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記事 6件
  • マクガイヤーチャンネル 第51号 【質問コーナー 第3回】

    2016-01-25 07:00  
    216pt
    おはようございます。マクガイヤーです。 今回のブロマガですが、連載はちょっとお休み。 50号達成を記念して、皆様からお寄せ頂いた質問に答えますよ。 なお、質問文は内容を変えない範囲で一部加工している場合があります。 ちなみに前回までの質問コーナーはこちら。 ・質問コーナー 第1回 ・質問コーナー 第2回 7. 映画やアニメの番組にはあまり興味ないので、サイエンス関係の番組をしてください。 最近、プリオンが植物を介して感染するとかいう記事を読んだのでその解説とか、性病や身近な感染症の解説と対策法の番組が見たいです。
  • マクガイヤーチャンネル 第50号 【遺言 その10】

    2016-01-18 07:00  
    216pt
    おはようございます。マクガイヤーです。
    遂にブロマガも50号です!  いや、あっという間でした。このブロマガを続けてからこちら、土日は文章ばかり書いていた気がします。当初は、いつか破綻すると思っていたのですが、50回続けられればこちらのものですね!
    ここでお知らせがあります。
    前回のブロマガ「編集者にとって最も大切なスキルとは?」に若干間違いがありました。
    申し訳ありません。
    訂正版は、既にブロマガとしてアップしてありますのでご確認下さい。
    こちら → http://ch.nicovideo.jp/macgyer/blomaga/ar947361
    おはようございます。マクガイヤーです。
    遂にブロマガも50号です!  いや、あっという間でした。このブロマガを続けてからこちら、土日は文章ばかり書いていた気がします。当初は、いつか破綻すると思っていたのですが、50回続けられればこちらのものですね!
     
    ここでお知らせがあります。
    前回のブロマガ「編集者にとって最も大切なスキルとは?」に若干間違いがありました。
    申し訳ありません。
    訂正版は、既にブロマガとしてアップしてありますのでご確認下さい。
    こちら → http://ch.nicovideo.jp/macgyer/blomaga/ar947361


    さて、前々回のブロマガの続きです。

    「畜生腹」って知ってるか?
    ヒトが多胎出産する確立は僅か数%にすぎない。だが、自然界では犬や猫や豚のように、一回の出産で複数の子を産む多胎動物の方が圧倒的に多い。だから双子や三つ子を生んだ女性を「畜生腹」とか「畜生孕み」とか呼んだんだ。つまり、昔の日本には双子や三つ子を妊娠した女性を蔑む風習があったんだな。
    なんで蔑んだかって? まず、多胎妊娠すると圧倒的にハラがデカくなる。栄養状態や衛生状態が悪い古代や中世では、妊娠そのものが命がけだ。それが双子や三つ子だったら、母子共に死ぬリスクも高まる。だから減数手術みたいなものが行われた時代もあった。
    もう一つは、家督争いや遺産争いが起こるからだ。とりわけ、一卵性双生児は忌むべきものとされていた。周囲に気づかれずに入れ替わる、入れ替わられる可能性があるからな。外見はそっくりなのに、ある朝突然それまで虐げられていた一派をとりたてる……なんてことがあったら困るわけだ。だから、戦国時代なんかは大名や殿様の家で双子が生まれると、片方を養子にやったり、寺籍に入れたり、はたまた殺したり……といったこともあったらしい。
    だけど、今や21世紀、平成の世の中だ。おれは、弟のお前との間に、家督争いとか遺産争いとか醜いことが起こらなくて、本当に良かったと思っているよ。
     
    ……さて、なんの話だったか……そうそう、じじいがなんで死んだかって話だった。
     
    インフルエンザが流行すると、いかにも昭和って感じのおっさんが、したり顔でよくこんなことをいう。
    「インフルエンザは風邪の一種だから、寝ていれば治る」
    これは、半分正しくて、半分間違っている。
    ああ、お前はおれよりよく知ってるだろう。だけど、おれもそれなりに勉強したんだぜ。最後まで聞いてくれや。

    「インフルエンザは風邪の一種」その通りだ。だが、それをいうなら、溶連菌だってRSウイルスだって風邪の一種だ。寝ていれば治る、なんて一概にはいえない。溶連菌感染は、抗生物質を飲まないで放置していると、リウマチや腎炎などの後遺症が残ってしまう可能性があるし、最悪の場合、心臓弁膜症で死ぬ。RSウイルス感染は、大人ならたいていの場合は寝ていれば治るが、時に重症化する場合もある。重症化すると気管支炎や肺炎になるし、慢性気管支兼になったら、最悪の場合、酸素マスクをつけて生活することになる。
  • 【再掲】遺言 その9

    2016-01-18 07:00  
    216pt
    男が自らのコピーを残そうという本能に従い、セックスをし、射精するとします。
    しかし、射精された精子は、すぐに卵子と出会えるわけではありません。卵子は卵管の奥、卵管膨大部と呼ばれる場所にいます。膣の奥にある子宮内腔から卵管膨大部までの距離は約17センチメートルあるのです。精子の全長はおよそ50マイクロメートル、これはセンチメートルに直すと0.005になります。つまり、自分の身体の長さの約3400倍の距離を泳いでいく必要があるのです。仮に貴方の身長が1.7メートルだとしたら、約5.8キロの距離になります。 タイミングも重要です。精子の寿命は3~4日ありますが、卵子は1日で受精能が無くなる――死んでしまいます。 上手く精子と卵子が出会い、二つの細胞が融合して受精卵となったとしても、まだまだ安心できません。細胞分裂を繰り返しながら子宮に移動して、無事に着床する必要があります。 細胞分裂――卵割が正常に進むことも重要です。一つの細胞だった受精卵にくびれが生じ、二つに分割されます、更に、それぞれの細胞にくびれが生じ、計四つに分割されます……これを繰り返していくことで分化が進み、桑実胚から胞胚となり、やがては胎児になり、出産され新生児になり、成長しておっさんになるわけです。 受精卵は透明帯と呼ばれる卵子由来の糖蛋白質に覆われ、保護されていますが、物理的な刺激により破れる時があります。受精卵が二つに分割された時――二卵期の受精卵は細胞間の接着が弱いため、透明帯が破れ、無くなると、一個ずつの細胞に分かれてしまいます。 この二つの細胞は、それぞれが完全な胎児、完全な新生児、完全なおっさんになる能力を持っています。それぞれが無事に着床し、無事に出産されれば、同じ遺伝子、ほとんど同じ外見を持つ一卵性双生児として誕生することになるわけです。
  • マクガイヤーチャンネル 第49号 【編集者にとって最も大切なスキルとは?】

    2016-01-11 07:00  
    216pt
    おはようございます。 正月休みが終わったので絶望していたのですが、連休で息を吹き返したマクガイヤーです。 さて、今回のブロマガですが、連載日記『遺言』はちょっとお休みして、放送外で聞かせてもらった面白かったことについて書かせて下さい。 「編集者」がテーマの回ということで、スタジオには、以前番組にも出演して頂いた編集者のタクジさんが遊びに来ていました。 しまさんと編集者トークに花を咲かせていたのですが、「編集者の仕事とはなにか?」というのが面白かったのです。 タクジさんは、編集者の仕事とは一言で言って「整理整頓」だといいました。 アイディアの整理整頓、段取りの整理整頓、原稿の整理整頓……なんだか頷ける話です。
  • マクガイヤーチャンネル 第48号 【遺言 その9】

    2016-01-04 07:00  
    216pt
    あけましておめでとうございます! なんやかんやで年末年始の休みもあわただしく過ごしたマクガイヤーです。 本年もよろしくお願いします! さて、前々回のブロマガの続きです。 男が自らのコピーを残そうという本能に従い、セックスをし、射精するとします。 しかし、射精された精子は、すぐに卵子と出会えるわけではありません。卵子は卵管の奥、卵管膨大部と呼ばれる場所にいます。膣の奥にある子宮内腔から卵管膨大部までの距離は約17センチメートルあるのです。精子の全長はおよそ50マイクロメートル、これはセンチメートルに直すと0.005になります。つまり、自分の身体の長さの約3400倍の距離を泳いでいく必要があるのです。仮に貴方の身長が1.7メートルだとしたら、約5.8キロの距離になります。 タイミングも重要です。精子の寿命は3~4日ありますが、卵子は1日で受精能が無くなる――死んでしまいます。 上手く精子と卵子が出会い、二つの細胞が融合して受精卵となったとしても、まだまだ安心できません。細胞分裂を繰り返しながら子宮に移動して、無事に着床する必要があります。 細胞分裂――卵割が正常に進むことも重要です。一つの細胞だった受精卵にくびれが生じ、二つに分割されます、更に、それぞれの細胞にくびれが生じ、計四つに分割されます……これを繰り返していくことで分化が進み、桑実胚から胞胚となり、やがては胎児になり、出産され新生児になり、成長しておっさんになるわけです。
  • 【再掲】遺言 その8

    2016-01-04 07:00  
    216pt
    トロフィーの起源は古代ギリシア時代のトロパイオン神にまで遡ることができます。
    古代ギリシアでは、戦争に勝つと、トロパイオン神に感謝し、敵の武具を捧げる宗教的な慣習がありました。この慣習は次第に大掛かりなものになっていきます。戦場で敵が敗走を始めた地点や、勝者側の街の広場などに、青銅や大理石製の戦勝記念碑――トロパイオンが建てられるようになりました。
    最も有名なものはオベリスクと呼ばれる花崗岩製の塔でしょう。元々オベリスクは古代エジプトで太陽神の象徴として建てられた記念碑でした。ところが紀元前525年以降、エジプトは様々な勢力に征服されます。ペルシア帝国に征服され、マケドニア王国に征服され、そして紀元前30年、ついにローマ帝国の属州――重税を課せられる植民地になりました。支配者であるローマ人は記念碑としてオベリスクを本国に持ち帰りたいと考えるようになります。巨大な専用運搬船が建造され、何十本ものオベリスクがローマに持ち込まれました。