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記事 31件
  • 八段坂奮闘記4 vol.6

    2017-05-31 16:00  
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    昨日のマーチャオにて、一発目の麻雀。 (牌姿A)こんな感じのイーシャンテンでした。ドラは無関係・7~8巡目・ただし先行リーチが入ってます。リーチ者がツモ切ったをスルーした後「あ――」と、声が漏れそうになりました。普段ならスルーで間違いありません。そう、普段というのは天鳳ならな!ここでは仕掛けてマンズの両面ターツ落とし。イーシャンテン変わらずのまま全押し、最後まで戦ってしまうのが良かった。打点ダウン、放銃率アップのリスクにテンパイ確率、アガリ確率上昇 + 祝儀ポイント獲得率の上昇のリターン「ツモ3倍増」祝儀のポイントが高いマーチャオルールならリターンが大きいのでリスクに十分見合うと思う。昔東風戦で常勤していた頃なら躊躇なくポンの声をかけただろう。主戦場が変わり、こうした反応がかなり劣化してしまったように感じました。 (牌姿B)似たような局面でドラは無し。赤の出るテンパイチャンスを増やしてもな
  • 八段坂奮闘記4 vol.5

    2017-05-30 12:00  
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    十段との邂逅昔は知らない十段と対戦したら成績を天鳳ランキングでチェックするようにしていました。今はいちいちチェックしなくなりましたなぜかって? そりゃそうでしょうよ――十段になる人が増えたからですね。これだけ多くの十段がいれば何人かに1人くらいは超幸運を引いて天鳳位になってもおかしくないわけです。トップ率.260  2着率.250  3着率.250  4着率.240平均順位2.47  安定段位7.63平均よりやや上くらいの実力を持つ、こんな鳳凰民がいたとしましょう。七段 → 八段 への昇段確率は 73.6% です八段 → 九段 への昇段確率は 37.0% です九段 → 十段 への昇段確率は 13.0% です。十段 → 天鳳位 への昇段確率は 3.4% です※参照 天鳳昇段シミュレーター
    かなり厳しい道のりですが、運がよければ当選しそうな数値ではありますね。もしくは爆打のように試行回数を稼げ
  • 八段坂奮闘記4 vol.4

    2017-05-29 16:00  
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    今年も大阪の水は辛かった・・・・ 牌譜南3局、ラス目が親番とあらば白ポンからの全力プレイ本来はそれで良いところなのですが、天鳳特殊ルールにより判断材料が難しくなります。3万点ルールを意識せよここで1000点をアガったとしても対面から直撃以外は3着でオーラスを迎えることになり、オーラスも超激戦。この巡目、この牌姿なら3万点を超える、または3万点に近づくアガリを目指したほうが期待ポイントが最大になるのではないだろうか?ラス回避だけを目的とするならポン有利残り2局と残り1局では現在着順の価値が違います。対面や下家が軽くアガってくれてもラス回避できるわけですから、一局進めた方がラス回避率は上がります。ラス率を現状より10%下げることができる選択があるとするじゃないですか8段配分だと期待ポイントが15ptアップするということです。ラス率は現状維持でも、1着2着率を15%上げる選択を選べるとしたら8段
  • 八段坂奮闘記4 vol.3

    2017-05-28 12:00  
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    勝負を決定づける局面では有効 ビハインドを負った局面では微妙全力プレイで書いた話は、何も競技麻雀だけの話ではないのです。天鳳も立派な条件戦です。勝負を決定づける局面で全力を出す。負けているから取り戻そうと無理をするのではなく、最後の最後まで条件が残るように意識することはとても大事なのです。牌譜八段坂奮闘記で 仕掛けに関して消極的? という話を書きました。勝負を決める局面で全力プレイ! この仕掛けが良いかどうかわかりませんが――最近はこういう仕掛けを完全にサボっていたような気がします。リスクはありますが、アガればオーラスはライバルと8000点以上の点差で迎えることができる。リターンもそれなりにあり、やってみる価値はあるでしょう。牌譜勝負を決めに行く局面で全力プレイ!ラス目のリーチに好き好んで突っ込みたくはないのですが――お試しワンプッシュ早い巡目、安全牌が乏しいからこそ、アガリに向かったほう
  • 全力プレイ

    2017-05-27 12:00  
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    今日はヴェストワンカップ本戦出場のため大阪に来ています勝ち上がれば翌日も対局なのですが、負けたらぽっかり予定が空いてしまいます。負けたら名古屋にでも寄って帰ろうかしら??全国麻雀選手権でのひとコマ。時間打ち切りでの最終局、東家多井の選択。多井の勝ち上がり条件はツモなら1000オール以上。トップ目近藤からは2900以上。愛内、小林からは4800以上のアガリが必要。流局は敗退だった。この形から5巡目、上家愛内の打った8pをチー。3面張、ここから仕掛けるのか―― と思ったが、実は合理的な判断で愛内、小林は役満条件。2人からの出アガリは最終的に期待できないだろう2人が積極的にアガリに来る局面なら5800クラスを狙ってスルーする。しかしそれが見込めないのなら、ツモまたは直撃狙いに絞ったほうが良いと判断。仕掛けは他家に影響を与える実はこの局面、アガれば勝ち上がりの近藤が既に仕掛けていた。多井の3、4巡
  • 八段坂奮闘記4 vol.2

    2017-05-26 15:00  
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    牌譜リーチツモならマンガン。さすがにピンズの両面を払うのはやりすぎだろうか?この巡目なら狙っても良い気がしたが、賢者モードで打東とした。そこまでは良かったのだが、対面からでる9m門前進行でもミニマム5200、ハネマン確定ならポンの一手なのだが――仕掛けに対して消極的?これは少しクセになっているような気がする。まずまずの牌姿だから「鳴かなくてもいっかー」とするのではなくちょっとでもマシな方を選択し続けることそれこそが良い結果が起こる確率を上げる唯一の手段自分の生涯成績を上げるためにできる唯一の手段なのだから。リーチは積極的上家の仕掛けはタンヤオのマンズ待ちテンパイ、または役牌バックが濃厚。ならばめくりあってあげますよ―― と思ったのだが、やりすぎだったかな? ドラ4巡目東家、何を切りますか?条件反射的にを切ってしまう人も、この牌姿ならを切ってみてほしい。打点は積極的に狙いましょう経験しておく
  • 特南の歩き方 牌譜添削version

    2017-05-25 16:20  
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    今日は愚形嫌い症候群の話です。鳴き手は好形変化よりも5ブロックパンパンに好形変化を求め、ピンズの4連形を残してしますがこれはNGです。確かに4連形は好形変化のパターンが豊富、残すことも多いのですが―― (牌姿A)例えばこの手、ドラがだとしましょう。これならピンズの4連形には手をかけずに打、または打ですかね。門前限定手は1巡につきチャンスは1回、鳴き手は1巡につきチャンスは複数回ポン材は下家の河、対面の河、上家の河と自分のツモで1巡につき4回。チー材は上家の河と自分のツモで2回シャンテン数を上げるチャンスがあります。8枚の抽選を1巡につき1回受けるのと4枚の抽選を1巡につき4回受けるのでは後者のほうがチャンスが上です。鳴き手は好形変化よりも5ブロックパンパンにというわけで、ここでは打が良いでしょう。愚形だとアガれるきがしない?愚形嫌い症候群を患う人はそう考えるのでしょう。確かに西家、北家から
  • テンパイ外し

    2017-05-24 15:00  
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    http://live.nicovideo.jp/watch/lv296519236今日は17時~ 全国麻雀選手権 プロ選抜部門 です。●C卓 土田浩翔(最高位戦)、忍田幸夫(麻将連合)、木原浩一(協会)、茅森早香(最高位戦) 【解説・実況】小林剛(麻将連合)、愛内よしえ(協会) ●D卓 多井隆晴(RMU)、近藤誠一(最高位戦)、小林剛(麻将連合)、愛内よしえ(協会) 【解説・実況】忍田幸夫(麻将連合)、木原浩一(協会)半荘2回を戦い各卓1名が準決勝に勝ち上がります。C卓ではプレイヤー、D卓では実況?もやる予定です。お楽しみに~( ´ ▽ ` )ノ牌譜基本的に打点が伴っていれば即リーチ。打点不足かつ、手変わりで打点の大幅ランクアップが見込める場合はテンパイを外します。これはテンパイ外しが有利な一例。テンパイよりも優秀なイーシャンテンもあるのです。2-5m引きはテンパイ外しで1m連打の構えで
  • 八段坂奮闘記4

    2017-05-23 15:10  
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    http://live.nicovideo.jp/watch/lv297169158本日は20:00~極鳳位リーグ対戦者は 矢島亨、綱川隆晃、愛内よしえ です。八段坂奮闘記4、かなりしょっぱいスタートでした。牌譜少し余裕がないのでは?親でダブ東をスルーする余裕があってもいいと思う(牌図A)少なくともこの点数状況、この牌姿なら仕掛けた方が絶対優位とは言い切れない。牌譜少し高望みしすぎでは?4巡目、親番ということで打点を狙って中を打った(牌図B)高望みといえば高望みだが、これくらいはまだまだ許される範囲だろう。上家から打たれた2枚目の4pはスルーした。「打点を狙って中を落としたんだからスルー」と考える人もいるでしょう。鳴いた未来と鳴かなかった未来の比較麻雀の選択は常に○○と△△に比較で考えるべきで前巡にどうあったかというのは、今の選択にあまり関係ないことだ。(牌図B)がこのような牌姿で字牌から
  • 特南の歩き方 実践編

    2017-05-22 17:00  
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    第3章 鳴く選択   第1章では打点を狙って鳴かない選択を紹介しましたが第3章ではアガリ速度を重視して鳴く選択を紹介します牌譜アガリの価値は変化するもっともアガリの価値が高いのは順位を決定づけるオーラスです。オーラスに近づくにつれてアガリの価値が高まると考えて良いでしょう。着順アップ+局進行を狙う3巡目この牌姿であれば、2枚目の役牌も仕掛けず門前リーチで狙いたいところです。しかしこの状況であれば、着順も上がるし局も進む、一石二鳥でポンするということです。牌譜当然この局面も仕掛けて狙います。4、7、8s、以外は全鳴きです。牌譜オーラスの親番だけはアガってもゲームが終わらないので少し考え方が違います。これはつい仕掛けてしまったのですが、一撃終了を狙っても許される巡目だったと思います。第4章 オリるべき局面 ワンフーロー程度の仕掛けなら、基本は自分の手牌を優先してください。過剰に警戒すると自分の