• このエントリーをはてなブックマークに追加

記事 31件
  • 第8回ブログマガジン杯開催決定!

    2016-12-31 15:00  
    現役麻雀プロがガチで「天鳳位」を目指すブログマガジン杯協賛 有限会社シーエッグ   麻雀王国株式会社   近藤千雄 (2016最強位)   賞金総額 10万以上!  第8回ブログマガジン杯を開催します!【日程】・特別予選       2017年01月27日(金)21:00~・ブロマガ会員限定予選 2017年02月1日~2月28日・天鳳ワンデイ予選     2017年02月18日(土) 18:00~・本戦           2017年03月03日(金) 21:00~ 03月04日(土) 19:00~・準々決勝         2017年03月17日(金) 21:00~ 03月18日(土) 19:00~・準決勝・決勝     準決勝、決勝進出者で日程を合わせます。【準決勝進出者】・前回優勝者・三代目ヒッグス・特別予選勝者・コーラ下さい・ワンディ予選勝者・鳳南会員予選1~3位・特南会員予選1~
  • 特南の歩き方

    2016-12-30 15:00  
    110pt
    特南の歩き方index牌譜この巡目に引いてきたドラの9m、今の内切ってしまいましょうか? いやいやいや!もっと他にいらない牌があるでしょう!ドラは立派な打点アップの種、打点アップの機会を放棄してまで将来安全でもない3mを手の内に残す必要は全くありません。ドラだけを早めに切りたがる病気の人、結構いますよ~必要の無い牌を残してドラを先に切ったほうが良い局面なんてほとんどありません。基本その246 不要なドラは切るその逆でドラを怖がりすぎて切れない病気の人もいます。例えばこの牌姿で7sを切ってしまう人ですね。7s残しのリターンは――・受け入れMAX・役牌ポンテン・高め引きイーペーコーと、少なくありません。9mを残すとかえって手牌の価値を下げてしまいます。手牌の価値を下げるリスクに、そのドラ残しは見合っていますか?安全度の高い牌を残してドラをリリースする時もあると思います。例えばここで安全度の高い
  • 九段坂奮闘記4 vol.15

    2016-12-29 15:10  
    110pt
    誰だって愚形テンパイよりも好形テンパイで曲げたい。当たり前ですよね。しかしリーチ判断は好みで決定するわけではありません。判断基準は「リーチ時」と「ダマテン、テンパイ外し時」の比較なんとなーく嫌な気がする・・・ そういった感覚的な判断も決して蔑ろにできませんが、現状の成績に不満なら、まず自分の感覚を真っ先に疑うようにしましょう!そりゃそうですよ。だって自分の感覚に従った結果、高いレベルで優劣の判断ができていたとしたら、今のその成績にはならないはずですから!リーチをしない方が有利と思われる明確な判断材料があるかどうか?今回は特別注目するような河情報はありません。しいていうなら「点数状況的にラス目の親が押してくる可能性が高い」といったことが懸念材料です。リーチのリターン・打点上昇・出アガリが利くこの2つはとても大きなリターンです。これを上回るようなリスクがあるかどうかを比較するということです。リ
  • 九段坂奮闘記4 vol.14

    2016-12-28 15:00  
    110pt
    親のメリットは連荘ではなく打点トップ目で迎えた親番です。なかなかトップが獲れない。いつもトップをまくられてしまうという人は、この發をスルーしてみましょう(牌図A)ビハインドの段階で失敗すると致命傷になるかもしれませんがリードしている段階で失敗したとしても致命傷になるわけではありません。アガリ逃しが大損な点数状況だとリスクが大きすぎて見合わない。巡目が深くアガリ確率が極端に低下するようだとリターンが小さすぎて見合わない。バランスがよい選択とは、このあたりのさじ加減が良い選択ともいえるでしょう。(牌図A)がトップ目の子方であれば、アガって局を消化するのも逆転の可能性を減らす有効な手段。悩まずポンテンに取りましょう。仮にトップ目の親番だとして、この牌姿で發をスルーはどうか?役牌スルーの選択は打点を狙ったダブルアップチャンスと考えましょう。ダブルアップチャンスの条件が難しい場合、この場合だと 役牌
  • 九段坂奮闘記4 vol.13

    2016-12-27 15:10  
    110pt
    ホンイツ仕掛けを考察する河の特徴として3~7の牌より字牌が後に出るというのがある。この場合は4s、7mといった数牌よりも南、西といった字牌が後に出ている。北をポンして打1p。ピンズが余ったホンイツに見えるだろうか?可能性は十分ある。しかしこれだけの情報では断定することはできない。北家の仕掛けはこの巡目、マンズ、ピンズ、他色のエリアを考えること。      マンズの順子候補は上記7通り。北家の捨て牌には。マンズの順子候補全てのエリアに被っています。同様にピンズも全て被っています。この後北家から字牌の手出しがあると 3~7の牌より字牌が後に出る+他色のエリア全滅 でホンイツがかなり濃厚になるということです。ピンズがもう2牌も余っているのにピンズで放銃?? この時の思考は、南家がホンイツとは断定できず、ホンイツだとしても赤が無い分2pで放銃しても3900止まり。ソーズに手をかけるのも下家に対して
  • システマチックベタオリ講座 6

    2016-12-26 15:00  
    110pt
    牌譜残りツモ番1回で安全牌が尽きました。何を基準に選択しますか?・ワンチャンスこの場合は8pと5mがワンチャンスです。でもこれは推奨できません。こんなド終盤に現物(7pと5m)のワンチャンス、他の無筋と危険度は変わりません。・筋2m・・・ ドラかぁ・・・・端牌 例えばあのリーチが3pのトイツ落としではなく中のトイツだとしたら?その場合手役がタンヤオである可能性が高まるので端牌を通すこともあると思います。安全牌に困ったら端牌! って耳にしたことはないですか? ではなぜ「困ったら端牌」なのでしょうか? その理由を考えてみてください。「困ったら端牌」というのは、2~8の牌比べて放銃パターンが少ないからです。の場合    の場合     の場合    シャンポンや単騎待ちは変わらないにせよ内に寄れば寄るほどカンチャン待ち、ペンチャン待ちと放銃パターンが増えるのです。今回はそれを利用して6pにしてみ
  • 九段坂奮闘記4 vol.12

    2016-12-25 15:08  
    110pt
    今日は押し引きの思考プロセスを中心に話します。下家の仕掛けはひとメンツ落とし? いや、あれはターツ落としの最中に引いた8sを残して6sを先に切った感じでしょう。ピンズとソーズのターツ落とし、マンズの染めが本線と見ます。ドラの南、もしも最初からトイツならあのようなターツ落としから入る可能性は少ないです。もちろん途中で重ねるケースもあるのでリスクがないわけではありません。ホンイツなら通常よりもリスクは少ないよってこの打点ならリターンが見合うといった判断です。ほぼ押しますが4枚目のをツモった時だけ打でテンパイ復活を狙います。マンズの両面の可能性が2つ減り、残り無筋が――    この内とは少し軽視しているので残る3筋は相対的に危険度が高いと判断します。しかし現状は残り7筋、点数状況的には嫌なところですし待ちも良いとはいえませんが、アガリのリターンが大きすぎるので全プッシュです。2枚切れのカンチャン
  • 九段坂奮闘記4 vol.11

    2016-12-24 15:00  
    110pt
    下家のリーチに対して何を切りますか?攻撃型なんて守備ができないやつの言い訳だし、守備型なんて攻撃が下手なやつの言い訳とは多井隆晴プロのお言葉。 参照記事・RTD優勝インタビュー対リーチ押し引きは、リスクにリターンが見合っているのか?リターンがリスクに見合っていないのか? その判断に尽きるのです。例えばこの牌姿から8mを打つ人がいたとしましょう。その人は攻撃型ですか? 違いますよね。リスクにリターンが見合わない選択をよくするタイプを一般的に――ヘタクソと呼びます。ここは打2sとします。打3mじゃないのは何故か?もしこの手が追いつくとしたら、門前ではなく副露込みのケースだと思うからです。この4sを仕掛ける人を鳴き型とは呼ば・・・ないと思います。アガりにくそうな3900点は勝負手にあらず。みなさんもこれは肝に命じてください。・赤5pを引く・9sが通る・3mが4枚見える一瞬で劇的に状況が変化しまし
  • 九段坂奮闘記4 vol.10

    2016-12-23 15:10  
    110pt
    ラスを僅差で争う親は1巡目に出たのオタ風をポン。おそらくはソーズのホンイツ、自分も三元牌の2副露で対抗します。ここでテンパイです。さてこの仕掛けは相手にとってどのように見えるでしょうか?これは南家視点です。あの仕掛けがホンイツかどうかは断定できませんがマンズで放銃したらマンガン―― と思うと、おいそれと3mは打ち出せないですよね。これは北家視点です。この手牌だと大体こうなると思います。このような動向を注目して見ていると本来打ちにくい牌も、このように平然と通せるのではないかと思います。ただ対面がここで打ってきた東は初牌でした(牌図A)これだけだと暗刻から打った可能性もあるので押してきているかどうか不明です。手出しの6mは4mが4枚見えとはいえ初牌です。ダメ押しはこのシーンです。東家の打西は場に1枚切れ南家が切った東で(牌図A)が暗刻から打ち出された可能性も否定されています。東家がノーテンの可
  • 適正チェック3

    2016-12-22 15:00  
    110pt
    適正チェック 適正チェック2Q1・点数状況による押し引き判断が甘いQ2・場をよく見ていないQ3・一度押したら止まらない テンパイしたらやめられないQ4・他人の捨て牌に興味がないもちろん要改善点ではあります。しかし麻雀は相手の手牌と山が完全に見えるわけではありませんので、打点、待ち、速度等は基本的に予測しかできません。見えないものを考えるのは難易度が高いです。それが苦手な人はどうしたらいいのか? まずは見える部分で勝負できるようにしてみてはいかがでしょう?たとえばこの手牌、ドラの3mを切って門前リーチ狙い。2枚目の發が出たら渋々ポンして2000点。極々普通の選択です。全く悪くありません。仕掛けの技術向上を目指す ポン チー僕の推奨打は打、このような最終形を目指すということです。、はチーしてテンパイ取らずの打。もポンして同様に打。この構えからドラのポンなんていうのも面白いですね。守備に不安を抱