牌譜基本は５ブロック打法の打８sです。しかし手役や打点を狙う時には――このように６ブロック打法にすることもあります。基本は５ブロック、それでも６ブロックにする場合６ブロック打法の利点を説明できるようになりましょう。この場合狙う手役、打点アップの手段は三色です。それに不要だったから２sを１枚外した――　これだけでは若干説明不足です。三色部分を確定させて、三色以外のブロックを広く持ったというのがこの６ブロックの利点、三色部分の３ブロックは崩さずにもう１ブロックのターツ候補をの三面受けにしたということです。こうなったら当然基本の５ブロック打法、ソーズのカンチャンを払います。　の２ブロックで４面受けですから、そこに寄せていきましょう。これはどうでしょう？　５ブロック打法なら打。しかし　　の２ブロックは３面受けです。同じ３面受けなら両面含む３面受け、打の方が優秀ですよね？なんとなく６ブロックにしてし

牌譜贅沢すぎる牌姿ですね。　何を切りますか？　まあそうですよね。受け入れ枚数がかなり違いますものね。実はこれを正解することと同じくらい大事なことがあるのです。それは何でしょうか？　まあこの記事のタイトルにもなっているのでわかるでしょうけど――手牌の価値を知ること受け入れ１６枚のマンガンイーシャンテンと受け入れ３２枚のマンガンイーシャンテンでは手牌の価値が断然違います。マンガンだから十分――　ではなく、鳴いた時と鳴かなかった時の比較をすることです（牌図Ａ）この巡目に出る４mは、まだスルー推奨です。だってあなた！４０枚近く受け入れのある、テンパイしたら３面張確定のイーシャンテンですよ？？さすがにこの巡目になると渋々仕掛けようとは思うのですがそれでもソーズは鳴いたらあかんやろ？？　せめて鳴くならマンズですよ！！イーシャンテンよりテンパイの方が有利というのは一般的ですが、テンパイよりも優秀なイーシ

麻雀家庭教師の声　１麻雀家庭教師の声　２麻雀家庭教師の声　３麻雀家庭教師の声　４ブロマガ会員の皆様はじめまして。うめぴ子と申します。 たいへん恐縮なのですが、私が家庭教師を受講してよかったなーと特に感じていること２点についてお話しさせて頂きます。 ちなみに家庭教師受講前の私の安定段は５．２。五段昇段まではサクッと行ったのですが、その後ｐｔは増えもせず減りもせず…。戦術本を読み、配信動画を見て自分なりに勉強はしていたもののどうすれば上手くなるのかいまいちピンとこない状態でした。 受講後１か月でサクッと六段に昇段しそこから513戦で鳳凰卓タッチが叶いました！安定段も６．４まで来たので、特上卓ではまぁ勝てるかな！とちょっと思えるようになりました。さて、話を戻します。 受講してよかったなーと思うことの１つ目は【手牌の方針の組み立て方、押し引き】について体系的に伺えたことです。 他の方の時はどうなの

http://live.nicovideo.jp/watch/lv301145304「月曜を迎えたくない人のための天鳳配信」では隔週で特南実演配信をしています。※隔週で鳳凰検討配信を交互にやってます。いとも簡単に勝っているように見えるでしょうか。ただのバカヅキのように見えるでしょうか。実際ツイているのもありますが簡単に見えるというより簡単なことしかしていない牌譜添削verisoin　で皆さんから牌譜を送ってもらいますが大体の人は難しく考えすぎて普通のことができなくなっているのが問題かと思います。牌譜東家と西家の２フーローに挟まれています。ドラも見えておらず嫌な感じはしますよね。ではここで何を切りますか？打７m、普通こう打つじゃないですか。打１mとしてしまう人は、普通に打てない理由を考えすぎなのです。ドラを固めているかも・・・　テンパイしているかも・・・　と相手のことを考えすぎる。良い手だか

打牌選択の判断にかける時間って１秒、多くても３秒とかじゃないですか極めて短い思考時間で選択する、ほとんど反射に近い判断だと思います。牌譜の主は　理想は攻撃的　さん前回の配牌添削では、役有りテンパイ時にリーチ判断が消極的な点を指摘しました。このイーシャンテンになりました。理想はアレです。では理想と違うテンパイをした時にどうすれば良いですか？（牌図Ａ）なるほどー　理想以外のテンパイを拒否したわけですね。これは拒否した受け入れがどれくらいあるかわかってやってますか？　の受けは４面受けです。この部分に手をかけると　４面受け→１面受け　に減ってしまします。承知の上でやっているのならまだいいでしょう。わかってないでやっているのなら、形の認識不足で完全にNGです。テンパイをしてから判断するのではなく、テンパイする前に判断は済ませる理想以外のテンパイになったときどうするか？　イーシャンテンの段階で常に考え

「愚形臭のするリーチ」と意識することはありませんが「好形臭のするリーチ」を意識することはあります。例えばこのリーチ。ドラ含みターツ落としは要チェック！早い巡目でありながら「好形臭のするリーチ」と考えて良いと思います。ドラを切る前提でターツを払っているわけですから通常のリーチよりも好形率が高めなのは間違いありません。好形率が高い　=　愚形率が低い　とも考えられます。リーチを好形待ちベースで考えると、このように比較的後筋は通しやすいですよね？「シャンポン待ち臭のするリーチ」というのもあります。代表的な例がを先に切ってあってのまたは切り宣言牌リーチです。ただしこれだけの情報ではシャンポン待ち濃厚とはいえません。もしかしたら安全度の比較で全く関係ない端の牌を持っていたのかもしれないしチートイツかもしれないし、暗刻切りかもしれない色々な可能性はありますので過剰にシャンポン待ちだけをケアするのは禁物で

牌譜オーラスはラス目の親リーチ。現物は８m、３p、７s　とあります。この手はベタオリ確定です。しかしオリるにしても切り出す順番があるのです。さてあなたは真っ先に何を切りますか？　一度考えてみてから次に読みすすめてみてください。推奨は打８mです。打８mが３pや７sよりも８mが優れている点は何でしょうか？通常時であればリーチ者だけではなく南家や西家の押し返しもケアするため、３者現物の８mは後にとっておきます。ここまでいえばわかりますか？　この点数状況のオーラスです。そう３pや７sは、南家や西家の押し返し時、放銃するためにとっておきたいのです。だとするとこの局面（牌図Ａ）も７sよりも白を打つべきなのですが、対面の白にラグがかかったんですよね・・・　だとしたら後から切ったほうがいいかと思ったのですが――人それぞれに都合あり西家と南家は僅差です。西家は南家に放銃したくないから白よりも７sを先に処理し

今週末土曜日にはＡリーグ第４節別日対局が、日曜日にはＡリーグ第５節が控えている。どれも大事な対局だけど、それでも特別ひとつだけ――　と聞かれたら自団体のトップリーグである、雀王戦Ａリーグを制するのが僕の一番の望みだ。牌譜Ａリーグならホンイツを狙ってここで３sを切りそう。しかしここは天鳳。ここは天鳳。今は天鳳・・・・　自分にそう言い聞かせて――俺にもできたー　( ´ ▽ ` )ﾉ順位戦ではシンプルなアガリを積み重ねることも大事無理矢理狙うのではなく、実現可能な範囲で狙うこと。この巡目で両面が２つあるイーシャンテン。普通のアガリも十分見込めます。もしもこの牌姿なら？　この場合は普通のアガリが少し難しそうなので、打３sとしてホンイツを狙っても良いと思います。これは我慢できなかった・・・　いや我慢しなくていいと思うけれど（笑）素直な手順、やりすぎ禁物　ということです。サブアカウントで特南を打ってい

チートイツ成就のコツは、メンツ手を早めに見切ること山読みの技術よりもずっと重要なことです。たとえばこんな手、早々にチートイツを見切ってチートイツにしてしまいましょう三色に必要な牌は　　の３種類で３シャンテン、チートイツに必要な牌も３種類で１シャンテン。考えるまでもありませんね。メンツ手は見切りましょう！２列目以降は見た目枚数よりも安全度の高い牌を持つチートイツの利点はなんといっても攻守兼用。メンツ手では全く不要な２枚切れの字牌も立派な戦力になるのです。見た目枚数重視といっていつまでも他家に危険な牌を持っている人は少し工夫してみましょう。　ツモトイツの出現牌をチェックせよ　チートイツ？　トイトイ？　悩むときはありますね。仮に全て初牌だとしたら、チートイツMAXに受けると有効牌は９枚です。字牌を切ってトイツが暗刻になる牌は８枚です。これだけで判断するとチートイツ有利にも見えますが――トイトイは

牌譜違和感のある仕掛けは覚えておこう上家の仕掛けは６sチーで打５pでした。２巡目に６sを切ってあるのに？　メチャメチャ違和感がありますね。　打　次ツモカンチャン選択を裏目った場合フリテンを残すことも多いでしょう。しかしあの河にはターツ選択をした形跡がありません。十中八九複合形であるターツ選択がないとすれば十中八九複合形です。ドラがですのでからのチーが本線でしょうね。牌姿が完全に想像できなくても十中八九複合形であるということを予測できることが大事です。そうすれば――
・ソーズが出来メンツでドラ２以上が濃厚・ピンズの切り順が　９→５→７　なので、ピンズ待ちの可能性は薄い・６sの後の手出し１mは関連牌であることが濃厚（見落とし）・役牌バックの可能性がほとんどないそれと合わせてこれだけの有力情報があればこの２mはビタで止まったとしても全くおかしくなかった・・・ビタ止めしろ！とまではいいません。少な