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八段坂奮闘記 手組編3
2015-10-31 12:00110pt牌譜下家の両面チーはかなり早かったです(牌図A)ドラ2含みでまだやる気はあるものの、これは間に合いそうにないですね。こういう時は門前で真っ向勝負しようとせずリスク回避効率+役牌重なりを重視して、このような牌の残し方をします。ギリギリかわすことができたなら――このようなアガリに結びつくかもしれません。ポイントは――・門前で間に合わなそうという判断。仕掛けも視野に入れるた手組をするということ。・将来的に最も危険になりそうなマンズを先に処理しておくということ。とはいうものの(牌図A)の本線はベタオリです。未練打ちはせず、うまくいかなかったらサッと退くことが大事です。牌譜局消化VS決定打 これは微妙なところですが、親の着順が自分より下なら局消化優先で中をポン。親の着順が自分より上なら打点優先でスルーということでいかがでしょう?東場なら大体スルーで良いのではないかと思います。というわけで、せーのっ! -
特南の歩き方 vol.22
2015-10-30 12:00110pt明日10月31日は、東京都市大学さんの学園祭ゲストです。全自動卓(アルティマ)を借り、本格的な模擬雀荘を出店するようです。お時間のある方は是非お願いします!基本その143 追いかけリーチに備えよ中盤以降は他家のプッシュに要チェック!北家のあの3mは相当強い牌ではないでしょうか?(牌図A)南は完全安全牌、これを手拍子で打ってイーシャンテンを維持するよりも――ここで現物の7sを抜いて、完全安全牌の南を残します。引き戻した7s。ここでは3pが北家の現物になっていますので南をリリース。そうしておけば北家のリーチにも十分対応できるわけです。(牌図A)のようなアガリの見込みが薄い牌姿で粘ったり形式テンパイを狙ったり、そういうことよりも大事な考え方だと思います。リーチの河だけを見て選択するのではなくプッシュしている人の河も見た上で残す牌を決めろ!ということです。テンパイ収入はバカにはできません。しかしこ -
第14期雀王決定戦2日目自戦記
2015-10-29 12:10雀王決定戦初日自戦記1、自戦記2タイトル戦の決勝には過去7度進出している(多分)その内6度の敗戦で学んだこと、特に反省したことといえば――・勝機を逸すれば足元をすくわれる当たり前といえば当たり前なのですが「何が何でも勝つ!」といった対戦相手の選択傾向を、あまり考慮に入れてなかったような気がする。ま、いいか―― と勝負を先延ばしにし、何度苦汁を舐めてきただろうか。いい加減学習しなければならない。ポイントの積み重ねで勝つリーグ戦とは違うのだと。・挽回しようと急いては事を仕損じる負債を戻そうと勝機の薄い勝負を繰り返し自滅してしまう。負けた決定戦はほとんどこのパターンだった。20半荘戦って勝利するビジョンが明確にできていなかったこと。例えば上の局面。トップしか価値がない評価システムだと、かなり押し寄りになるのは間違いない。しかし「南場もある」と思えば、退くという選択肢も生まれてくる。逆に言えば南場 -
八段坂奮闘記 対仕掛け押し引き編
2015-10-28 12:00110pt牌譜対面の仕掛けはドラ9pをポンして両面のターツ払いでした。続いて7pをポンして打7mです。両面を払い、先に6pを切ってまで残した7m。他家に全く安全でもない牌ですので、間違いなく手牌の関連牌と思っていいでしょう。のイーシャンテンからを打つ形とは?色々ありますが、この形よりも好形を残したと考えるの基本です。であれば、先にが打たれそう。はがフリテン。だとすると――対面のトイツは6mのはずなのです。だとしたらこの5mは切ってもいいのでは?と思ったのですが・・・前巡6mが通ってしまったので万が一を――ケアしなくても良かったですね。ハイ。牌譜上家の仕掛けはこうでした。5sを切っておいてのペン7sチーはよく見かけますが早い巡目に5sを切っておいてのカン8sチーは少し珍しいですよね?このリーチ判断はともかくとして(汗)7pを宣言牌に選んでしまう人はあの仕掛けの意図、切り順を今一度考え直してみることをお -
八段坂奮闘記 手組編2
2015-10-27 12:00110pt本日はマーチャオ北千住店17:00~です。お時間のある方は是非お願いしまーす!牌譜5sチーです。8sと8pは比較的鳴きやすい中張牌。しかも全方位からテンパイ抽選を受けられるとあらば、門前進行よりもテンパイ速度は速くなると思います。打点の下がらない仕掛けは、シャンテン数が変わらなくても積極的にやりましょう!牌譜狙っている手役があるのでこのように打ってみます。少し見えてきましたか?ここまできたらわかりますよね?仕掛けても打点が見込める手役は積極的に追いましょう!牌譜アガリのビジョンがあまり見えない手牌で、ドラの役牌を切ることはありません。この手の未来予想図はおそらくベタオリです(牌図A)ベタオリならなおさらの事(牌図A)でドラを合わせておく?その気持ちもわからなくないですが、この白は北家に対して立派な安全牌でもあります。切り遅れて鳴かれる、放銃するリスクをケアするのはアガれそうな手牌です。アガ -
特南の歩き方 vol.21
2015-10-26 12:00110pthttp://live.nicovideo.jp/watch/lv237724806雀王決定戦、ご視聴してくださった皆様、ありがとうございました。色々ありましたが、天鳳の麻雀には非対応ですので参考にしないようお願いします(笑)基本番外編 システムによって選択は変化するルールの違いもありますが、決定戦で特に違うところは――・直接対決であること・全員のポイントを1ポイントでも上回れば優勝というところです。例えば5ポイント差で優勝を逃しました。「あの5800さえアガリ逃していなければ優勝してたのに~」ということには必ずしもなりません。なぜなら全員が優勝を狙うという前提です。点差によって他者の選択も大きく変わってくることが予想されるからですね。これが不特定多数の対戦で累計ポイントを競うゲームだとどうでしょうか?これだと1戦1戦ポイントの積み重ねになるということ。例えば5ポイント差で優勝を逃しました -
八段坂奮闘記 対リーチ押し引き編
2015-10-25 12:00110pt牌譜第1打が9mなら、宣言牌の筋とはいえ特別危険というわけではありません。ドラの打8mで良いと思います。ただしこれは天鳳ダマです(牌図A)せっかく2万点近く離れたラス候補がいるのにわざわざ近づいて行く事もないでしょう。無筋を引けば安全牌豊富につきベタオリです。牌譜石橋を叩くのも良いと思います。しかしラス目が最後の親番です(牌図B)打点は十分、放銃しても1局消化、押し切ってしまっても問題ないかと思います。わざわざ近づいて行くこともない―― という点差は、マンガンを放銃したらマンガン差圏内を目安に考えます。(牌図A)でマンガン放銃は 18600差→6000差 NG(牌図B)でマンガン放銃は 23400差→15400差 OKといったようにです。牌譜超絶危険牌ですが、ここは情熱プッシュしましょう!打点や点数状況も大事ですが、2軒リーチ相手に同じくらい大事なのは――アガリやすさ、待ち -
第14期雀王決定戦初日自戦記2
2015-10-24 11:40http://live.nicovideo.jp/watch/lv237724806本日12:00~は雀王決定戦2日目です。長丁場になりそうですが是非!ゲームをしましょう。ここに抽選箱があります。抽選箱の中身は当たり(+10G)が4本で、ハズレ(-10G)が6本。このクジを引いて、最も多くのGを獲得した人が優勝です!何度クジを引いても構いません。そして1回も引かなくても構いません。さて、あなたは何回このクジを引きますか?別に正解があるクイズではありません。ただ「引けば引くをほど損しますから1回も引きません!」という人が、このゲームに優勝するのは難しいでしょうね。無限回数試行した上で成績を競うのであれば1局あたりの収支を高めるような戦略を取ったほうがいいでしょう。有限回数内で参加者中1番になることが勝利条件だとしたら1局あたりの収支を高めるだけでは届かないこともあるのではないでしょうか?A・ -
第14期雀王決定戦初日自戦記
2015-10-23 12:00http://live.nicovideo.jp/watch/lv237724016大事な対局の前はいつも勝ちたすぎて気持ちが高ぶります。昔は強がって「全く緊張しない」と嘯いていた時期もありました。まあそれも若気の至りというやつです。もしも本当に全く緊張しない人がいたとしたらそれは勝ちたい気持ちが希薄なだけなのではないかと思う。入会して14年、目標の1つとして掲げてきたのが当団体最高峰のタイトル「雀王」これだけの年月をかけて、勝ちたすぎない人なんてこの世に絶対にいない。それだけは断言してもいいと思う。つまり、少しも緊張しない人などこの世にいないということです。対局会場に入ると開始時間まで少し待つことになります。僕はこの待ち時間がとても嫌いでした。待ち時間が長ければ長いほど、緊張が高まってしまうから。待ち時間が長ければ長いほど気負いが生じてしまう。高いテンションで対局に挑むのは望ましいことな -
八段坂奮闘記 リーチ判断編1
2015-10-22 12:00110pt本日こそはマーチャオ船橋店です。 お時間のある方は是非!お願いしまーす!!牌譜親なら打8sのテンパイ外し、またはカン8mで即リーチです。子番でこの点数状況なら、アガリやすさを重視してシャンポンリーチが推奨です。ゲームENDの抽選は受けたいところですがラス目からドラが出てなおかつ裏1条件、ちょっと厳しいですよね。牌譜東場は即リーチでいいと思います。点数状況のある南場ではラス目が親なら局消化優先でダマテン、この状況ならリーチでいいでしょう。親マンツモでラス落ちするような点差なのにわざわざ安手でラス目に親を回してあげるのはどうでしょうか?先制テンパイは積極的に―― あれ・・・怖い・・・(><)でも結果を恐れずに選択しましょう!牌譜VS役牌ドラ3ですが、親リーチ+1翻なら見合うと思います。親リーチ+1翻 = 3900~ 子リーチ+2翻 = 5200~親リーチ+1翻+ツモ= 6000~ 子リ
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