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記事 20件
  • 【第348号】『のび太の宇宙小戦争』とロシアのウクライナ侵攻

    2022-03-09 07:00  
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    さて、本日のブロマガですが、先日観た『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』が期せずしてものすごくタイムリーな映画になっていましたので、このことにについて書かせてください。
  • 【第292号】『のび太と闇堕ち出木杉くん(仮)』 後編その2

    2020-10-07 07:00  
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    さて、今回のブロマガですが、『のび太と闇堕ち出木杉くん』の続きになります。
  • 【第291号】『のび太と闇堕ち出木杉くん(仮)』 後編その1

    2020-09-30 07:00  
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    さて、今回のブロマガですが、『のび太と闇堕ち出木杉くん』の続きになります。
  • 【第290号】『のび太と闇堕ち出木杉くん(仮)』 中編

    2020-09-23 07:00  
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    さて、今回のブロマガですが、前回の続きとして『のび太と闇堕ち出木杉くん』のプロットというか覚え書き的なものを書かせて下さい。
  • 【第289号】『のび太と闇堕ち出木杉くん(仮)』 前編

    2020-09-16 07:00  
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    さて、今回のブロマガですが……
    先日、「山田玲司のヤングサンデー」の『ドラえもん』回にお呼ばれし、楽しくトークしてきました。その際、もし自分が『劇場版ドラえもん』の脚本や企画を川村元気みたく頼まれたら『のび太と闇堕ち出木杉くん』をやりたい、という話を性懲りもなくしたのですが、良い機会なのでプロットというか覚え書き的なものを書かせて下さい。
  • 【第284号】『のび太の新恐竜』ともやウィン

    2020-08-12 07:00  
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    さて、今回のブロマガですが、この連休中に観た『のび太の新恐竜』について書かせて下さい。ネタバレを含みますが、オトナはネタバレを頭に入れたまま観ても楽しい映画だと思います。
  • 【第211号】『映画ドラえもん のび太の月面探査記』とポスト・トゥルースと公式二次創作

    2019-03-06 07:00  
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    さて、今回のブロマガですが、『スパイダーバース』については色んな人が語っているので、『映画ドラえもん のび太の月面探査記』について語らせて下さい。ネタバレを含みますが、オトナはネタバレを頭に入れたまま観ても楽しい映画だと思います。
    ●サンプリングとノー説教
    『のび太の月面探査記』は、ここ最近のドラ映画に顕著な、藤子・F・不二雄が関与した『映画ドラえもん』とその原作である『大長編ドラえもん』の要素を組み合わせた、ベスト版的なつくりになっています。
  • マクガイヤーチャンネル 第162号 【『のび太の宝島』と川村元気と朝井リョウ版『マタンゴ』への妄想】

    2018-03-14 07:00  
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    さて、今回のブロマガですが、前回ニコ生の補講のようなものを書かせて下さい。
    ●深夜じゃないTVのアニメシリーズは映画化されるという風潮
    現在、テレビのゴールデンタイムで放映されているアニメは『ドラえもん』、『クレヨンしんちゃん』、『ポケットモンスターシリーズ』、『スナックワールド』の4作品のみです。夕方6時台まで幅を広げると、『妖怪ウォッチ』や『名探偵コナン』が入ってきますが、80、90年代に比べると番組数が激減しました。
    そして民放で放映されるほぼ全てのアニメ作品は定期的に「劇場版」として映画作品を製作します。『スナックワールド』も『パズドラ』も『プリパラ』も映画になりました。親子二世代が劇場に入り、関連グッズも売れる「TVアニメの映画化」は、それほどデカくてカタいシネコン時代におけるプログラム・ピクチャーなのです。もっといえば、テレビ局側は、映画化で一稼ぎしなければ自分の局でアニメを放送する意味がないと考えています。
    例外は、作者や版権元の意向が絡んでいそうな『ちびまる子ちゃん』や『サザエさん』、作品としてまだ新しい『リルリルフェアリル』や『ベイブレードバースト』くらいです。とはいっても、過去の『ベイブレード』アニメや『ちびまる子ちゃん』は何度か映画化されてますし、アニメ化される前の実写映画『サザエさん』は2シリーズ計13作品も作られた正統なプログラム・ピクチャーでした。
    ●『のび太の宝島』の商品性
    映画『ドラえもん のび太の宝島』は、そんなTVで放映されているアニメシリーズの映画化としては100点満点の商品です。鼻からスパゲッティならぬカルボナーラや、「宝探し地図」の使い方、『のび太の結婚前夜』の台詞を引用する長澤まさみ等、過去作への目配せはばっちりです。スティーヴンソンの『宝島』を下敷きとするのは『南海大冒険』に続いて二回目ですが、映画版にふさわしいスケールの冒険が展開され、「未来人の登場」「レギュラー5人とゲストキャラクターとの交流」「しっかりした物語性(ただしゲスト側の)」といった、抑えるべき点はきっちりと抑えられています。
  • マクガイヤーチャンネル 第148号 【科学で映画を楽しむ法 第5回「『大長編ドラえもん』と科学 藤子・F・不二雄とSF」」番外編『のび太の恐竜』と『恋人製造法』】

    2017-12-06 07:00  
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    さて、今回のブロマガですが、これまで連載してきた「科学で映画を楽しむ法 第5回「『大長編ドラえもん』と科学 藤子・F・不二雄とSF」」の番外編として、『のび太の恐竜』と『恋人製造法』の類似点について書かせて下さい。
    『大長編ドラえもん』の第一作『のび太の恐竜』はのび太と恐竜のピー助の間の「友情」を描いた名作として知られています。
    『のび太の恐竜』が名作であることに異論はありませんが、果たしてのび太とピー助の間にある感情や思いは「友情」と呼んで良いものなのでしょうか?
    まず、ピー助がのび太に感じる思いは友情ではなく、子供が親に抱く愛着のようなものでしょう。卵から孵った後はじめてみた動物がのび太だからです。
    一方、のび太がピー助に抱く思いは友情ではないでしょう。
  • マクガイヤーチャンネル 第147号 【科学で映画を楽しむ法 第5回「『大長編ドラえもん』と科学 藤子・F・不二雄とSF その9 『のび太とガラパ星から来た男』あるいは『のび太の未来の想い出』」後編】

    2017-11-29 07:00  
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    さて、今回のブロマガですが、科学で映画を楽しむ法 第5回として書いている「『大長編ドラえもん』と科学」のまとめ後編になります。
    (前回から続けてお読み下さい)
    ●人生をやりなおしたい
    もう一つは、人生をやりなおしたいという欲望の発露です。
    藤子・F・不二雄は、どこからみても成功者です。
    『オバケのQ太郎』のみならず『ドラえもん』というメガヒット作品を二つも持ち、幾つもの作品がアニメ化・映画化され、世界中の子供たちが作品を読んでいます。
    にもかかわらず、Fが描くSF短編には、タイムマシンやパラレルワールドといったSF的ガジェットを使って、人生をやりなおしたいという話が多いのです。