• このエントリーをはてなブックマークに追加

今なら、継続入会で月額会員費が1ヶ月分無料!

記事 16件
  • 【第228号】スパイダーマンと童貞力

    2019-07-03 07:00  
    216pt
    さて、今回のブロマガですが、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』について書かせて下さい。


    ●面白かったです
    『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(以下FFH)』、初日に観てきたのですが、まずダ埼玉のシネコンが混んでいることに驚きました。どうも、『エンドゲーム』を観た人の7、8割くらいがそのまま「続編」として観にきているような感じです。
    内容はというと、まあ面白いわけですよ。MCUのシリーズの一作としてよくできているのは勿論のこと、「少年が成長してオトナになる」とか「頼りになるメンターを探したけど、自分が頼りのある存在になるしかない」とかいう黄金パターンというかビルドゥングスロマンとしても、もの凄く良くできているわけですよ。
    少なくとも、前作にあたる『ホームカミング』とMCUシリーズ前作にあたる『エンドゲーム』を観ていないと話が分からないかもしれませんが、これだけ多くの人がシリーズに付き合っている以上、この連続性を欠点と捉える人は少ないのかもしれません。アメコミを語る時によく使われる「コンティニュイティ」が映画でも再現されているのだ! ……なんて考えることもできますね。
  • 【第227号】これからのMCU予想

    2019-06-26 07:00  
    216pt
    さて、今回のブロマガですが、「これからのMCU」について書かせて下さい。
    ●これからのMCU
    5月5日に「『アベンジャーズ/エンドゲーム』と2019上期アメコミ映画完全解説」を行いましたが、その際に話したりなかったネタがあります。
    「これからのMCU」についてです。
    まず6月28日に『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が公開されますが、まず間違いなく面白いであろう本編のことは脇に置いておいて、注目したいのはエンドロール後の映像です。ポストクレジット・シーンと呼ばれることもありますね。
  • 【第220号】文フリと『アベンジャーズ/エンドゲーム』のパラドックス

    2019-05-08 07:00  
    216pt
    さて、今回のブロマガですが、二部構成でお送りさせて下さい。
    ●文学フリマ参加してきました。
    5/6に開催された第二十八回文学フリマ東京に出展してきました。

    前日は22時半まで『アベンジャーズ/エンドゲーム』ニコ生を行いましたが、しっかり早起きして東京流通センターに集合。時間通りに設営完了しましたよ!
    目的は、当ブロマガの連載をまとめた藤子不二雄Ⓐ作品評論・解説本を売るためだったのですが、若干部残っていた既刊本である大長編ドラえもん評論・解説本も販売しました。
  • 【第219号】『アベンジャーズ/エンドゲーム』のテーマと皆が疑問に思うこと

    2019-05-01 07:00  
    216pt
    さて、今回のブロマガですが、放送前に最大の疑問点を整理しておくという意味でも『アベンジャーズ/エンドゲーム』について書かせて下さい。
    ●『アベンジャーズ/エンドゲーム』よかったです。
    『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、ちょっとした奇跡みたいな映画だと思うのですよ。
    約10年間、我々はMCUという世界観の繋がっている大量の映画群――まるでテレビドラマのような、シェアワールドにおける連作群のような、二十数作の映画を観続けてきたわけです。これに一つの「終わり」や「区切り」をつけるにあたり、どんな形でも不満や不平が出るはずでした。もしくは、興行的に大成功する大作映画となるも、それぞれのキャラクターの抱えたドラマやテーマや葛藤が中途半端になるはずでした。あるいは、コアな観客だけが満足する興行的な失敗作になってもおかしくありませんでした。
    しかし、驚くべきことに『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、いわゆるビッグ3をはじめとする主要キャラたちの物語に一つの決着がつき、10年見続けたファンも一見さんもアメコミのコアなマニアも満足し、そして興行的にも大成功するという奇跡のような映画になったのです。これは、MCUが映画史において起こした何度目かの事件なのでしょう。ルッソ兄弟は今後やりたいことをなんでもできる映画界のビッグクリエイターになるんでしょうね。
  • マクガイヤーチャンネル 第175号 【『デッドプール2』と『万引き家族』の共通点】

    2018-06-13 07:00  
    216pt
    さて、今回のブロマガですが、放送後に観た『万引き家族』と『デッドプール2』の共通点について書かせて下さい。
    ●『デッドプール』とは
    アメコミ映画なのにR指定、主役はスーパーヒーローなのにすぐ残酷に人を殺すし、分かりにくいギャグやジョークや映画のパロディ満載、すぐ第四の壁を破って観客に話しかける……とふざけ放題やりたい放題に思える映画『デッドプール2』ですが、本質的には真面目な映画です。
    そもそも前作『デッドプール』の時点で、真面目な映画でした。
    アメコミ映画の第一作には「もうベンおじさん死ぬとこみたくない問題」というか「ヒーロー誕生の描写に時間を割くとかったるい問題」があるのですが、上手く時間を巻き戻すことでテンポの良い映画になっていました。この構成はMCU最初のヒット作となった『アイアンマン』や『デップー2』だけでなく、出来の良いアクション映画に共通する「型」の一つですね。
  • マクガイヤーチャンネル 第149号 【『ジャスティス・リーグ』とジャック・カービーとフォース・ワールド】

    2017-12-13 07:00  
    216pt
    さて、今回のブロマガですが、前回や前々回のニコ生でも話題にした映画『ジャスティス・リーグ』の悪役の出身地、フォース・ワールドとそのクリエイターであるジャック・カービーについて書かせて下さい。
    ●映画『ジャスティス・リーグ』の「不発」
    先日公開された映画『ジャスティス・リーグ』を皆さんはごらんになったでしょうか?
    はっきりいって、そんなに面白い映画ではなかったわけですよ。
    映画の面白さと興行収入は別物ですが、興行収入的にも期待されていたほどではなく、親会社であるタイムワーナーは『ジャスティス・リーグ』が「不発」であったと認識してDC映画上層部を交代させています。
  • マクガイヤーチャンネル 第145号 【『マイティ・ソー バトルロイヤル』におけるジャック・カービーと神のコンテンツ化】

    2017-11-15 07:00  
    216pt
    さて、今回のブロマガですが、前回のニコ生放送「ハルクとソーとアメコミ翻訳の現場」の補足というか、補講のようなことについて書かせて下さい。
    ●コメディへのジャンル変更
    『マイティ・ソー バトルロイヤル』が、めちゃくちゃ面白かったわけですよ。
    マーベル・シネマティック・ユニバース略してMCU映画は、戦略として他のジャンル映画を大いに参考にする……というか、アメコミヒーロー映画のふりをしてその実は戦争映画だったりコメディ映画だったりを作っています。
  • マクガイヤーチャンネル 第124号 【映画『LOGAN/ローガン』その2 『タラレバ娘』の倫子は『ローガン』をどう評価するのか】

    2017-06-19 07:00  
    216pt
    さて、今回のブロマガですが、前回に引き続き映画『LOGAN/ローガン』についてです。
    前回の後半と同じくネタバレ前提で書いてますので、お気をつけ下さい。
    ●ローガンがローラを受け入れる理由
    で、そんな何一つ思い通りにならないおっさんと老人がX-23、ローラと出会うわけですが、彼女は「新しい希望」そのものなわけです。
    まず、老老介護の果てには、なんの「希望」もないという絶望があります。プロフェッサーXは死を待つだけの状況です。ローガンも、日々老いてゆきます。人生における撤退戦です。作中でローガンが「希望」のように語っている船の購入も、根本的な解決法ではありません。現実において、老老介護が鬱病や殺人や心中になる場合があるのは、ここに理由(の一つ)があります。ローガンも例外ではなく、だから、自傷したり、アダマンチウムの弾丸を持ち歩いていたりするのです。
    そこに現れる新しいミュータント、ローラは、「希望」以外の何者でもありません。ローガンよりも長く生きているプロフェッサーXはそのことをよく理解しています。ローラにスペイン語で話しかけるシーンは、プロフェッサーXが教育者でインテリであるという理由以外に、この場でプロフェッサーXだけがローラと心を開いているという表現でもあります。
    ですが、ローガンはそうではありません。ローガンは長い間一人きりで生きてきたおっさんなのです。現実に目を向けてみましょう。長い間独身だったアラサー、アラフォー、アラフィフが、誰かと一緒に生活し「家族」や「家庭」を持つことに適応できるでしょうか? そんなわけないということは、周りでずっと独身のおっさんやおばさんをみれば、明らかなわけです。ローガンにとって最強の敵は、実のところ超能力を持ったミュータントやヘイトを溜め込んだ権力者といったアメコミ世界のヴィランなどではなく、「家族」や「家庭」だったのです。
    なぜ「家族」や「家庭」が最強の敵なのでしょうか? それは、これまでローガンが「家族」や「家庭」や「愛するもの」を手に入れようと試みると、必ず悲劇が訪れたからです。本作には「赤毛の女」は出てきませんが、ローラはどことなくこれまでローガンが原作・映画版で愛してきた女たちに髪型と雰囲気が似ています。そして、本作で出てくるX-24は、「若い頃の自分」だけではなく、「家族や家庭に完全に背を向けた自分」の象徴でもあります。
    更に、ローラには凄まじいまでの反骨精神があります。これは、X-MENたちが心の奥底に秘めていた(マグニートーたちは全面に出していた)精神そのものです。彼女が生首をサッカーボールのように蹴って登場するシーンには、観客の誰もが拍手を送ることでしょう。
    当初はローラを遠ざけていたローガンですが、スマホでローラの過去をみたことをきっかけに、徐々に受け入れていきます。スマホに入っていたのは、兵器として生み出され、自分自身を受け入れることが出来ず、自分の爪で自分を傷つけるローラの映像でした。これはローガン自身がウェポンXとして改造され、逃げ出したものの、自分で自分に傷をつけるようになった現在まで――とばっちり重なっています。ローガンがローラを受け入れるのは、同じ遺伝子を持っているからという理由ではないのです。
  • マクガイヤーチャンネル 第123号 【映画『LOGAN/ローガン』その1 ローガンが老眼で老老介護】

    2017-06-12 07:00  
    216pt
    さて、今回のブロマガですが、映画『LOGAN/ローガン』について書かせて下さい。
    あちこちで絶賛されている本作ですが、期待に胸をはちきれんばかりに観にいったら、予想以上に面白かったです。
    いや「面白い」じゃないな。自分のようなおっさんには、胸にぐっとくる名作でした。
    ただ、この映画は女性、特に『タラレバ娘』の倫子のような女性にとっては、どのように評価されるのか気になってもしまいます。
    ●アメコミ映画の名作とは?
    現在のアメコミ映画は、世界中のシネコンでしっかりとお金を稼ぎまくる、ドル箱のジャンルです。
    ですが、興行収入が高い映画が「良い映画」というわけではありません。中には「何故これを作ったんだ?」というダメコミ映画もあります。
  • マクガイヤーチャンネル 第100号 【質問コーナー 第5回】

    2017-01-02 07:00  
    216pt
    さて、今回のブロマガですが、新年1回目、さらに通算100回目を記念して、皆様からお寄せ頂いた質問に答えますよ。

    なお、質問文は内容を変えない範囲で一部加工している場合があります。

    ちなみに前回までの質問コーナーはこちら。

    質問コーナー 第1回
    http://goo.gl/qbrJEa

    質問コーナー 第2回
    http://goo.gl/WBWZ6Y

    質問コーナー 第3回
    http://goo.gl/y7yjrC

    質問コーナー 第4回
    https://goo.gl/WZSS6g