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記事 5件
  • マクガイヤーチャンネル 第173号 【姉の恋】

    2018-05-30 07:00  
    220pt
    さて、今回のブロマガですが、番組中少しだけ話題にした石ノ森章太郎の実姉、小野寺由恵について書かせて下さい。
    ●石ノ森漫画のヒロイン
    有名な話ですが、石ノ森漫画におけるヒロインは、勝気で年下の妹のような少女と、可憐で母性を感じさせる母や姉のような女性の2タイプに分けられます。
    後者のモデルはいうまでもなく姉です。最もあからさまなのは『龍神沼』の白い着物の少女であり、もう一人の妹タイプのヒロインであるユミと主人公の心をとりあうことになります。その他にも『サイボーグ009』のフランソワーズ、『リュウの道』のマリア、『原始少年リュウ』のランなどがその系譜に属しますが、マリアやランは作中で登場するマスコット的キャラクターの姉だったりします。「姉」がヒロインなわけです。
  • マクガイヤーチャンネル 第172号 【藤子不二雄Ⓐと映画と童貞 その8 『黒ベエ』】

    2018-05-23 07:00  
    220pt
    さて、今回のブロマガですが、引き続いて藤子不二雄Ⓐ作品、それも『黒ベエ』について書かせて下さい。
    ●「居候漫画」としての『黒ベエ』
    藤子作品で『黒ベエ』と聞けば、藤子・F・不二雄の『ジャングル黒べえ』を思い浮かべる方も多いでしょう。『ジャングル黒べえ』は一時期「封印作品」として出版されなかった時期がありましたが、そのせいで知名度が逆に高まりました。アニメ化されておらず、連載期間もわずか一年であった『黒ベエ』は、比較的マイナーな作品といえるでしょう。
    ですがこの『黒ベエ』、実は藤子不二雄Ⓐという作家のエッセンスが全て詰まっているかのような作品なのです。
    『黒ベエ』は1969年から一年間「週間少年キング」で連載されました。直前まで連載されていたのはキング版の『怪物くん』です。
    『怪物くん』の後作品と聞くと、子供向けののんびりした作品かと想像する人もおられるかもしれません。
    たしかに『黒ベエ』の主人公黒ベエとその相棒にしてペットであるハゲベエには、怪物くんやお供の三人のように、「居候もの」漫画のキャラクターのような趣もあります。念力や影を操る能力を持つ黒ベエは明らかに異世界からやってきたキャラクターですし、ハゲベエはハゲタカにしては知能が高すぎます。また、黒ベエとハゲベエが毎回異なるゲスト――人間と絡むことでお話が展開していきます。
  • マクガイヤーチャンネル 第171号 【藤子不二雄Ⓐと映画と童貞 その7 ブラックユーモア短編その2】

    2018-05-16 07:00  
    220pt
    さて、今回のブロマガですが、引き続いて藤子不二雄Ⓐ作品、それもブラックユーモア短編について書かせて下さい。
    ●分類とテーマ
    藤子不二雄Ⓐはこれまで約60編のブラックユーモア短編を描いています。連載版『黒ィせぇるすまん』や『夢魔子』や『戯れ男』『番外社員』などの連作(短期連載作)を含めれば、100編以上になるでしょう。
    藤子不二雄Ⓐが描くブラックユーモア短編はバラエティに富んでいます。
    前回紹介した『内気な色事師』、『なにもしない課』、『明日は日曜日そしてまた明後日も……』そして前回紹介し忘れましたが『ハレムのやさしい王様』のような社会問題を予見したかのようなサイコホラーの他に、
    『黒ィせぇるすまん』や『赤紙きたる』のような不条理ホラー、
    『禁じられた遊び(修正前)』や『田園交響楽』や『水中花』のような超自然的現象を完全に除いたホラー、
    『不思議町怪奇通り』や『社長幼稚園』のようなナンセンスギャグ、
    かと思えば『コレク太の変コレクション』や『大恋愛』のようなブラックだけれども対象年齢低めの短編、
    『無邪気な賭博師』や『魔雀』のようなギャンブルもの、
    『カタリ・カタリ』や『赤毛布漂流記』シリーズのような旅行もの、
    『ひっとらぁ伯父サン』や『シンジュク村大虐殺』のような風刺精神たっぷりだけど、それだけではない短編、
    『北京填鴨式』『毛のはえた楽器』『わが分裂の花咲ける時』『野蛮人』のような、過激な描写が問題となったのか単行本未収録や後の修正を余儀なくされた作品(これには『禁じられた遊び』も含まれますが)
    ……と千差万別です。
  • マクガイヤーチャンネル 第170号 【リアルが充実していた今年のゴールデンウィーク】

    2018-05-09 07:00  
    220pt
    さて、今回のブロマガですが、リアルが充実していたゴールデンウィークについて書かせて下さい。
    ●『レディ・プレイヤー1』ニコ生
    まず4/28、「『レディ・プレイヤー1』と『ゲームウォーズ』とスピルバーグ」のニコ生を行ないました。
    で、4/29、30と頑張ってブロマガを書きました……ここまでは前回のブロマガでお伝えした通りです。
    ●『インフィニティ・ウォー』ニコ生
    5/3にアメコミ翻訳家の御代しおりさん、お友達の虹野ういろうさんを再度お迎えして「『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』はなにがインフィニティなのか」をお送りしました。 しおり先生は『レディ・プレイヤー1』ニコ生にも出ていただいたので連続登壇になります。
    前半はネタバレ無しでマーベル倒産から『インフィニティ・ウォー』に至るまでの道のりを解説、後半はネタバレ有りでサノスや原作コミックの解説、これからのMCUにおける展開の予想などをしました。
    『インフィニティ・ウォー』を観る前も観た後も楽しめるニコ生となっております。
  • マクガイヤーチャンネル 第169号 【『レディ・プレイヤー1』と「現実こそがリアル」は誤訳かどうか問題】

    2018-05-02 07:00  
    220pt
    さて、今回のブロマガですが、ニコ生の補講のようなことを書かせて下さい。
    ●アーネスト・クラインのゲームへのこだわり
    まず訂正なのですが、いつもTwitterで感想をつぶやいてくれている鉄申砲さんのいうとおり、
    (https://twitter.com/tetukouhou/status/990775184264085504)
    『ブラックドラゴン』はベルトスクロールアクションゲームではなく、サイドビューのアクションゲームでした!
    その後言及した『ダンジョンズ&ドラゴンズ タワーオブドゥーム』や『ドラゴンズクラウン』と完全に混同していたので、思わず口が滑ってしまいました。申し訳ありません。
    同じ横スクロールのアクションゲームでも、ベルトスクロールと単なるサイドビューではゲーム性が全然違います。全くゲームをプレイしない人にとってはチンプンカンプンかもしれませんが、一回ずつでも両者をプレイしたことのある人には分かる筈です。