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記事 5件
  • マクガイヤーチャンネル 第121号 【2017年HGUCバーザム祭り】

    2017-05-29 07:00  
    220pt
    さて、今回のブロマガですが、ついに発売されたバーザムのプラモデル――HGUC版バーザムについて書かせて下さい。
    ガンダムにもガンプラにも全然興味が無い人からみれば、なにをそんなに騒いでいるんだと不思議で仕方がないと思うのですが、少しでもガンプラに興味がある人からすると、バーザム発売はもの凄い衝撃なわけですよ。
    まずそもそもの話からはじめますと、たとえガンダムといえど、アニメに登場するモビルスーツ(MS)というか、ロボットなり戦艦なり未来兵器なりが全部プラモデル化されるわけではないという前提があります。よくロボットアニメは「おもちゃ会社の宣伝番組」などと揶揄されますが、少子化が叫ばれる昨今、主人公が乗るヒーロー然としたロボット以外は、そんなに売れないという風潮があります。一昔前は、シャア専用ナントカーみたいなライバルが乗る悪役の格好良さが詰まったロボットや、ザクのような工業製品としての魅力が詰まった量産型ロボットや、ゴッグやズゴックのような局地戦型……という言い訳のついたモンスターのようなロボットもラインナップに入りましたが、あまり売れなくなったのです。そもそも、ライダーもウルトラマンも、怪人や怪獣は売れず、ヒーローとそのバリエーションしか売れないようになりました。いま、敵側の怪獣や怪人のフィギュアを買うのはおっさんばっかりです。
  • マクガイヤーチャンネル 第120号 【『メッセージ』を理解するための幾つかのポイント、あるいはトラルファマドール語習得後の自由意志についての考察】

    2017-05-22 07:00  
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    さて、今回のブロマガですが、映画『メッセージ』について語らせて下さい。
    打ち上げで話していて分かったのですが、この映画、SFに馴染みが無い人にとっては理解し難い点が幾つかあると思うのですが、それらについて解説したいのですよ。
    ●原作『あなたの人生の物語』と現代SFのテーマ
    映画メッセージはテッド・チャンによる短編『あなたの人生の物語』を原作としています。
    SFに詳しくない人のために説明しますと、この短編、誰もが認める名作なのですよ。
    というか、テッド・チャンは「現代」のSFを代表する作家でして、ものすごく荒っぽくなりますが、表題作が納められた短編集『あなたの人生の物語』と、グレッグ・イーガンによる短編集『しあわせの理由』の2冊を読めば、とりあえず「現代SF」がどういったものなのか理解できると言い切って良いでしょう。
    では「現代SF」が昔のSFや他ジャンルの物語と異なる点は何でしょうか?
    それは「認識」を最大のテーマとしていることです。
  • マクガイヤーチャンネル 第119号 【無限のキムタク大先生、あるいは『無限の住人』と木村拓哉について】

    2017-05-15 07:00  
    220pt
    さて、今回のブロマガですが、先日観た三池崇史監督、木村拓哉主演『無限の住人』が思いのほか面白かったので、それについて書かせて下さい。
    ●原作漫画『無限の住人』とは
    本ブロマガをお読みの皆さんなら既にご存知のことと思うのですが、映画『無限の住人』は1993年~2013年の間、沙村広明によってアフタヌーンに連載された同名漫画を原作としています。
    舞台は江戸時代、不老不死となった剣士「万次」が、剣客集団「逸刀流」に両親を殺された少女「凜」の求めに応じ、用心棒として凜の仇討ちに付き従う……というのが粗筋です。
  • マクガイヤーチャンネル 第118号 【ガレージキット界のクトゥルフ】

    2017-05-08 07:00  
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    さて、今回のブロマガですが、最近のクトゥルフの造形物についてちょっと語らせて下さい。
    放送にも少し持っていったのですが、数年前からクトゥルフ神話関連の造形物……というかクトゥルフのガレージキットが密かに盛り上がっています。
    この前、ワンダーフェスティバルに行った時もたくさんのディーラーがクトゥルフのガレージキットを発表していました。10年や20年前は数えるほどしか無かったのに比べると、かなり盛り上がっているといって良いでしょう。
  • マクガイヤーチャンネル 第117号 【科学で映画を楽しむ法 第4回「『攻殻機動隊』と『シャブ極道』 我々はどこへ行くのか その3」】

    2017-05-01 07:00  
    220pt
    さて、今回のブロマガですが、前回、前々回に引き続き、「科学で映画を楽しむ法」 第4回として、『攻殻機動隊』(と『シャブ極道』)について書かせて下さい。今回で一段落です。
    前回に引き続き、
    原作漫画を『攻殻機動隊』
    95年に発表された押井守監督のアニメ映画版を『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』
    先日公開されたルパート・サンダース監督の実写映画版を『ゴースト・イン・ザ・シェル』と表記します。
    ●主人公が俺ジナルで狂った価値観を追い求める映画
    映画は、大きく二種類に分けられます。
    ・「観客が主人公に共感できる映画」
    ・「観客が主人公に共感できない映画」
    の二つです。
    で、後者の一つに、「主人公が俺ジナルで狂った価値観を追い求める映画」という定型があるのですよ。