。または進撃の赤5m単騎リーチがいいでしょう。
    Case2―牌譜点数状況的にリーチメリットが少ないのでヤミテン推奨です。2~4位が僅差の点数状況だと、牽制効果抜群なので曲げてみるのも面白いかもしれません。Case3―牌譜この巡目にテンパイです。上家、対面の仕掛けに挟まれ、ドラの役牌も見えていない状況でどうするか?無難な選択といえば無難ですが、これは曲げてしまっても良かったかもしれません。両者の仕掛けをどれほど評価するかが鍵ですね。Case4―牌譜14pが抜群に良さそうなのと、親の仕掛けに敬意を払って9pを切ります。この選択には全く関係ありませんが、下家は最高位戦日本プロ麻雀協会の新Aリーガ
  • 九段坂奮闘記・1~4戦目

    2014-12-23 12:00  
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    http://live.nicovideo.jp/watch/lv204216513今週の研究会は仮想特上卓。対局希望者は(今回は4~6段)26日金曜日大会ロビー・ロビー番号10049888に15:30までに集合して下さい。ロビー入場はこちらの記事を参照して下さい。段取りはロビーチャットにて指示します。オーラスはこの点差の攻防。トップまで11300点、ラスまで5300点の親番です。この牌姿では12000点アガリかノーテン流局を狙うのがいいでしょう。とすれば役牌3兄弟とここでお別れするわけにはいけません。ソーズターツを払います。ここまで来たら気持ちを一旦リセットしましょう。トップ目下家のやる気のなさ、2着目上家のやる気。肝心な対面は不明。そして自分のこの牌姿。ここで決断しましょう。この7m、鳴いたほうがアガリやすいです。でも今回はグッと我慢。仕掛ける条件はせめてこの時点で役牌がトイツであるこ
  • 現代麻雀技術論「実戦編」レポート vol.7

    2014-12-22 12:00  
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    完全一致  ◎37 全く異論がありません大体一致  ○10 そう言い切れないとは思うけど回答は同じ大体不一致 △19 回答は違うけどわからなくもない完全不一致 ×09 異論しかありません
    前回までの途中経過です。P147~再開します。Q16・スルー ×(47/76)ポンテンは非常にアガりにくいですし、テンパイ打牌はリスクが高いです。 ここはツモ番をキャンセルせず、染め気配の北家から溢れる可能性のある中を狙ってみます。 2枚目の中をポンしたら打1s、それからでも遅くはないでしょう。 その前に9mなり8mを引けたらその時は勝負します。ちなみにこれは終盤でよく使います。リーチなり仕掛けなりに、打ちづらそうな初牌のオタ風が上家から出ましたと。喜んでポンテンに取るのではなく1牌スルーしてみましょう。数牌に比べ、字牌は単独で使えない牌です。そういった状況だと、これ以降のの出現確率は以前に比べて相手が持