ロッソアカウントで鳳凰卓を打ち出してから９か月。悪夢の２か月を経て、ようやく成績も復調してきたところ。今月あまり打たなかったのは偶々です。来月は頑張ります！牌譜僅差のラス目で迎えた南３局。３着目の北家とは２３００点差、２着目の東家とは４４００点差です。ライバル２人とも役牌を仕掛けています。特に東家の仕掛けには、まあまあ速度感がありますねー。自分にとって良い未来を考えようもちろんここで２着目まで浮上するアガリを決めることです。門前リーチ、鳴きホンイツ、素材だけは揃っているので、後は間に合うかどうか。自分にとって悪い未来も考えよう親に高い手をツモられて連荘、ラス目でオーラスを迎えることです。そう考えると東家の安い連荘に期待し、北家に対して絞る選択も考えられますね。５巡目にここから仕掛けて一旦打とします。先月　中途半端のすすめ　という記事を書きました。ホンイツに決め打つでもなし、北家に絞るでもな

牌譜上のテンパイ。条件反射的に両面で曲げる人も、予め準備をして選択しましょう。河の強さで待ち取りを決めるは５枚待ち、は４枚待ち。枚数が微差だとしたら、自分の河の強さも判断基準になるのです（牌図A）河が強い　＝　ヒントが少ない　です。もしも画像のような河でリーチだと、捨て牌にヒントが多く他の非現物安全牌候補が多く、が選ばれる可能性が下がってしまいます。この場合は枚数差重視で両面に受けたほうが良いかもしれません。ただし狙いとはいっても所詮は２枚です。基本は枚数差重視１枚差であるとか微差の場合に限り、選択する余地があるということです。な牌譜僥倖のドラ３テンパイ。これも比較的河が強いので枚数差が１枚ということなので、こちらの受けにしてみました。打点を犠牲にするので微妙な選択にも見えますが――さすがは鳳凰卓、簡単には出ないと思うじゃないですか。対面のは？　まだノーテンにもかかわらず、通ってない牌を切

あなたに１万円差し上げましょう。なに、対価はいりません。本当に善意からです。ただしちょっとした検証をしたいのです。いやなに、簡単なことです今から聞く質問に「YES」か「NO」かで答えてくれるだけで良いのです。１万円では不満でしょう？　では１０万円にして差し上げますよ。ただしここにサイコロがあります。１の目が出たら１０万円を差し上げます。そのかわり２～６の目が出たら、先ほど話した１万円の話は無しです。このサイコロ、あなたは振ってみますか？それとも１万円もらって止めておきますか？ただより高いものは無い　だとか知らない人からお金をもらうものでは無い　だとか、そういう話は結構です。１万円をもらうか、それとも１０万円を狙うか「YES」か「NO」でお答えください。　　さあ、あなたの回答は――　

今出た５ｓをチーすれば絶好の３面張テンパイ。しかしこれだけの素材を３９００で終わらせて良いものか・・・・・誘惑に勝ちました！　というつもりはありませんが副露するということは、門前の魅力を放棄するということでもあるのです。門前は自分にとって魅力でも、相手にとって脅威でもあります。この巡目の門前テンパイ。先制リーチなら相手に脅威を与えられるでしょう。しかしながら相手は３人とも門前進行です。追いつかれたらこの待ちでは厳しい・・・・　と思うのが、自分にとっての脅威でもあるのです。親が仕掛けた瞬間です。これでどうでしょうか？　先ほどよりもリーチをしやすくなったのではないでしょうか？自分が門前でいることは、相手にとって脅威でもあり相手が門前でいることは、自分にとって脅威でもあるどちらが良いとかいう話ではありません。門前進行と副露進行にはそれぞれそういった側面もあるということを頭に入れておいて欲しいので

Ａ・　　Ｂ・同じ手役だとしても待ちの良さによって手牌の価値は変わります。ツモアガリ確率（打点アップ確率）失点回避率ＡとＢでは見た目の打点は同じでも、戦闘力がまるで違うのは明らかです。また同じようなイーシャンテンでも――Ａ・仕掛けて手役があるイーシャンテン　Ｂ・手役が門前限定のイーシャンテンＡ・安全牌が浮いているイーシャンテンＢ・危険牌が浮いているイーシャンテン　いづれの場合もＡのほうが戦闘力が高いのは明らかです。打点があるからプッシュ、打点が無いからオリといったようにアガリ時の点数で押し引きを判断するのが一般化しているようですが戦闘力をスカウティングせよ本来は手牌の価値、手牌の戦闘力をスカウティングした上で判断すべきなのです。牌譜例えばこのシーン、下家の親が明らかなマンズの染めでした。普通は打として目一杯に構えるでしょう。ここでいう普通とは、対戦相手がいない１人麻雀ならばということです。危

牌譜普段なら切りで何も問題ない局面です。しかし今回に限っていえば、脇の２人がアガリ放棄みたいなことをしているので――を残して打とした。しかしこの手牌ならソーズの伸びも考えて打としておいたほうが良かったぜ！上家を高く評価するならマンズの染めで余ったところ低く評価するならチャンタ系で、まだまだといったところ。下家に関しては全く分からないが、こういった捨て牌は完全に無視します。ピンズの景色が良いとみるかどうか平時よりも若干良いとはいえますが、両脇にピンズが無いとしたら相対的に対面にピンズがある可能性が高くなるとも考えられるでしょう。２者条件と３者条件は雲泥の差　とは、そういうことです。この場況でも、ピンズに絶対の自信を持てるほどでもないでしょう。でね、結局テンパイを外すのですがミスったのは打とするのに、小考してしまったことなんです。これはダマテンです。今ならもれなく仕留められるでしょう。すると何

突然ですがみなさんは、ゴミの日って覚えていますか？毎週あるやつではなく、月に２回くらいある特別なゴミの日です。僕の住んでいるところは第２、第４月曜日が資源ごみ以外の燃やせないゴミの日です。もうこの家に５年近く住んでいるのですが――あれ？燃やせないゴミの日っていつだっけ？？毎回出そうと思う前にネットで確認してから出しています。もはや覚える気もないのでしょう。面倒でも調べりゃ済むわけですからねー。携帯電話の普及以前、友達の電話番号や、職場、学校の電話番号全自動卓の普及以前、南場に入ってもトップ目との点差、ラス目との点差など。必要だったからすべて記憶していましたね。今はもう覚える必要がないので実家や自分の電話番号すら怪しいし、点数どころか前局あった出来事すら忘れてます。麻雀の点数計算が覚えられないのですが――同様に覚える必要性がないから覚えられないのだろうと思ってました。別に点数計算ができなくて

牌譜下家の仕掛けは役牌×２の仕掛けまだ２巡目ですが役牌の孤立も余っていて、かなり威圧感を感じます。を手出し　→　のツモ切り　→　をポンして打さて、読み進める前にここまでの情報だけで下家の手の内を予測してみてください。　

牌譜アガリ、テンパイを目指すならチーの一手です。でもこういう時は　まだ許されるのか？　と自分自身に問いかけています。許される　とは――アガリ、テンパイ確率を落としても、打点を追求する猶予があるか　ということ。ちなみにこの時は　許される　と判断してスルーしました。麻雀はバランスのゲーム巡目や点数状況、相手の動向や読みによって最適戦術は変わってきます。マニュアルを極めるだけでも大体の相手には勝ち越せますが１０００人のプレイヤーの中で、上位１０番以内に入ろうとしたら――間違いなくそれだけじゃ足りないと思う。様々な判断要素を考慮して、最適バランス、打点と速度の損益分岐点を予測する。牌譜親のリーチドラ１はコスパ最高　というのがマニュアル。重々承知の上で　まだ許されるのか？　と自分自身に問いかけてみる。一貫性がない？　いやいや！　あの巡目だから許されると思っただけでこの巡目はテンパイ取りますよ！　４巡

今日の牌譜添削はPさんです。手組判断、押し引き判断、副露判断Pさんはこの内、押し引き判断に関しては合格点です。・最序盤の手組・ホンイツの手組、副露判断・字牌のドラ切り・数牌のドラ切り・ターツ固定今後は副露判断も含め、手組判断を鍛えていきましょう！最序盤の手組これ、僕は白を切りたいのですがいかがでしょう？これも僕は北を切りたいっすね。２つとも悪手というわけではありませんが――ツモが良く見えるのは良い残し方をしているからこれだけ早い巡目なら狙ってみたくありませんか？最高のリーチ、お膳立てをしてあげるのが打ち手にできる唯一の手段なのです。ホンイツの手組さて、どうしますか？ホンイツを狙うのではなく打点を狙えホンイツにすると３９００～５２００の３シャンテンです。チートイツイーシャンテンのほうが打点が狙えるのではないかと思います。たとえばドラが無かったり、赤５ｐを内蔵しているとしたら４ｓのトイツ落とし