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【第368号】『すずめの戸締まり』と国民的シャーマン新海誠
2022-11-16 07:00220pt -
【第358号】『BASTARD!! 暗黒の破壊神』と愛
2022-07-20 07:00220pt -
【第357号】ピクサー私小説映画とredemption:『バズ・ライトイヤー』
2022-07-06 07:00220pt -
【第343号】『エウレカセブン』とポスト・ボーイ・ミーツ・ガール
2021-12-22 07:00220pt -
【第329号】映画『閃光のハサウェイ』でガンダムおじさんフル勃起
2021-06-23 07:00220ptさて、今回のブロマガですが、実際に映画『閃光のハサウェイ』を観た感想を書かせて下さい。いやー面白かったですね。
●機動戦士EDガンダム
『ガンダムSEED』のことをジェネリックガンダム、『ガンダムAGE』をデオドラントガンダム、『ガンダムUC』を接待ガンダムと呼んでいた自分は、ここ20年ばかりのガンダム作品にあまり満足できていませんでした。ガンダムに対してEDだったと言っても過言ではありません。『ビルドファイターズ』や『オルフェンズ』といった傑作もありましたが、これがガンダムの本流アニメ作品かと言えば、ちょっと違っていたわけです。『ビルドファイターズ』はあくまでガンプラありきの、公式二次創作とでも呼ぶべきアニメでした。『オルフェンズ』はガンダムを別のロボットに置き換えても十分成立するアニメでした(それを言ったら宇宙世紀を舞台としていないガンダムは全部そうではないかと言われそうですが、『Gガンダム』以外は「ガンダム」についても批評的視点が多少なりともあり、「ガンダム」の名を関する理由があると考えます。これは、どんなアメコミヒーロー作品でも「ヒーロー」についての批評的視点を持っているのと同じものです)。 -
【第317号】『シン・エヴァンゲリオン』の飲尿ピンクと脱セカイ系
2021-03-31 07:00220ptさて、今回のブロマガですが、ニコ生に引き続き『シン・エヴァンゲリオン』について書かせて下さい。
●「他者」としてのマリ
『シン・エヴァンゲリオン』に多くの人が「納得」したり「成仏」した理由は、『エヴァ』は庵野秀明のプライベートフィルムであり、私小説である――ということを多くの人が理解しており、エヴァというよりも庵野秀明というコンテンツを楽しんでいるからでしょう。自分も常にパンツを脱ぐ庵野秀明が大好きです。
よって、『エヴァ』の登場人物は、ほとんどが庵野秀明の分身という見立てが可能なのですが、新劇場版では例外があります。
最も分かり易いのは真希波マリです。 -
【第299号】男が『魔女見習いをさがして』を観る理由
2020-11-25 07:00220ptさて、今回のブロマガですが、前回のニコ生でもお話した『魔女見習いをさがして』について書かせて下さい。
●「ポスター詐欺」について
すいません、ちょっとニコ生でお話した『魔女見習いをさがして』のポスターについて訂正させて下さい。
最初いかにもおジャ魔女たちが出るようなポスターが発表され、その後『おジャ魔女どれみ』というテレビ番組を子供の頃に観ていた若い女性たちを描く話になることが分かり、「ポスター詐欺」みたいなことを自分は話したのですが、そういうことではなかったようです。 -
【第288号】アンサーソングとしての『日本沈没2020』 後編
2020-09-09 07:00220ptさて、今回のブロマガですが、前回の続きとしてまた『日本沈没2020』について書かせて下さい。
●視点の変化と戦争映画
国を消すことで、日本人とはなにか、日本文化とはなにか、そもそも民族とは何か、国家とは何かということを考えることができる。つまり、日本という国が無くなる時にこそ、「日本」や「日本人」の正体が明かになる。無くなる理由は戦争でも自然災害でも本質的には同じことではないか――『日本沈没』の執筆動機とは、そのようなものであったわけです。 -
【第287号】アンサーソングとしての『日本沈没2020』 前編
2020-09-02 07:00220ptさて、今回のブロマガですが、やはり『日本沈没2020』について書かせて下さい。
●『日本沈没2020』とは
『日本沈没2020』は小松左京が1964~73年にかけて執筆したSF小説『日本沈没』を原作とするNetflixオリジナルアニメ作品です。前々回のニコ生で特集しましたね。 -
【第284号】『のび太の新恐竜』ともやウィン
2020-08-12 07:00220pt
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