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  • マクガイヤーチャンネル 第38号 【「『食人族』と科学からみたカニバリズム」補講:ポストコロニアリズムと『食人族』】

    2015-10-26 07:00  
    さて、今回のブロマガですが、連載「遺言」はお休みして、前回の放送「『食人族』と科学からみたカニバリズム」で語り残したことについて書かせてください。
    批評の一分野にポストコロニアル批評というのがあります。
    16世紀、いや古代ローマ時代の昔から、ヨーロッパ各国は侵略によって海外領土を獲得してきました。植民地、すなわちコロニーです。
    すごく大雑把に書くと、中南米は16世紀からスペインとポルトガルが、インドネシアは17世紀からオランダが、インドは18世紀からイギリスが、植民地として支配してきました。19世紀も半ばになると、植民地支配は最高潮に達します。アフリカ大陸は、フランスが東海岸と西海岸、イギリスが南部と北部に植民地を作り、残りをドイツやイタリアが分け合う……といった具合に、欧米各国が群がるように支配する形になりました。第一次大戦も第二次大戦も、基をたどれば帝国主義に基づく植民地獲得競争が戦争の理由といえます。