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選択肢を広く → 選択肢を絞る
2020-09-30 14:00110pt南場の南家、は1枚切れは2枚切れで何を切るか?門前リーチとダブポンの両方を見据えた一打。早い巡目ならこの選択でも良いのですが、麻雀には制限時間があります。8巡目なら相手もそこそこの牌姿でしょう。1牌の後先でアガリを逃してしまうなんてことも十分あり得ますね。序盤は選択肢を広くしても良い中盤以降はできるだけ選択肢を絞るこの牌姿、この巡目であれば副露進行することを最優先に考えたほうが良いでしょう。僕の推奨打牌は3人に対して将来危険であるです。このシーンも序盤と中盤以降では選択が分かれそうです。序盤ならMAXメンタンピン三色を狙いのトイツ落としも選択候補に挙がりそうです。またのトイツ落としで門前進行副露進行の両天秤にかける選択もありますね。しかし巡目が深くなればなるほど副露進行寄りの手牌進行をしたほうが良いと思います。ということであれば、ピンズに手がかかりそうですね。時間に猶予がありそうならば門前 -
特南の歩き方 牌譜添削version
2020-09-29 15:00110pt今日の牌譜添削はKさんです。ラス率の改善、だいぶできてきたのではないでしょうか?ラス率が高い = 押しすぎと思う方もいるかもしれませんがそんな単純なことではありません。Kさんのリーチ判断や勝負所で魅せる押しはむしろ素晴らしいものがあります。だからこそ押しすぎ―― と評価してしまっては良いところまで歪めてしまう可能性があると思うのです。ノーモアクソプッシュ!クソプッシュという言い方は悪いですが(笑)意識すべくは評価の低いプッシュを減らすことですね。早い両面チーから入った下家の仕掛けです。2副露目がをチーして打でしたね。副露されたら役牌のカウンティングを押し引き物語を紡ぐためには必須の行為です。役牌カウンティングは慣れれば造作もないことですが普段から意識してやっていないと、いざという時に時間もかかりますし精度も落ちます。常にカウントする練習をしましょう。最後に残った役牌のが場に放たれたことで下 -
満足度?安定? いや、判断基準は――
2020-09-28 15:30110ptここに2つの抽選箱があります。抽選箱Aは外れなし!5000円の賞金を獲得できます。抽選する意味があるのか・・・・という突っ込みは放置しますw・7000円の賞金49本・5000円の賞金49本・10000円を支払う罰ゲーム2本抽選箱Bの内訳はこうだとしましょう。賭博罪になるのでは・・・・という突っ込みは放置しますwさて、みなさんはどちらの抽選箱からクジを引きますか?万が一外れたら嫌だから抽選箱Aから引きます!5000円の商品券を確実に得る だとかハズレを絶対に引きたくない という目的ならば抽選箱Aから引く考え方も間違とはいいきれません。またクジを引くのが1回だけということであれば大差はつかないので最悪の結果を避けるのも共感できますね。ハズレ確率がその程度ならば抽選箱Bから引いたほうがお得です100本中ハズレが10本も入っているならリスクが高いのでハズレの無い抽選箱を選ぶでしょう。しかし抽選箱B -
遠慮は人を弱くする
2020-09-27 12:00110pt -
牌譜の見方 再現性の高い牌譜検証を
2020-09-26 12:00110pt対面はピンズホンイツ本線の3副露上家はリーチ、とはかなり通りそうという状況。さて、みなさんはどうしますか?後から牌譜を掘り起こしては山に残っていたか―― は山に何枚いたか――というような牌譜検証は、再現性が高いとは言い難いです。実戦中に考察する → 終了後に牌譜検証する僕は、実戦中にが山にある(相手の手の内にある)情報と、が山にある(相手の手の内にある)情報を拾うことが出来ませんでした。せいぜい対面はを持っていないだろう―― 程度です。つまりこの選択は考察の結果ではなく、に期待するよりうっかりの出アガリに期待したほうが若干マシだろうという一般論を元に判断した待ち取りだったのです。たとしたら、牌譜を見直しても再現性が高いとはいえません。対面は4巡目にドラの、以後の手出しは全て手牌の関連牌だと予想できます。 ←たとえばこのような手出しだったら、はペンチャンを落としている間に偶然引いた全く無関係 -
特南の歩き方 牌譜添削version
2020-09-25 14:00110pt今日の牌譜添削はSさんです。かつては八段に到達経験があるものの2年ほど特上卓で低迷しているとのことです。副露判断と牌効率に自信を持てないとのことでした。たとえば上の牌姿になった時Sさんは、どのような未来予想図を描きますか?Sさんは副露判断が悪いのではなく最初から副露する前提で手を組んでいるのではないでしょうか?完成メンツが1つ、両面が2つある3巡目の牌姿、もちろんは仕掛けますが、打点を狙うなら門前リーチも視野に入れるべきです。門前リーチを狙うなら、両面受けに手をかけませんよね打点を見たいなら前巡のドラを残しますし危険牌先切りであればも先に切ってしまいそうです。これはおそら「鳴き三色」も視野に入れているのではないでしょうか?副露判断を矯正するには手組から手役を狙ったりするよりも門前リーチを強く意識してみると良いと思います。そうすると残そうとする牌も自然と変わってくるはずです。門前+好形リーチ -
ラグの信憑性
2020-09-24 12:00110ptナイスツモ!即リーチ! といきたいところですがこの時は、とある情報があったのです。下家の捨て牌、に全く同じタイミングでラグが入りました。これは偽ラグである可能性がかなり低く、対面の手牌にまたはの完成メンツがある可能性が極めて高いという情報です。は残り山に2枚・・・それでもリーチで全く問題ないのですが――ドラが、2暗刻役牌トイツのこの牌姿なら、テンパイを外し更なる高みを目指したほうが比較優位ではなかろうか? と考えたわけです。このように1度だけのラグなら偽ラグかも、あるいはポンラグかもしれないのですが同じタイミングで連続してラグがかかると信憑性はかなり高くなりますね。捨て牌読みがメイン、ラグ読みはサポートたとえば牌図の仕掛けは役牌の可能性が全滅マンズの一通も消滅しているので789も三色が濃厚です。上家から打たれる牌に注目せよつまり鳴かれそうな牌が打たれた時に注目するということ。・上家から打た -
Q&A 大事な話
2020-09-23 12:00110pt今日は質問に答える前に大事な話をします。テンパイは加点の大チャンスであり失点を防ぐ絶好の機会でもあるまずこれが大前提です。みなさんは放銃を恐れるがあまりに麻雀における大事なことを忘れていませんか?現状トップ目、テンパイですが打点はリーチのみ、待ちも決して良くありません。それでも先にテンパイしたらリーチをかけると思います。親に追っかけられた挙句、一発でドラを放銃しました。先制リーチをかけたらこういう未来も起こり得るでしょう。しかし、自分がアガる未来だってあったはずです。リーチで他家を抑止し、失点を防ぐ未来だってあったはずです。痛恨の放銃をした次の局今度はラス目リーチを受けてをプッシュです。このくらい押す(牌図A)っていう表現をよく聞きますよね。「このくらい」というのは「端牌くらい」という意味ではなく「無筋13本分の1くらい」は押すという意味です。そう、何度も出てくる、黒髭危機一髪理論のことで -
記憶、経験の有無
2020-09-22 12:00110pt自分が先制リーチしていたところ下家の親が仕掛けて応戦してきました。あれは・・・多分ホンイツでしょうね・・・3副露目がチー、そしてオタ風のです。むむむ・・・ 何か様子がおかしいですよね・・・なぜのカンチャンを残してを先に切っているのか?なぜよりも無筋のを先に勝負しているのか?読み進めていけば答えはわかります。ではまずその前に、下家の手牌を予想してみましょう! チー ポン安全度の高いを残して危険度の高いを先切りわざわざカンチャンに固定したとは考えにくいですよね?既にテンパイしていたのではないか?と予想すべきです。となるとヤツは単騎だったのか?この形からチーして打の待ち替え通常ならありえますがを先に切っているんですよね。だったら最初からのノベタンに受けそうです。でもやっぱりテンパイしていたのではないか? チー ポンと考えると、暗刻からの切り出しが思い浮かぶでしょう。では上記8枚から打とし チー -
手組に関するetc
2020-09-21 16:00110pt
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