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2017年8月の記事 5件

マクガイヤーチャンネル 第134号 【なぜ宮野真守はうんこに行きたがるのか:アニメ『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』の映画としての正しさについて】

さて、今回のブロマガですが、前回の放送でも少し話題にしたアニメ版『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』について書かせて下さい。SNSではものすごく評判が悪いのですが、そんなに悪い映画じゃないと思うのですよ。 ●オリジナル版について 本作は93年に放映された岩井俊二監督のテレビドラマのアニメ版リメイク作です。 レギュラー放送版の『世にも奇妙な物語』の後番組として『if もしも』というオムニバスドラマシリーズがありまして、その一編として放送されたものです。 話の途中で分岐が発生し、そこから枝分かれした2種類の物語を描くという一話完結ドラマの連作でした。「もしもあの時ああしていたら……」という意味での『if もしも』というタイトルなわけですね。かなり特殊なドラマでしたが、『世にも奇妙な物語』と同じくタモリがストーリーテラーという形で番組冒頭と終わりに出演し、スピンオフのような趣きもありましたので、わりあい自然に受け止めていた印象があります。 岩井俊二はこの作品でテレビドラマにも関わらず日本映画監督協会新人賞を受賞し、A級映画監督に成り上がりました。その後劇場公開され、現在もHuluや愛蔵版ブルーレイでみることができます。『if もしも』で放映された他のエピソードは劇場公開もソフト化もアニメ化もされていないことを鑑みると、いかにこの作品が皆から愛されているかがわかろうというものです。

マクガイヤーチャンネル 第134号 【なぜ宮野真守はうんこに行きたがるのか:アニメ『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』の映画としての正しさについて】

マクガイヤーチャンネル 第130号 【国立科学博物館 深海2017展と311】

さて、今回のブロマガですが、夏休みということで上野国立科学博物館で開催されている深海展――特別展「深海 2017~最深研究でせまる“生命”と“地球”~」に行ってきましたので、そのことについて書かせて下さい。 http://shinkai2017.jp/ 夏休みといえば、海か山か恐竜なわけですよ。 でも、海も山も暑いし、恐竜は絶滅しちゃったし……ということで、博物館や美術館や水族館や幕張メッセのようなクーラーの効いた環境で展示物をじっくりみるのが最適なわけです。 これを見越したかのように、夏休み期間中は様々な博物館や美術館で特別展が行なわれていますが、最近の上野国立科学博物館――科博の特別展の力の入れようったらありません。「大英自然史博物館展」、「世界遺産 ラスコー展」、「海のハンター展」……「チョコレート展」といった、一見イロモノにみえる特別展でさえ、科博にしかできない科学・科学史的視点や密度・精度がありました。 だから、最近の科博の特別展はかなり混雑します。土日ともなれば入場前に炎天下の中、数時間待たされることもあります。チケットを買う前に数十分待たされた後、入場するまで更に数時間待たされるのです。 ねらい目は20時まで開館してる金・土の閉館間際とのことです。

マクガイヤーチャンネル 第130号 【国立科学博物館 深海2017展と311】
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Dr.マクガイヤー

「ゲロとレイプがある映画は傑作である」と言い切るアラフォーオタク。 ボンクラ映画をこよなく愛する正体不明の冒険野郎。番組中の白衣は自前だ。 番組が気になった人はブログを訪れてみてもらいたい。きっと目眩がすることでしょう。 「冒険野郎マクガイヤーブログ http://d.hatena.ne.jp/macgyer/

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