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記事 10件
  • 天才の思考が解説で全く拾えない件について

    2024-08-31 12:00  
    100pt
    本日の記事はnote版、7月14日掲載分です。9月からは新規記事を当ブロマガで連載します。※参照記事・ブロマガ復活しました!4着と200点差の3着目で迎えた堀選手のオーラスです。いくらが5枚見えとはいえリーチをかけたくないであろう点数状況。ピンフ確定に受ける。ペンチャン払いの一択問題です。ところが天才の采配は――はぁ??が特別良さげな根拠も無さそうです。は3枚、は4枚残り。まさか枚数で選んだ??いや、そんな馬鹿な・・・これは解説に困りました。役牌のを重ねます。今度こそペンチャン外しだ!
    おうふ・・・・
    この点数状況で役牌のトイツ落としする人・・・います?? しかも別に安全牌じゃないからね!解説できないので「ペンに愛がある?」とかテキトーなことを言ってしまいましたw 申し訳ない。この後、ちゃんと堀選手本人に聞きました。堀「木原さん、これはですね~」
    角谷選手の2副露目はチー、打でした。
     
  • ロジカルに考える安全度の比較

    2024-08-30 12:00  
    50pt
    本日の記事はnote版、7月15日掲載分です。9月からは新規記事を本ブロマガで連載します。※参照記事・ブロマガ復活しました!西家のリーチにベタオリ中安全牌が尽き、完全に手詰まってしまいました。さて、みなさんは何を基準にどの牌を選びますか?A・ワンチャンスを選ぶが3枚見えているのでワンチャンスの打とする。打牌候補の一つです。しかしこの場合、東家も南家もを持ってなさそうです。というわけで、今回は他の候補を選びたいと考えます。B・宣言牌の裏筋を選ぶリーチ宣言牌の裏筋であるを選択する。
    と持ってたらを引っ張らないでしょう? という、非常に雑なベタオリロジックです。 ツモor
    このようにの上目を持っていたらに関係なくは引っ張りるものですし
     このような複合系の可能性も十分考えられますリーチ宣言牌の裏筋安全理論は穴だらけのロジックですので即刻考え直したほうが良いです。他のヒントを探しましょう。C・筋く
  • 何でもないような手が勝負手になる瞬間

    2024-08-29 12:00  
    50pt
    本日の記事はnote版、7月15日掲載分です。 南2局、ラス目の親にドラポンが入った瞬間です。
    自身は愚形が2つも残っている打点も無い、アガリにも遠い手牌です。さて、親から出たを仕掛けますか?当然、このは仕掛けるべきです。価値が低い手でも、急に勝負手に変わる瞬間順位点の大きなルールでは点数状況が成績に大きく影響する大事な判断要素です。特にラスペナルティが高い天鳳や雀魂では――ラス目に勝負手が入った瞬間、3着目もまた勝負手になる
    トップ目の南家、2着目の北家が同じ牌姿ならばは仕掛けませんが、3着目の西家だけは話は別です。もちろん、返り討ちに合うリスクもあります。ただ、ここでアガリに向かわないということは――放銃リスクは回避できても、失点リスクは回避できない
    危険牌を止めることよりも、絞ることよりも自分のアガリで相手のアガリを防ぐのが最高の守備です。1回も放銃していないのに負けた・・・・と、愚
  • 最低、最悪の海底ずらし

    2024-08-28 12:00  
    50pt
    今日は19時から、日本プロ麻雀協会版Mトーナメント第5回fuzzカップに出場します!本日の記事はnote版、7月8日掲載分です。
    東家の仕掛けはピンズのホンイツ、テンパイ濃厚です。西家、北家は明らかにベタオリ模様。ツモ切られたは初牌、南家はこのを――ポンしました。このままだと海底は東家おそらく南家は海底ずらしのつもりで仕掛けたのでしょう。実はこの仕掛け、明確に悪手です。毎度毎度、海底ずらしを試みようとする人もこの仕掛けが明確に悪手である理由を考えてみて下さい。このポンは、ツモ番を消すチャンスを無にする仕掛けです。西家、北家は道中、東家に対して明らかに警戒しています。残り1枚のの在り処を予想してみて下さい。王牌なら仕方ありませんが、この状況であれば西家、北家が抱えている可能性も十分予想できます。西家、北家がを合わせればポン無事、東家のツモ番を飛ばすことができます。海底消し >>>>>>>> 
  • 放銃したシーンだけを振り返らないこと

    2024-08-27 12:00  
    50pt
    本日の記事はnote版、7月8日掲載分です。
    2着目の東家、3着目南家の2軒リーチに挟まれて何を切るか?
    初牌のか、あるいは1人に現物かつ1枚切れのを選ぶかの2択でしょう。

    プレイヤーはを選択して痛恨の一撃を被弾しました。今日はこの放銃シーンから学ぶべく大事な大事な話をします。やはり放銃時打点を考えてを選ぶべきだった?放銃シーンだけをピックアップして反省する人も多いです。そういう人はきっと、で放銃した時には――やはり1人現物、西家が持っている可能性に賭けて、1枚切れの東を選ぶべきだった?と、全く再現性のない、全く無意味で全く無価値な、反省会をしたりするのでしょう。ミスったかも・・・と思った局は、該当シーンだけではなく、極端な話、第一打から振り返ってみてください。

    例えばこのを切ったシーンです。
    リャンカン×両面2のリャンシャンテン。この程度の素材、この巡目であれば、残して打としても良い
  • 令和の鳳凰卓

    2024-08-26 12:00  
    50pt
    本日の記事はnote版、7月6日、一部8月24日掲載分です。(牌図A)東2局南家、ラス目西家のリーチを受けて
    現状は2000点のイーシャンテンといったところ。
    さて、何を切りますか?

    このプレイヤーはを勝負しました。西家のリーチはドラ含みのカンチャンターツ落としです。
    リーチの好形率も高そうで、僕だったら現物の。筋のをトイツ落としで迂回を試みそうですが・・・・
    守備意識とは何なのか?危険牌を押さないこと放銃回避の意識が守備意識なのか?それとも失点を防ぐ意識が守備意識なのか?と聞かれたならば、後者であろう。ならばこの局面、この巡目、この程度の危険度ならば勝負して自分のアガリで失点を防ぐことを重視する。という方針で、まだ押し優位と判断したのでしょう。

    このプレイヤーは次の無筋も勝負した後この無筋も勝負する。が通ればも通しやすい。通っていない無筋もまだまだ多いしな!

    13巡目にテンパイを果
  • 誰でも簡単にわかる!チートイツのレシピ

    2024-08-25 12:00  
    50pt
    本日の記事はnote版、7月3日掲載分です。誰にでも簡単にわかる「チートイツのレシピ」を紹介します。チートイツはチートイツへメンツ手はメンツ手へ
    早めに方針を決断することで成功率が上がります。 

    4トイツゼロメンツ、ゼロ両面の牌姿  
    これはチートイツに決め打ちします。
    4トイツゼロメンツ、ゼロ両面はチートイツ 今日はこれだけでも覚えて帰りましょう。

    4トイツゼロメンツ、ゼロ両面の牌姿  (例外)
    ただし役有り、仕掛けられる牌姿は例外です。
    この場合はチートイツよりもトイトイまたはマンズのホンイツを狙ってソーズを払います。

    山にある牌を予想して選ぶのではなく、河に打たれた牌で選ぶ
    なぜなら山読みは難しいからです。だから、河に捨てている牌で残す牌を選びましょう!
    片無筋の牌は危険度LV1 両無筋の牌は危険度LV2 です。 
    この場合南家、西家、北家の3人に両無筋危険度を合わせてLV6の
  • 魚谷選手の何切る?

    2024-08-24 12:00  
    50pt
    明日11:00からは、最高位戦classic最終日です。堀慎吾プロ、土田浩翔プロによる漫談解説もあり、より楽しく観れると思います。ぜひ、ご視聴ください!本日の記事はnote版、7月2日掲載分です。親番のチャンス手、何を切るかという問題です。結論から話すと私の推奨は打です。しかし打も超有力候補で、優劣の比較は難しいです。今回の記事では、選択の優劣比較に欠かせない「カウンティング」の話をします。※日本プロ麻雀協会プロ試験問題より抜粋上の問題を見て下さい。メチャクチャ受け入れの広いイーシャンテンです。試験問題、つまり静止画であれば受け入れ枚数をカウントする猶予もあるでしょう。
    しかし実戦中は違います。打だと何種〇〇枚・・・
    打だと何種××枚・・・そんな時間はありません。
    もしかしたら上の問題でも、瞬時に受け入れ枚数をカウントできる人もいるかもしれません。
    でも・・・普通は出来ないですよね?
    打と
  • 令和のリーチ判断

    2024-08-23 12:00  
    50pt
    本日の記事はnote版、7月1日掲載分です。
    一昔前、おそらく平成中期くらいまでは切りカン待ちリーチとするのが主流だったと思う。
    インターネットの普及、放送対局の充実良質な麻雀戦術本が世に出回ることにより――

    リーチ宣言牌の筋は危険という認知度が高まる東家のリーチに対してなら勝負!とか、ベタオリでを選ぶ人は、一昔前より減ったと思います。
    カンチャン、ペンチャン、シャンポンなど、複数の愚形待ちに当たる可能性のあるを通すくらいなら
    無筋ではあるが、ほぼ両面待ちにしか当たらなそうな8sを打った方が、放銃確率は若干低いだろう。
    と、考えるプレイヤーが増えてきたということです。

    令和の強者は打でリーチをする
     
  • ブロマガ(ニコニコチャンネル)復活しました!

    2024-08-22 16:40  
    現役麻雀プロがガチで天鳳位を目指すブログマガジン本日、8月22日を持ちまして復活しました会員の皆様には、大変ご迷惑をおかけして申し訳ありません。既存の月額会員様には6月分、7月分、8月分は返金されます。ご迷惑をおかけしましたが金銭面、手続き面でのご負担は一切ありません。ただし、今月入会の新規会員様は8月分を徴収されます。ですので、購読をご検討される方は9月以降がおすすめです。※関連記事・ニコニコサービスの利用停止にともなう補償のご案内今後のブログマガジン、note版についてブログマガジン8月分の記事は7月度note版の記事をピックアップして再掲します。8月度のnote版は、現在絶賛更新中です。気になる方はnote版の単月購入を御検討ください。ブログマガジンの新規記事は9月1日より再開します。6月に立ち上げた「現役麻雀プロがガチで天鳳位を目指すブログマガジン note版」は、9月以降も継続し