今日の牌譜添削はNさんです。昨日のステータスの話でいえば鍛えるべきポイントは構想力ですかね。今日は安全牌を残す？　残さない？ドラ受けを残す？　残さない？　等の話を中心にします。まずこの手牌、何を切りますか？これは打が良いと思います。ドラ受けを意識してをしたのだと思うのですがドラ８の時の９残しはドラ受け界の中でも最弱なのです。ドラを引いたとしてもドラ表示牌受けになります。アガリにくいけど高打点が見込めるならばドラ受けを残しますがこの手牌だとドラを引いたところで高打点は見込めません。逆にドラ表示牌を浮かせたドラ受けはドラ受け界の中でも最強クラスです。これは残したいですね～。しかしこの局面、がそれぞれ一枚切れであれば切りが良いと思います。それぞれ初牌だったら打とかですかね。このも残して打、あるいは打が良いですね。安全牌を残してとしましたが、これは安全牌を残さないです。形十分で安全牌を残す　この場

Q・麻雀強くなるためにはどうしたらよいでしょう？　よくある質問ですね。この質問に嘘偽りなく正直に、真摯に答えるとするとあなたの麻雀力、全てのステータスを上げるあなたの麻雀スキル、固有スキルを磨く　という回答になりますね。ステータス、固有スキルの例を挙げましょう。A・牌理力何を切ればテンパイ受け入れ枚数最大になるか？　好形テンパイ率が最も高い高い一打はどれか？単純な何切る？問題。１人麻雀技術ですね。一般的に認知されている「牌効率」と考えてよいでしょう。B・構想力与えられた素材で、得点効率最大化を狙う能力狙う手役を選別する能力、アガリをギリギリまで狙う能力です。数巡後の未来を見据え、安全牌を残すか目一杯か門前進行or副露進行の優劣を判断する能力も含まれます。C・押し引き判断力対リーチ押し引き判断、対副露押し引き判断自身のアガリ確率や失点確率などを見極め判断する能力です。危険牌を押す、絞る、勝負

※今日の記事は過去記事転載です。リーチ宣言牌がだからは通しやすいですね～という解説。この主張の根拠はこのような牌姿からわざわざは引っ張らないでしょう？　というもの。確かにこの牌姿ならは引っ張らないですしこのようなくっつきのイーシャンテンから打、を引いて待ちになることも考えにくいです。一体何と比較して通しやすいのか　リーチ例えばこんなリーチに対して、どうしてもかを通さなければならないとするじゃないですかと比較してのほうが通りやすいのでを切る　〇これは正しい見解だと思います。しかし――は危険だから押せないけどは比較的通りやすいので押します　×これは拡大解釈だと思うんですよね。　ツモ　→　打リーチ　ツモ　→　打リーチこのような複合形　　ツモ　→　打リーチ暗刻を雀頭にしたリーチ　ツモ　→　打リーチシャンポンの相方が２枚切れなど事情があってカンチャン待ちやペンチャン待ちに受けたケース　ツモ　→　打リ

僅差のオーラスです。下家はホンイツテンパイ濃厚対面と上家は迂回してノーテン濃厚という状況でした。残りツモ１回、上家のをチーすると安全に形式テンパイがとれますが、ラス目の下家に海底を回してしまいます。下家にツモられるとラス落ちが確定です。さてみなさんはこのを鳴きますか？　スルーしますか？ラス回避を目的とするならばスルー一択チーせず海底で安全牌を切ればこの半荘は3着で終了ですからラス回避を目的とするなら「鳴かない」が正解になるでしょう。しかし着順率を追求するならば上家は現状ノーテン濃厚なわけですからチーしてテンパイに取り、オーラスを着順を１つ上げてもう一度やる抽選を受けたほうが良いわけです。しかし海底を回すと5～10%程度ラス落ちするリスクを負いますね。そのリスクを回避することもラスペナルティの大きい天鳳では大事だと思います。着順率ではなく期待ポイント最大を狙うよってここは、下家に海底を回さず

この巡目にピンフドラ３のテンパイ。みなさんの選択はリーチですか？　ダマテンですか？ダマテンに受けた人。普通です。ではここでダマテンに受けるメリットを提示してください。A・打点十分でリーチより出アガリしやすいこれは明確なメリットですね。B・手替わり待ち特には高め三色の変化かつ、上家の現物であるとも入れ替えられます。とも入れ替えられますね。Aのメリットが１０だとしたらBのメリットは半分以下、３くらいのものでしょう。しかし迷ったときは、３が決め手になることもあるかもしれません。リーチした人。これも普通です。ではここでリーチのメリットを提示してください。C・打点アップの可能性を上げるそうですね。裏１、またはツモでハネマンに昇格です。D・他家を抑止することができる上家は２副露、テンパイだとしたらたぶん簡単にはオリないでしょうし（リーチでも打ちそう）上家がノーテンだったとしてもおろしてアガリを抑えるこ

オーラスの親番。2900テンパイですが対面から出たを見逃すかどうかの話です。見逃してもアガリ高確率状態かどうか？巡目が早ければ早いほど、見逃した後もアガリ高確率状態といえますし待ちの良ければ良いほど、見逃した後もアガリ高確率状態といえます見逃した後のリスクはどうか？アガリで終了させれば失点することはありません。見逃すということは失点するリスクを負うということでもあります。見逃し成功確率はどうか？逆転条件を満たすパターンが２つ以上あると見逃しやすいですね。この場合だとツモ、直撃、手替わりの３パターンあります。・早い巡目、良い待ちで再アガリも高確率・３着との点差が離れていて、まくられリスクも少ない・逆転条件が２種類以上あり、成功確率は高いというわけで見逃し有利な条件が揃いすぎてます。待ちは良いですが、今度は逆転条件を満たすのは直撃のみ。上家にも1300-2600からまくられてしまう点差です。見

今日は鳴き読みクイズです。上家の２副露目がこちら。３副露目、役牌×２ドラ１の３９００点からですね。が通ってはツモ切りです。　が手出しでした。Q・上家の手の内を予想してください答えはこの記事の一番下のほうに書いておきます。ブロマガ読者にはおなじみの「記念にリーチ」でも、何度言ってもリーチしてくれない人もいるんですよ～。　

赤２内臓ですので即リーチは優秀です。セオリーは打ですね。しかし打点アップの変化も豊富で――一旦ダマテンに受けてみました。この選択の評価を　Akochan Reviewer　というAIに判定させると最善手はリーチであると。詳細も教えてくれます。打リーチと打リーチは僅差ですのでスルーしますが当然チーします。最終順位期待値が0.02違うと結構な差になると思うのですがA・　リーチB・　ダマテンC・　チー　フリテンこのAIだと　A(2.35)　＞　B(2.37)　＞　C(2.39)　で、それぞれ0.02の差があり、結構な大差と判定されている。僕の感覚だと、AもBもCも大差にならない印象でした。をツモ切りしたシーン。これもAIは打を推奨。との放銃確率が大差だからではなく通った後の期待値にも0.02程度の差がついている。ほ、ホンマかいな・・・　打点差あるんだけど・・・ツモ切りのシーン、これもAIの推奨は

ドラも何も無い。待ちも決して良いとはいえませんが――記念にリーチしてみましょう。マンズの場況が良さげなら話は別ですが今回はそうでもありません。テンパイ外しに光明が見出せない即リーチとテンパイ取りダマテンテンパイ外し、それぞれの未来を比較するのです。マイナス未来とマイナス未来の比較をするときだってあります。頑張っても打点が狙えないのなら、他のメリットを活かしましょう。ピンフになったところでなぁ・・・これも先制のメリットを活かして即リーチで良いと思います。これはドラ１がありますね。リーチドラ１は即リーチ　という考え方もありますがドラ１だとツモアガリピンフの価値が高まるツモアガリで打点上昇が期待できますしドラ無しピンフとドラ１ピンフの価値も大きく違います。というわけでここは、打点アップの未来を期待してテンパイ外し。これはドラ無しですが、手役が２ルート期待できそうです。引きからの一気通貫と引きから

Mリーグルール、トーナメントの最終半荘。名前の横が今までのスコアです。これだけを見て現状のトータル着順がわかりますか？１位は小沼選手この半荘はラス目ですが、素点分のマイナスを▲１５順位点を▲３０としてトータルポイントから差し引くと＋３６ポイントです。２位は浜野選手浜野選手は現在３着目。トータルの４４ポイントから順位点を▲１０、素点を▲９差し引くと＋２５ポイントです。３位は本田選手４２０００点のトップだと６２ポイントまだトータルマイナスですので上２人には届きません。１順位の昇降で２０ポイント変動するただし２位の浜野選手は２００点差の坂本選手をまくるだけで、小沼選手をかわしますし５８００点差の小沼選手にまくられてしまうと４着に転落し本田選手と一気に差を詰められてしまいます。だから小沼選手のリーチは本田選手にとって案外悪くなく、浜野選手にとっては厳しいリーチといえるでしょう。トーナメントは相手の