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2018年11月の記事 4件

マクガイヤーチャンネル 第196号 【藤子不二雄Ⓐと映画と童貞 その11 『少年時代』その1】

さて、今回のブロマガですが、藤子不二雄Ⓐの『少年時代』について書かせて下さい。 ●『少年時代』とは当時の少年漫画 「藤子不二雄Ⓐと映画と童貞」というタイトルの本連載ですが、『少年時代』を外すわけにはいきません。 『少年時代』は78年の夏から79年までの一年間「週間少年マガジン」に連載された作品なのですが、『少年時代』は作家 柏原兵三の自伝的小説『長い道』を漫画化したものです。そして、『少年時代』はⒶ作品の中では珍しく実写映画化されました。それも、Ⓐ自らがプロデューサーとなって。 舞台は太平洋戦争の末期、昭和19年の夏、主人公は小学5年生の風間進一です。東京から富山へ縁故疎開した進一は、進藤武(通称タケシ)という少年と親友になります。タケシは級長であり、番長であり、同級生の中でリーダーを通り越して権力者的存在でした。放課後、二人だけの時は親切に接してくれるのですが、学校や他の同級生がいる前では新一に対し常に冷たい態度で接します。やがてタケシに対してクーデターが起きるのですが……というのが『少年時代』のあらすじです。 このあらすじは原作小説『長い道』、漫画『少年時代』、映画『少年時代』の三作品で共通しています。

マクガイヤーチャンネル 第196号 【藤子不二雄Ⓐと映画と童貞 その11 『少年時代』その1】

マクガイヤーチャンネル 第195号 【『ピコピコ少年』と『猫背を伸ばして』から読み解きたい『ハイスコアガール』】

さて今回のブロマガですが、毎度お馴染みニコ生の補講というか、『ハイスコアガール』と『ピコピコ少年』、『猫背を伸ばして』の関係性について自分が思うところをまとめさせて下さい。 ○『ピコピコ少年』とは 今年の初め、「CONTINUE」という雑誌が復刊しました。 自分は昔、この雑誌が大好きだったのですよ。「CONTINUE」は『超クソゲー』のヒットを受けて創刊されたのですが、普通のゲーム雑誌が新作の攻略や紹介といった宣材のような内容である一方、レトロゲームのみならず「ガンダムゲーム」「アイドルゲーム」といった編集者の顔が見える特集、当時あまり取材を受けてくれなかったシブサワ・コウや田尻智ばかりか、『メタルブラック』や『ナイトストライカー』といった通好みのゲームを作ったクリエイターへの長文インタビュー、まだ日本版が発売されていなかった『GTA』の猛プッシュ……といった、ゲームを商品ではなく作品や文化としてディープに紹介しようという気概に満ち溢れた雑誌でした。 『エウレカセブン』特集が売れまくったせいか、以後は実質的に話題のアニメをディープに特集する雑誌に変わっていったのですが、それでも自分は読み続けていました。 そんな「CONTINUE」で連載されているマンガはどれもこれも面白かったのです。田中圭一の『メカ硬派』も青山景の『ストロボライト』も楽しく読んでいたのですが、自分が最も印象に残っているのはやはり押切蓮介の『ピコピコ少年』でした。あまりにも面白かったので、直後に発売されたエッセイコミック『猫背を伸ばして』も買い、こちらも面白く読みました。

マクガイヤーチャンネル 第195号 【『ピコピコ少年』と『猫背を伸ばして』から読み解きたい『ハイスコアガール』】
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Dr.マクガイヤー

「ゲロとレイプがある映画は傑作である」と言い切るアラフォーオタク。 ボンクラ映画をこよなく愛する正体不明の冒険野郎。番組中の白衣は自前だ。 番組が気になった人はブログを訪れてみてもらいたい。きっと目眩がすることでしょう。 「冒険野郎マクガイヤーブログ http://d.hatena.ne.jp/macgyer/

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