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【Mリーグ】敗れた者、そして去る者
2021-06-27 12:0050pt -
【Mリーグ】黒沢咲・2020副露集
2021-06-09 15:00サブチャンネルでライブ配信中の「もしも黒沢咲が雀魂を始めたら」黒沢プロ風に打ったら雀魂でどれだけの成績を叩けるか? という企画です。黒沢風の打ち方を真似るために2020Mリーグ黒沢咲プロの副露シーンをまとめてみようと思います。と思ったのですが、あまりにもしんどかったので開幕してから年内までの16半荘に限定させていただきます。ちなみに16半荘で、仕掛けた局は15局でした。ダブをポン。至って普通の仕掛けに見えますが実はこれ2鳴きなんです! に、2鳴だとぅ?・・・・下家の河を見てください。1枚目のをスルーしてからは2鳴きです。どんだけ渋々なんすか・・・状況を説明しますと、親の前原プロがテンパイ濃厚北家の堀プロもテンパイ濃厚で、西家茅森プロが明確にオリてます。このまま堀プロが海底というところだったのですが、茅森プロのをポンして堀プロの海底を飛ばし、茅森プロのに海底を回しています。なかなかテクニカル -
【Mリーグ】2020Mリーグ・Last game
2021-05-23 12:00110pt2 more games からの続き優勝条件を確認しよう。サクラナイツの逆転優勝条件は・サクラナイツトップ、風林火山が2着で27300点以上の差・サクラナイツトップ、風林火山が3着で7300点以上の差・サクラナイツトップ、風林火山が4着・サクラナイツ2着、風林火山が4着で27300点以上の差かつ赤坂ドリブンズがトップABAMASの逆転優勝条件は・ABAMASトップ、風林火山が3着で45500点差・ABAMASトップ、風林火山が4着で25500点差このあたりが現実的なところだろう。前の半荘のオーラス、園田プロに勝又プロがマンガンを差し込みたくない理由が、この逆転条件をみたらわかると思う。東1局は勝又プロがチートイツを先制テンパイ。序盤にリードを保つと後半がだいぶ楽になる。ただサクラナイツ、ABAMASにトップを獲られたとしても点差さえつけられなければ逃げ切れる。というわけでここは無難にダマ -
【Mリーグ】2020Mリーグ・2 more games
2021-05-21 12:00110pt3 more games から続き風林火山、サクラナイツ、ABEMAS の11人にとって、1年で最も長い日が始まった。 いや、ドリブンズとて諦めたわけではない。超絶うまくいけば、8万点トップの連発で大逆転優勝もあり得るのだ。Mリーグファイナル、個人の最終成績を見てほしい。注目してほしいのは試合数。確かファイナルステージには試合数制限が設けられていない。どのチームも勝ちたい。だからこそ終盤になればなるほど最も勝率が高いと期待できる選手を起用してくる。いや、こいつで負けたら仕方ない―― と後悔しないような選手を起用する。それは当たり前のことだ。その結果、試合数に偏りが出る。勝又プロは12戦中7戦出場。多井プロも終盤4連投、いつ見ても勝又多井勝又多井勝又多井勝又多井・・・・そこでチーム戦の面白さを演出する1案として聞いてほしいファイナルステージはたった12半荘だ。ファイナルだけでも選手を均等起用 -
【Mリーグ】2020Mリーグ・3 more games
2021-05-20 12:00110pt4 more games の続き多井プロの選択、ダンラスで迎えた東3局6巡目、上家のリーチ宣言牌をどうするか?鳴いたら打点はないし形も良いとはいえないイーシャンテン打ち出す牌も危険だらけだし、何よりこの点数状況で放銃してしまうと、2度と浮上できなくなってしまうだろう。麻雀の選択は比較である鳴かない理由はたくさんあるが鳴かない未来に良い結果があまりない。ならば―― ということだろうが鳴けずに固まってしまう人も多いのではないだろうか?点差が離れるち安手を鳴けない人が多い中、諦めていないからこそ、その都度優劣を比較して少しでもマシな選択を模索する。しかもこんな大事な試合で・・・ さすが舞台慣れしてる感じですねードラ3で親番ですが、が3枚見え。そしてこの巡目に引かされたド無筋の 鈴木プロの選択は―― 確かにドリブンズは、この半荘含む残り3半荘を6~8万点クラスの3連トップかつ、上位陣を効率よく沈め -
【Mリーグ】打牌選択の目的が無くなったらどうするか?
2021-05-19 13:30110pt今から16年前の話。夜勤明けに麻雀最強戦決勝の会場にいた。対局者としてではなく、採譜者(麻雀の記録をする係)としてだ。最強戦の採譜者は、決勝進出者が自由に選んで良いとの決め事になっていた。決勝進出者の名前は「園田賢」という。当時部下だった男の、麻雀プロとして初めて立つ晴れ舞台。無下にするわけにもいくまいて、彼の依頼を快く承諾したのだ。残念ながら園田プロは最終半荘、南2局の親番を落とすと逆転優勝の可能性は完全に無くなってしまった。トータルトップは二階堂瑠美プロ。2位以下を10万点以上も突き放す独壇場、会場にいた誰もが二階堂プロの優勝を確信していた。オーラス、園田プロともう1人のプロは、優勝の可能性が無いなら極力鳴かせず、極力振り込まずの黒子役に徹する構えだった。大逆転の可能性がわずかに残る親番のプロは副露、リーチ、形式テンパイ、ありとあらゆる手段を使って連荘した。積み棒が5本、6本と増える。 -
【Mリーグ】2020Mリーグ・4 more games
2021-05-18 14:00110pt大混戦となった2020Mリーグ。今夜にはもう優勝チームが決まってしまうけれども当ブログマガジンでは5月17日の2試合、5月18日最終日の2試合それぞれ1試合ずつ分けて紹介したいと思います。では5月17日第一試合、2020Mリーグ・4 more games ――開局、ドラ3のチャンス手です。 多井プロの選択は――で、でた 多井隆晴人心掌握術の1つ これは残したにポイントがあって――これは村上プロ視点。多井プロが次巡を手出ししたらどう見えますか?そう、あのドラ切りは危険牌先切りと将来待ちになった時の、スライドフェイクの合わせ技ですね。が2枚切れなのに・・・ よーやるわ勝又プロは2巡目、3巡目にのトイツ落とし何かの手役を狙っていそうですね。ここで多井プロの選択は――下家殺しの異名を取る多井プロですがここは勝又プロに対して全く絞る気配がありません。この段階では風林火山にトップを獲られても構わない。 -
【Mリーグ】最終半荘前の条件戦
2021-05-17 13:15110pt2020Mリーグは残すところ4半荘。優勝争いは実質渋谷ABEMASKADOAKAWAサクラナイツの一騎打ちとなりました。風林火山だってドリブンズだって可能性はゼロじゃないだろ!はい、ごもっともです。2チームの優勝条件をざっくりいうと――風林火山3トップ & ABEMAS、サクラナイツノートップドリブンズ4トップ & ABEMAS、サクラナイツ結構負けるです。 なーんだ可能性あるじゃねぇか? と思う人は、普段打ってる麻雀を思い出してください。 最後に3連トップを取ったのはいつですか?その3連トップの前に3連トップを取ったのはいつですか?ほら、ただの3連トップですら難しいでしょう?「最終戦15万点トップかつ箱ラス条件」 とかあるじないですか。15万点トップなんて、生涯1度でも獲得したことがあるんですか?俺はあるぜ!うんうん、そういう自慢をする人もいるでしょう。じゃあ何回あった? 50半荘に1回くらいのペースでありますか?可能性はゼロじゃない = チャンスがある ではないだから実質一騎打ちなのです。でも風林火山にもドリブンズにも、やることが無いわけではありません3位賞金1000万円、4位賞金0円ABEMAS、サクラナイツが熾烈な優勝争いをする中風林火山、ドリブンズが熾烈な3位争いをしたっていいじゃないか。 -
【Mリーグ】読みが冴える対リーチ押し引き判断
2021-05-15 12:00110pt南3局、僅差で2着目の岡田プロは配牌でチートイツイーシャンテン。から切り出します。5巡目にドラを重ねてリーチ。リーチの判断自体は何も悪くありません。ただ――園田プロがリーチ一発目に選んだ牌は、2枚切れのではなくでした。はリーチ直前に打たれた牌。岡田プロのリーチがチートイツである可能性を完全に意識している選択だと思います。滝沢プロの選択。トップ目でしたが愚形×2のイーシャンテンから無筋を勝負していますね。滝沢プロもまた、岡田プロがチートイツである可能性を強く意識、ということでここは現物を簡単に抜かずワンチャンスでもあり、単騎には当たりにくい、を勝負したのだと思います。岡田プロが初打から打ち出しこのような捨て牌でリーチだった場合は園田プロも滝沢プロも、対応が全く違っていた可能性はありますね。最終的には海底で無筋を勝負されテンパイを取られてしまいます。対戦相手の傾向を知ることも大事基本的にチート -
【Mリーグ】 安定を求めるならば 【ファイナル】
2021-05-12 15:00110pt麻雀における「安定」とは何か?攻守のバランスが取れている手牌構成を指して「安定」という表現を使う人がいます。リーチをかけた場合、アガリ牌以外を全てツモ切るわけですからリーチという選択が攻守のバランスが取れているとは言い難いでしょう。リーチ時とダマテン時、あるいはテンパイ外しとの比較麻雀の選択基準は常に「比較」である。A・攻撃寄りの手組にした方が優秀なのか?B・それとも守備的な構えにした方が優秀なのか?C・攻守のバランスを取った中庸な選択が優秀なのか?常に安定感を求め、Cを選択するのではなくその都度優劣を比較して選択することが大事なのです。南3局、僅差のトップ目で迎えた日向プロの手牌。自風のを抱えてを切ったシーンです。(牌図A)
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