今日の牌譜添削はTさんです。Tさんは孤立牌の比較が苦手ですね。具体的に例を挙げましょう。孤立牌の比較は超重要これはTさんだけではなく手組に難がある人に共通して言えることです。自信のない方はしっかりと練習しましょう！雀頭がだとしたら孤立牌はとになるかと思います。まずはパッと見でこのように形の認識できることが大事ですね。との比較なら好形変化の種類枚数の差でを残したほうが有利となります。形の認識不十分で好形変化の種を残す特に門前限定の手牌では、待ちが多いほうが有利となります。なぜなら門前ツモで打点が上がるからです。同じリーチドラ１でもカンチャン待ちと両面待ちならツモ確率の差で両面待ちのほうが打点が上であると考えて下さい。これも形不十分ですのでを残しますやを引いた後の形が良さげですよねこの牌姿だと形十分ですのでを切って字牌を残しても良いですが形不十分なのに必要になるかもしれない数牌を切って字牌を温

世間はMリーグ一色ですが、毎週水曜にアップされているfuzzカップの話でも。B卓４回戦・東２局０本場・ドラドラが、が鳴けた場合は、が鳴けた場合はです。佐月さんが釣れました(*^^*)釣った魚にも餌を上げるスタイルなので――佐月さんのカッコいいyoutubeも見てあげて下さい！B卓４回戦・南２局２本場・ドラ親の第１打を積極的に仕掛けます。これが木原浩一のバリュー・プロポジション（普通）※ポン　チーイーシャンテン。は朝倉の捨て牌に１枚副露メンツに１枚と２枚見えている。ここはどうするか――２シャンテン戻しの打。昔なら裏目が痛すぎて、大体を打ってたなー。リャンシャンテン戻しをした後の世界というのは何度も試してみないとわからない。色々試行と錯誤した結果――やってみても許される巡目と判断したということです。1300-2600だったけど、かなり価値のあるアガリになりました。B卓４回戦・南３局１本場・ドラ

※牌譜添削は現在６人ほど順番待ちです。今しばらくお待ちください。今日の牌譜添削はAさん（漢字２文字）です。Aさんも形の認識、５分割の思考から参照記事・特南の歩き方１、特南の歩き方２基本的に雀頭の無い形では字牌を残しません。字牌は縦１枚しか有効牌はありませんが数牌を残すことによって字牌の３倍以上有効牌の受け入れが広がります。形が決まっていれば字牌を残しても良いですが形が未確定、形が不安定の時は数牌を残すのが鉄則です。字牌を１枚残したところで後の安全度は大して変わらないアガリがメチャクチャ遠い場合は残すこともありますがそれなりの手牌で形が未確定、形が不安定なら積極的に字牌を切りましょう。この配牌をもらってどういった構想を描くかというと――狙うのは手役ではなく打点ピンズかソーズのホンイツを狙うのが良いと思います。この牌姿でチャンタで高くなるケースは門前テンパイくらいですね。狙うのは手役ではなく打

名人に名手無し片山まさゆき先生の名著「ノーマーク爆牌党」鬼押出氏の麻雀を評して鉄壁プロが言った言葉である。まだ読んだことが無い人は是非！読んでいただきたい。リードは守るものではなく広げるものだ当時僕は高校生？だったと思うが八崎プロのこのセリフに「超かっけー！！」と痺れたものだが――ああ、作者によって僕の青春が踏みにじられていく・・・・　

役牌×２トイツのイーシャンテン。さて、どうやってマンガンに仕上げてやろうか？　と、思うじゃないですか。ところが多井プロは役牌を仕掛けると、早々にドラを切り――ソーズの染めに見せかけつつも３副露の２０００点をアガったのだ（牌図A）おそらく多井プロはこうした仕掛けを少しずつ増やすことによって――早い仕掛け＝高打点　といったような自分の仕掛けに対する対戦相手のイメージを変えたいと考えているのではないでしょうか？Mリーグ全てが放送対局、同じ対戦相手と複数回戦うようなステージでは、イメージ戦略も大事になってくるでしょう。先日の動画で紹介したように、石橋プロがやっているような遠い仕掛けも、イメージ戦略の一環だと思います。東１局東家、多井プロは２巡目にを仕掛けてこのチャンス手。この日、この瞬間のために（牌図A）のような手組をしているのかもしれません。さて、何を切りますか？勝負手こそ丁寧に打て！ここでを打

雀頭にがくっついた両面×２のイーシャンテン。このような手牌で安全牌を持つのは基本的に御法度です。　牌姿A３４５の三色が見えなくても同じ判断です。牌姿Aの形でもはしつこく引っ張りたいですね。今回は＋の両面受けがそれほど良い評価の両面受けとは言い難いです。両面の強度をランク分けせよ同じ両面ターツでも強そうな両面受けと弱そうな両面受けを同列に評価するわけにはいきません。A両面・良さそうな両面受けB両面・普通の両面受けC両面・今いちな両面受け　牌姿B例えばこの牌姿も良さげなイーシャンテンだったとしましょう。A両面＋A両面のイーシャンテンは安全牌を持って良い牌姿Bだったらを引っ張らずに安全牌を抱えても良いですねーこのケースもが３枚切れ、上家がピンズに寄せているぽいのでの両面受けは、B～C両面程度の強度と考えられるかと思います。C両面の価値はペンチャン、カンチャンと同程度こんな感じの牌姿なら、安全牌を

昨日の話に補足します。危険牌１枚につき手牌の価値はワンランクダウンまずこの考え方を持ちましょう。ここでいう危険牌は役牌の孤立３枚です（牌図A）危険牌　＝　打ちたくない牌　と考えても良いと思います。本来ならばこの牌姿そんなに悪い手ではありません。しかし打ちたくない牌が１枚、２枚３枚も浮いていたら、手牌の価値は従来よりも３ランクダウンです。というわけで価値が低いこの手牌では、前巡のは合わせますしが通っているので、３連打とかでも良いのではないでしょうか。Ｑ・ちなみに3m放銃の場面でのベタオリは5sから索子を抜いて行くのが良さそうでしょうか？Twitterでも、決定的シーンで「何を切れば良かったか？」というツイートをよく見かけますね。麻雀の上達を目的とするならば決定的シーンにおける選択を考えるよりも――決定的シーンに至るまでの過程を反省することが大事です。※参照記事・瀬戸熊は本当にあれで良かったの

今日の牌譜添削はHさんです 。オリることが多く、リスクを後回しにしてジリ貧になることが多いのかな、と最近感じてきましたとのこと。それでは牌譜を見てみましょう。リーチに対して一発目にをプッシュしたシーンです。ソーズ待ちはほぼ全滅、ピンズ待ちも以外ほぼ全滅しています。自分の手牌はマンガンですが、この巡目この仕掛けに、アガリ牌が脇から打たれるとは少々考えにくいですね。よって僕ならを切ります。これもリーチの１発目、良い手ですが僕ならを打ちますね（牌図A）この２つの牌譜を見ただけでもHさんがオリ過ぎて損をしているわけではないということがわかります。オリることが多いのは当たり前誰だってそうですよ。むしろHさんは粘るべきではない手牌の見極めとベタオリの技術が足りていないと思います。現状トップ目です。北家と南家は共に２副露形は悪くないですが、役牌の初牌が３つも浮いたドラの無い手牌です。どうでしょう。ギブア

トップ目の藤崎プロ。オタ風トイツ２組のこの手牌で何を切るか？ほー　トップ目でホンイツを狙うのかーと思った人も多いかもしれませんが実は違うんですよね。や、完全には違わないんだけどこれが藤崎プロの守備意識なんですよね。　

今日の牌譜添削はAさんです。今日は目的と手段の話を中心に記事を書きます。天鳳を打つ目的は何ですか？オッケー　じゃあ質問を変えよう。打牌選択の目的って何ですか？オッケー　もうちょと簡単に考えてみよう。天鳳では最終着順しか評価されないから――より良い順位を目指すこれが打牌選択の目的となるはずです。※画像は合成です東１局、この牌姿で親リーチを受けました。何を切りますか？打いくら安全牌が無いからといってこの牌姿で親リーチにハイパーゼンツは心許ないですね。より良い順位を目指すというのは今よりも上の順位を目指すという意味ではないのです。さて、こっちが本題です。何を切りますか？打これはハイパーゼンツします。ここは当然トップで終えることだけが打牌選択の目的となるります。この点数状況で、この局の結末を想像してみましょう。今まさに着順が落ちる危機に晒されているじゃないですかー。実は打も、そんなに悪い打牌選択で