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諦めていないからこそ撤退を選択する
2024-03-09 12:0050pt※今日は過去記事再掲です箱下で迎えたオーラスです。堀プロは3列目にテンパイしました。3着の親とは6300点差、1000-2000ツモ5200出アガリは、わずかに届かない点数状況です。4枚見えの待ち良くない上に逆転条件は裏ドラ頼り。加えてテンパイ打牌のは佐々木選手に対してそこそこの危険牌だ。堀プロの選択はテンパイ外し。いや、外したというよりも完全撤退に近い選択だ。 諦めたのかYO! 放銃したら素点損だから?これはどちらも違いますね。むしろ諦めていないからこそ撤退したのでしょう。この時の親はTEAM雷電の萩原選手でした。萩原選手プロの性格雷電のチームポイント状況を考慮すると――親の萩原さんはもトイツ落としだったし、さすがにイーシャンテン以上だろう。萩原さんが3着で良しとするわけがないよね。直前のは1枚切れだけど、やる気を感じるツモ切り方だったしそう、堀選手が諦めたのは、この局で逆転することだ -
南3局トップ目親番、テンパイ続行?ノーテン局消化?問題
2024-02-19 14:0050pt南3局、松本選手の親番です。ダンラスの南家岡田選手がリーチでした。北家醍醐選手は暗刻落としでノーテン濃厚西家亜樹選手は現物ターツ落としでノーテン濃厚2着目醍醐選手とは9600点差3着目亜樹選手とは13800点差さて、この親番2人テンパイで続行しますか?それともノーテンで伏せてオーラスに移行しますか?松本選手の判断はテンパイ続行でした。2着目、3着目とそれぞれ3000点ずつ差をつけるわけですから、松本選手のトップ率は当然高いです。 -
判断の優先順位を意識せよ
2024-02-10 10:3050pt本日は11:00から雀竜位決定戦2日目の解説です。※今日の記事は過去記事を加筆修正しいたものです。ドラ リーチを受けて一発目、何を切りますか?わかる人は1秒でわかる問題ですね。少しでも悩んだ人は、これを機会に覚えてください。正解はです。答えが合ってるだけでは無意味です。理由がわかっていないと実戦中に活用できません。カンチャン待ち、シャンポン待ちの頻度リーチ者は とペンチャンを落としているわけですから シャンポン待ちの場合は→の切り順になりそうですし カンチャンの場合もよりから切るケースは考えにくいです。両面待ちに放銃する可能性はほぼ一緒ですが、カンチャン待ち、シャンポン待ちに放銃する可能性は、間違いなく差があります。何となく内側の牌を嫌がって、よりもを選んでしまう人も、愚形に当たる可能性の差で選びましょう。ドラ 今度は何を切りますか?正解はです。なんでだよ!!まあ怒らないで聞いて -
意見が割れる「平面何切る」で麻雀の強さは測れない
2024-01-18 16:3050pt何を切りますか? このように回答が割れる何切る問題は人気がありますね。仲林選手は渋川選手は浅井選手はだそうです。僕だったら7巡目なので――ある程度形は決めておきたい。危険牌先切り込みでを切りそうです。4巡目だったら、まだ色々な打点アップの可能性を追ってみたいのでを打ってみたいです。意見が割れる「平面何切る」で麻雀の強さは測れない複数の回答候補が挙がる「平面何切る」は問題としては良問ですが、実力とは関連性が薄いです。対戦相手がいる「立体何切る」で -
麻雀打ちは場況と三色がお好き?
2024-01-11 18:0050pt -
経験値によって判断は変わる
2024-01-08 13:0050pt -
自分の目から多く見えている牌は危険?
2024-01-07 18:3050pt -
ペンチャン、カンチャン待ちをどれだけケアするか?
2024-01-06 19:3050pt -
素点の積み重ねではなく全員との点差で考える
2024-01-03 12:0050pt下家から2000点の出アガリをしたシーンです。このアガリを評価すると――上家、対面と2000点差をつける下家と4000点差をつけるアガリとなります。ツモの場合は上家、対面と2500点差下家の親とは3000点差をつけるアガリです。※下家から2000点出アガリ※500-1000ツモアガリ今度は3900点の出アガリをしたシーンです。上家、対面と3900点差をつける下家と7800点差をつけるアガリとなります。ツモの場合は上家、対面と5000点差下家の親とは6000点差をつけるアガリです。※下家から3900点出アガリ2000点出アガリ時と比較して――トップ率 4.28%アップ 連対率 6.06%アップラス率 4.18%ダウン※500-1000ツモアガリ500-1000ツモアガリ時と比較して――トップ率 5.26%アップ 連対率 6.67%アップラス率 4.57%ダウン2000点と3900点っ -
一発目なら打たない 一発じゃなければ押す は正しいか?
2023-12-03 15:0050pt南2局、トップ目で迎えた醍醐選手が下家リーチの一発にを掴んだシーンです。これは問答無用で押しそうですが――※全く同じ捨て牌です待ちがカンだとしたらどうでしょうか?これは全く押さないですね。押しは「待ちの良さ」が大きな判断要素では、少しずつ待ちを悪くしてみましょう。※下家の捨て牌に、対面の捨て牌にを追加2枚切れ、1枚切れならどうか?この程度でも押し有利と※下家の捨て牌に、対面の捨て牌に2枚追加これならどうだ?だいぶ近づいてきましたね。※下家の捨て牌に、対面の捨て牌に追加を3枚切れにしてみました。(牌図A)打推奨に変化、遂に逆転しました!!2枚切れ、2枚よりも3枚切れのほうが押しにくいんですね。AIは残り見た目枚数よりも端牌の出やすさを重んじているようです。この辺りは人間の感覚と近いと思います。3枚切れの(牌図A)を使って1巡後の世界です。一発じゃなかったらAIはを押すのか? を検証してみまし
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