A-1:事実関係
「民主党は統一地方選前半戦で議席を大幅に減らしたことで、党勢の地盤沈下が止まらない危機感が広がっている。
41道府県議選での獲得議席は、前回比82議席減の264議席に落ち込んだ。17政令市議選では、公明、共産両党の後塵こうじんを拝し、第4党に後退した。前回147議席から126議席に減った。大阪市議選では党公認候補の当選がゼロに終わった。
選挙結果の総括をめぐっては、退潮傾向に歯止めがかかった「底打ち」派と、今後も党勢低落が続く「底なし」派で、意見が分かれている。
枝野幹事長は、党勢の衰退が「底を打った」との認識だ。細野政調会長は「底なし」の低迷への危機感を抱いている。13日、静岡市で記者会見し、「民主党の厳しい傾向に歯止めがかかっていない」と指摘した」。(読売新聞)
A-2:各党別投票率
自民 民主 公明 共産
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同感です。現在の小選挙区制度は二大政党制になることを前提に制度設計されているので、現状では自民党に拮抗するい政党は残念ながら出てこない。解決方法は中選挙区制に戻し、大きな政治課題ごとに連立政権を誕生させることだと思います。
自民党の問題、米国の問題では議論がかなり活発化するのであるが、民主党の問題になると皆が諦めているというか、関心がないというか、問題意識を持たないようだ。意見も出してもらえないような党であるということでしょうか。見捨てられることの怖さを感じます。
大きな所では私はかなり共産党の政策と同じである、じつは
そういうひとは多い。
選挙演説などでは虚心にきくと共産党が一番よいことをいって
いると。
しかし、共産党に投票はしない。
わたしは20歳の最初の選挙以来、投票するときはたいてい共産党に
入れてきた人間である。
それはベトナム戦争の末期だったから、米国に従順な自民党にたい
する憎しみは激しかった。
好きな松本清張が「わたしが共産党を支持するのは自民党にいちばん
憎まれているからだ」といい、わたしは同意した。
恥をしのんで告白するが投票しないこともすくなくない。
わたしが投票しても当選しないのと、もう一つ重要なことがある。
わたしは共産党がどうしてもすきにはなれないから。
共産党の候補者は例外なく「わたしたち日本共産党は」という。
なぜ「われわれ共産党は」という候補者がひとりもいないのか。
箸の上げ下げまで党中央が支配するのか。
民主党などなんの期待もしない。
かれらに投票したあの総選挙はわたしの人生の汚点。
民主集中こそはほんとうに共産党が克服しなければならない問題だ。
共産党の重要性がいまほど高かったことはないのだから。
投票するかわりに、投票する政党がないと嘆く。
日本の政治、政治家の全てが「金、金、金」で動いています。その元祖は米国です。日本はそのコピーです。集団的自衛権、TPP、原発再稼働、これらは市場に上場され高値が付いてしまっています。日本はそういう国に一足飛びになってしまいました。今や選挙そのものが市場に上場される銘柄となっています。日本共産党も上場銘柄です。このような文化(状況)では「民衆の利益」は見捨てられてしまいます。この文化状況を内部から打破することは容易じゃありません。
外部作用に期待するしかありません。幸いその文化を嫌い対立する国々、地域があります。ロシア、中国、沖縄です。これらが米国と日本の矛盾を上手に正してくれることに期待をかけるしかありません。