先日の最強戦決勝。トップのみが勝ち上がり条件のオーラス。西家朝倉プロのリーチ。供託に２０００点＋２本場。どこから出アガリしても勝利条件を満たすテンパイだった。対してトップ目北家、紺野プロの選択。は朝倉プロの現物で１枚切れ、は初牌、はが１枚切れ。紺野プロは打とし、テンパイするとを勝負した。もちろん最初からを勝負する選択肢もあるが、イーシャンテンでの勝負は見合わないと判断した。この勝負の結果は３人テンパイで流局だった。次局３本場は、東家柴田プロが先制リーチだった。最強戦ルールはオーラスの親番にアガリ止めは認められていない。このリーチに対して既に役牌を仕掛けていた紺野プロは上図のイーシャンテンで、今度はノータイムで無筋のを飛ばしていった。形だけなら２本場の牌姿のほうが良い。しかしあの時は、無筋のを一旦止めることを選択した。決して２本場の無筋のほうが、３本場の無筋よりも危険だったわけではなく２本場

土曜日にできなかった特南ライブ配信は本日23:00～やります。今後も土曜日にやるのは難しいので、平日に枠を取ってやりたいと思ってます。手牌の価値は手牌の価値は２今回は非テンパイ時の手牌の価値についてです。シャンテン数は目安でしかない手牌はイーシャンテンですがこのままテンパイするとリーチのみの愚形です。「先制リーチ」　というのも大きなメリットですので素直に東を切っても良いのですが、今回は既に先制されています。テンパイをしても余剰牌の８ｐを切る構想が無い。ならばこの手牌はイーシャンテンに非ず、というわけで東は切らずに打１ｐです。手順が怪しい人には「リャンシャンテン戻しを絶対にするな」と教えますがある程度できる人には「シャンテン数より構想を大事に」と教えます。ここでも現物の６ｓを切ってしまう人が多いと思いますが３枚切れの７ｐは相当ネックですので、テンパイ時８ｓを勝負するかどうか微妙。ならばこの手

　で　　をチーして打　ということは　この形に放銃するとしたら　ここからを仕掛けたことになるのではチーではなくロンじゃないとおかしい。ノベタン、亜両面、単騎、シャンポンカンチャンも同様に否定できるので、が放銃にならないという話です。西家のリーチにかを通すとしたら、のほうが安全です。・カン受けよりも優秀な待ちだった可能性が高い・カンチャンだと、切りがおかしい後筋の中筋で当たるケースはにがくっついたにがくっついた　というケースがかなり多いです。その知識があれば、がカンチャンで当たるケースが極めて少ないと判断できると思います。も通りやすそうですが、ターツ選択をしていることを考えると、よりは若干危険度が高いと判断できるでしょう。対面は知らんわ・・・筋で放銃するパターンを覚えよう西家のリーチであれば後筋よりも後筋のほうが圧倒的に危険で、ならば無筋のほうが若干通りそうですとか筋で当たるケースを覚えておく

今月の成績が今一つ・・・・　そうでもないじゃん！　って思うかもしれないが、この成績で１０００ｐ以上溶けているのだ。南３局、この点差のラス目でどうするか？２０００点をアガれば、ラス抜けどころか２着浮上だし変化形も考えれば、タンヤオに受けたほうが明らかにアガリやすい。最終着順率を上げるのが目的２０００点アガリ時の最終着順率と５２００点アガリ時の最終着順率はかなり違うということ。アガリ確率を下げるリスクに着順上昇率を上げるリターンが見合っていれば良いわけでこの場合はトイトイに受けたとしても、アガリ確率がそれほど下がるわけではないので、リターンを優先したほうが良かった。負の連鎖に気をつけろ調子が悪いと目先のアガリが目的になってしまう。この局面も２副露されて焦る気持ちはわかりますが、この素材ならグッと堪えたいところです。確かに２－５－８ｍは数多く打たれていますがリーチするリスクよりも、打点アップのリ

今日の牌譜添削はBさんです。Bさんは今のままでも特上卓は自然にクリアできると思います。特上卓でラス率２割を切ることを目標にBさんは、おそらくフリー雀荘などの収支戦がメインのステージだったのではないでしょうか？・押す基準のハードルを少しだけ上げる・ベタオリをしっかりと将来鳳凰卓で打つことを想定して天鳳ではこの２点を意識して練習してみましょう。トップ目の親リーチです。この巡目ですから仕掛けて応戦したいところですが――VS　トップ目リーチ　の押し基準を上げるイーシャンテンならば好形確定の３９００以上愚形テンパイならば５２００以上を目安にしてみてください。天鳳ではラス目との点差が大事トップだと７５００円獲得、２着だと３０００円獲得ラスだと１０５００円損失するシステムだと認識しましょう。もちろん加点することも大事なのですがラス落ちに直結する失点を回避することも大事な戦略です。東家の宣言牌は赤５ｐです

http://live.nicovideo.jp/watch/lv314571955ブロマガ杯決勝は本日21:00～　参照記事はこちらブロマガ杯ルールにも詳しい　zeRo  さんを解説にお迎えして生放送します。ブロマガ杯準々決勝の１コマ。BさんとAさんが１勝ずつで迎えた３回戦でした。※既に１勝している人を権利者と呼びますBさんが現状６万点オーバーのトップ目他３者は利害が一致するとはいえ、この点差を逆転するのは相当難しいか。権利者以外が誰がを飛ばしてしまうと敗退確定ですから残り数千点からでも飛ばずに、もつれることも珍しくありません。そうこうしている内に、Aさんに大チャンス手が入りました。Bさんから１８０００直激できれば、まだまだこの勝負はわからない。あれ？　僕からアガっていいのかな？　確かにマンガンは耐えられるけど、次局以降ツモアガリが出来なくなって厳しいのでは？きっとAさんはこう思ったこと

黒髭危機一髪理論ってあるじゃないですか。あれは通っていない無筋の本数をカウンティングするのですけど実戦中にカウントするのって結構大変じゃないですか？今日はもう少し簡単に見極める方法を記事にします。　　　この３筋がローゾーン　　　　　この３筋がハイゾーンマンズ、ピンズ、ソーズの３種類で合わせて６ゾーンでカウントします。実戦例を挙げて説明したほうがわかりやすいと思うので――　

プロ麻雀「Mリーグ」発足RTDリーグなんかよりも大きなプロジェクトが来年できるかもしれないよRTD出てーなー　でも僕は選ばれねーだろーなーなんてボヤいていた時、唐突にこんな話が切り出された。　

今日の牌譜添削はMさんです。Mさんの打牌選択傾向には致命的な欠陥があります。まずこれを直さなければ、今後勝てることは無いと言っても過言ではありません。Mさんだけではありません。同じような症状を持っている人、結構多いですよ～このシーン。安全牌である中を残して打７ｓとしています。これは　可　ですこの巡目、最終的にリーチのみの愚形にしかならなさそうですものねーこのシーン。安全牌候補である西を残して打６ｍとしています。これは　可　ですピンズが愚形とはいえ赤含み、形が決まっていると判断して問題ないかと思います。このシーン。４ｐを先切りしていますがこれは　NG　です形の決まらぬ序盤は基本目一杯この手は４トイツですのでチートイツも見ますし　ツモ、こう来たらイーシャンテンに受けずやのトイツ落としも視野にいれましょう。さて、Mさんの致命的欠陥はこうした　先切り症候群　ではありません。６ｍを残して１ｓのトイツ

両面受け　＞　リャンカン受け　が基本中の基本。つまりここはピンズのカンチャンを払うのがセオリーである。２ｐ４枚見えか・・・　と考え、ここは――よし結果だけ見れば３ｐは全山生きだったのだが西家の情報がx（不明）と考えたら、そこまで信頼度の高い受けとはいえず割と強そうな（そう見える）１－４ｍが先埋まりのケースを考えるとやはりここは基本に忠実、ピンズのカンチャンを払うべきだったように思う。ドラが５ｐということもありピンズの中ほどは不安定。ソーズの受けは将来的に期待できるので――不安定とは結果的に４ｐは全山生きだったのだが、ソーズとピンズでは河に打たれる可能性にかなり差がある　という予測は大体正しいと思う。ここはこれで良しとする。こんなので押すわけねーだろ？　バカじゃないの？？この時まではそう思ってました。　そう、この時までは――現物の８ｐを打つと４枚見えになった。対面の８ｐ手出しは自分の仕掛けに