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九段坂奮闘記113~115戦目
2015-01-31 12:00110ptブログマガジン杯エントリー、本日が最終日です!興味のある方は是非エントリーしてみてください。成績が悪くてもきっとチャンスはありますよ!豆ダマリーチをかけたほうが良いにもかかわらず、何となくダマテンにしてしまうことを指してこう言われています。確かに!何となくダマテンにしている人、結構多いですね。リーチをする理由よりも、リーチをしないほうの理由を考えてみて下さい。その理由が曖昧なものであるならば、いっそのこと全部リーチとしても構いません。これはダマテン推奨です。少し離れたラス目の親番ということがポイントです。南家、西家を抑止せず、共に(できれば自分で)この親番を流すことを優先します。ただしこれはドラも何もないピンフだからこその選択です。イーペーコーや高め3色、赤引きなどで手変りしたら、今度は自分が加点することによって期待ポイントを最大にすることを優先するのでリーチとします。南2局、この点数状況 -
鳳凰卓を斬る! vsリーチversion
2015-01-30 12:00110pt当ブログマガジンの記事の趣旨は戦略の提案や紹介です。今までは自分が打ってきた闘牌シーンの中からピックアップして「こう打ったほうが良いのではないでしょうか?」といった選択の提案、紹介をしてきましたが、今回の記事は逆バージョンです。このコーナーでは、鳳凰卓で他家が打ってきた闘牌シーンの中からピックアップして「そう打つべきではありません」という選択を取り上げていきます。Q・え、それって打牌批判では?A・そうですね。戦略の提案などと呼び方を変えても打牌批判には違いありません。僕は配信や動画では他家の選択に言及しないようにしています。自分が意図するしないにかかわらず、打ち手個人に対する中傷と捉えられるおそれがあるからです。何を求めてもう6年も前になるのですがこの記事は、近代麻雀オリジナルで連載していたコラムをアップしたものです。他人の選択にケチをつける人。よくいるじゃないですか。よーく考えてみてください。それはあなたの考え方を押し付けているだけではないでしょうか?人それぞれ違った楽しみ方があってもいいと思います。その楽しみ方に共感できないからといって「それはおかしいでしょ?」というのはどうでしょう?その考え方は今でも変わっていません。他人が何を求めて打牌を選択しようと全くの自由です。それを何ら批判する気もないし、個人攻撃など以ての外だと思います。
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九段坂奮闘記108~112戦目
2015-01-29 12:00110ptブログマガジン杯エントリー受付中です!(1月31日まで)この親の仕掛けを見た時からやってやろうと思ってました。門前テンパイ時、そこそこの待ちならば禁断のメンチンリーチを敢行――親の仕掛けは食いタンです。元々マンズが打たれにくい場況であること。このまま伸び伸び手を進められるより、他家も含め抑止効果を高めてツモ機会の延長を図ります。でも天鳳ならツモ機会延長を狙うよりも東家や南家からの直撃を期待したほうが良かったか?これも同様、ピンズがバカ高くなりそうな場況です。自分が親番、下2人は競りの点数状況。打点も十分、抑止効果も抜群のリーチですね。お、おや?好走と暴走は常に紙一重。ただし好走が成功した時のリターンの大きさは大事です。普段なら何も悩まぬ選択ですが、上家の2枚目の3mにはラグがかかりました。3mは山にはありません。だとすればどうだろう?この待ち受けは――とまあ世界裏目選手権に出場したら間違い -
九段坂奮闘記・103~107戦目
2015-01-28 12:00110ptブログマガジン杯エントリー受付中です!(1月31日まで)8pがリーチの現物とはいえ、門前限定のイーシャンテンではノンプッシュです。仕掛けが効くイーシャンテン、テンパイ抽選を上家からも受けられる牌姿だからこそここでは7mをプッシュです。これが刺さっても反省は特にしません。オーラス、ラス目とは4800点差です。これで上家にシャンポンで刺さったとしても、片割れが役牌でない限り3900点。つまり上家のフーローの、どれかが老頭牌であるなら中で放銃すると40符、5200点になるので押さないということです。点数計算ができて良かったと思う瞬間ですね。これが刺さっても反省は―― いや待てよ・・・これは何かを見落としていますね。
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九段坂奮闘記・97~102戦目
2015-01-27 12:00110pt -
九段坂奮闘記・92~96戦目 その2
2015-01-26 12:00110ptブログマガジン杯エントリー受付中です!(1月31日まで)昨日の続き牌譜を見てもらえばわかると思うのですが、下家の仕掛けには少し違和感があります。絵面的には36pが本線なのですが、4sポン最終手出しの2pです。単純36pならあそこまで2pを引っ張りますかね? もちろんのような可能性もあるので否定はできませんがポン出しの側は雀頭になっていることが多いの法則によって3pや4p雀頭のサムシングも考えなくてはなりません。例えばその前の手出し8s近辺のドラ6sあたりのシャンポン待ちとか――これ――とかね。アニメを見ながらでは秒でツモ切りそうな7sですがここは保留にします。テンパイ7s勝負は良いですが、決して手牌に溺れることなかれです。そして残りツモ1回、ここは決定打を狙いましょう!36pで放銃は無い、7sも全見え、ドラも4pも1枚見えでかなり有利な気がします。 リーチを躊躇すると1000オールです。し -
九段坂奮闘記・92~96戦目 その1
2015-01-25 12:00110ptブログマガジン杯エントリー受付中です!(1月31日まで)景色評論家としては6sをチーして――7pを切ります。これはものすごく微妙な選択です。期待ポイント的にはどちらを選んだとしても大幅プラスの贅沢な悩みですが――6sにしてみました。対リーチなどにめくり合って勝負するなら打5sですが ポロリを狙うなら圧倒的に9pが良いでしょう。 山読みというよりも河読みですね。捨て牌の傾向から他家にとって何が不要になるかを予測するということです。参照記事・アノマリーこの点差の親番、天鳳罪歌流はこの牌姿から仕掛けて2900を狙いません。南場僅差のトップ目、むしろ子番であるなら局消化の価値が高いので鳴きますね。親番の2900もそれなりに価値があるので、仕掛けても良いかとは思います。ただしこれを仕掛ける上で気をつけて欲しいことは中盤すぎても受け入れMAX、手牌をブクブクにしてしまったりリーチに対する押し引き判断 -
九段坂奮闘記・87~91戦目
2015-01-24 12:00110ptブログマガジン杯エントリー受付中です!(1月31日まで)ラスは気にしなくていい点差、2着目とは6900点差の南3局でした。ここは全力を出していい局面。1局を消化する価値が高いです。加点もたとえ1000点脇から出アガリでも7900点差、ツモか2着目直撃ならオーラスをぐっと楽に戦える。カンなら1300点以上確定、2着目と8100点以上の差をつけられますが・・・少しばかりリスクの方が高いでしょうね。リーチ棒が出てアガリのメリットが高まりました。放銃のデメリットは大きいですが、ここはまだプッシュ推奨です。Q・相手は親リーチですよ?A・そうだね。この点差ならまだいいと思うな~。ただしラス確率が高まりそうな点差、着順をまくられる可能性のある点差ならソーズを即抜きします。つまり23900点差以下の点差なら全力ベタオリ推奨です。とはいえマイナスの勝負であることは間違いありません。ある程度終局まで回りきれる -
九段坂奮闘記・83~86戦目
2015-01-23 12:00110ptブログマガジン杯エントリー受付中です!(1月31日まで)14s待ちは良いと思います。十分勝負になるとは思うのですが――リーチの瞬間はこうでした。9pのトイツ落としからドラの2p切り、宣言牌は赤5sです。北家はラス目です。スーパーデジタルリーチ!とかいって1300の愚形待ちはないでしょう。好形、または高打点。もしくはその両方――そして最も重要な判断材料は、ラス目リーチ相手ということ。まだ東場とはいえ、あの好形率が高そうなラス目リーチに向かうには火力不足です。そのように判断して賢者モードというわけです。好形率が高いということは逆に言えば愚形の可能性が低いということ。この7pは勝負しても良いかと思います。6mを引いて打發、再び賢者モードへ。次巡8mを引きテンパイを外します。リスクの高い形式テンパイは不要、というか狙う価値はありません。「国士無双」国中で並ぶ者がないほどすぐれた人物のこと。「国士」 -
九段坂奮闘記・79~82戦目
2015-01-22 12:00110ptブログマガジン杯エントリー受付中です!(1月31日まで)この配牌のコンセプトは、タンピン系あわよくば三色といったところ(牌図A)だとしたら、第一打はあえて役牌から切り出しましょう!基本役牌は、巡目を追うごとに仕掛けられる可能性が上がります。自分が重ねて嬉しくない牌姿での役牌は、一刻も早く切ることをお勧めします。東家は役牌の孤立を2枚持ち。重なったら仕掛けるでしょう。北家は役牌がトイツでも、まだまだ手バラなので發をスルーしています。唯一南家は仕掛けそうですが自分がこの手牌なら、どうせ将来出て行くのでいつ切っても同じです。こうなるともう北家は仕掛けるかもしれませんね。どうでしょう?序盤の絞りは無意味といっても過言ではありません。鳴かれにくい序盤、鳴きにくい序盤のタイミングでリリースすることによって、他家の先制を阻むことができるかもしれません。ダブ東から切ったのはクリックミスですがこういう牌姿で
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