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記事 4件
  • マクガイヤーチャンネル 第129号 【科学で映画を楽しむ法 第5回「『大長編ドラえもん』と科学 藤子・F・不二雄とSF その2」】

    2017-07-26 07:00  
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    さて、今回のブロマガですが、科学で映画を楽しむ法 第5回として書いている「『大長編ドラえもん』と科学」その2……というか、『のび太の魔界大冒険』の解説になります(基本的に、藤子・F・不二雄が100%コントロールしてると思しき原作漫画版についての解説になります)。
    この『魔界大冒険』、ゲストキャラクターとして初めて年上女子ヒロイン――美夜子さんが登場し、魔界での手に汗握る大冒険が繰り広げられる『鉄人兵団』と並ぶ屈指の人気作なのですが、『大長編ドラえもん』の要素が出揃った作品でもあると思うのですよ。
    ●『のび太の魔界大冒険』:魔法と科学
    いつものようにママに怒られ、野球でミスをし、すっかり現実に嫌気がさしたのび太くん。魔法が使える世界の空想をしていたのですが、ドラえもんにもしずかちゃんにも笑われ、出木杉くんに相談にいきます。
    ここでの出木杉君の説明が奮っています。
  • マクガイヤーチャンネル 第128号 【メル・ギブソンの最高傑作『アポカリプト』】

    2017-07-19 07:00  
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    さて、今回のブロマガですが、前回のニコ生の補講……というか、メル・ギブソン監督の前作である『アポカリプト』について語らせて下さい。
    2017年の今だからこそはっきりしたと思うのですが、この映画、やっぱり傑作だと思うのですよ。
    ●マヤ語を喋る意味
    『アポカリプト』はマヤ文明末期を舞台としたアクション映画ですが、他のハリウッド製アクション映画と異なる点がいくつもあります。
    まず、俳優が全員無名なこと、そして全員英語ではなく古代マヤ語を喋っていることが挙げられます。
    今、日常会話でマヤ語を喋っている人はメキシコ南部から中央アメリカ北部に居住するおよそ700万人のみであり、彼らが喋っているマヤ語は幾つもの語群に分かれています。そして、ここが重要なのですが、シネコンで映画を観るような人達ではありません。
    そこで、観客は常に字幕で内容を把握することを強いられます。細かいニュアンスや表現は伝わりませんし、伝えようともしてません。
    つまり、『アポカリプト』は、台詞やナレーションに頼らず、映像で恐怖や興奮やドラマを伝えようとして作られているのです。
  • マクガイヤーチャンネル 第127号 【『メアリと魔女の花』:夢と狂気のジブリ大学とドクター・デイ=宮崎駿説】

    2017-07-12 07:00  
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    さて今回のブロマガですが、この前の土曜日についに公開された『メアリと魔女の花』について書かせて下さい。
    先日のニコ生、「サバイビング・ジブリ ジブリ・サバイバーとしての米林宏昌と『メアリと魔女の花』予想」にて映画の内容を予想しましたが、
    自分が「こうじゃないかなー」と思ってたところは、だいたい合ってましたね!
    ●『メアリと魔女の花』
    『メアリと魔女の花』は、毀誉褒貶激しいというか、普通にみてしまうとなんてことない作品に感じてしまうアニメです。
    「元ジブリの監督やスタッフたちが作った」ということを知っていても、それが(観客にとって)プラスに働くとは限りません。本作は絵柄も、キャラクターも、要素も、「ジブリっぽいもの」に溢れています。ジブリで作品を作っていた人たちが作っているのだから、当たり前です。スポンサーや広告代理店が求める「ポストジブリ映画」として絶対に赤点をとらない映画です。
    メアリが常に自分の感情を台詞として説明してくれること、エンドア大学の仕組みや秘密を誰かが必ず台詞できっちり説明してくれることも、「赤点をとらないこと」を補強しています。一年に一度しか映画をみないようなシネコン観客を対象としてヒットさせるためには、必須のしくみというか仕様だからです(『バケモノの子』もそうでした)。
  • マクガイヤーチャンネル 第126号 【科学で映画を楽しむ法 第5回「『大長編ドラえもん』と科学 藤子・F・不二雄とSF その1」】

    2017-07-05 07:00  
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    さて、今回のブロマガですが、科学で映画を楽しむ法 第5回として、『大長編ドラえもん』と科学について書かせて下さい。
    以前、『のび太の南極カチコチ大冒険』を扱った際の放送でも取り上げましたが、『大長編ドラえもん』は「すこしふしぎ」どころではないくらい科学的面白さに溢れた要素・仕掛け・シーンなどに溢れているのですよ。
    ●『大長編ドラえもん』とは
    『大長編ドラえもん』とは、毎年春に公開されるアニメーション『映画ドラえもん』の原作です。
    たいてい映画公開前年の夏に小学生のバイブルであるコロコロコミックで連載がはじまり、半年くらい連載が続いて、映画公開前の3月号か4月号あたりで完結します(だから春休み公開なのに劇中は夏休みだったりします)。