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「水着審査をなくすミス・アメリカ」小林よしのりライジング号外
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「水着審査をなくすミス・アメリカ」小林よしのりライジング号外

2018-06-12 18:40
  • 148
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(号外 2018.6.12発行)

【目次】
1. ゴーマニズム宣言・第280回「水着審査をなくすミス・アメリカ」
2. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第84回「芸術家と偏執性~ハンス・ベルメール編」




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第280回「水着審査をなくすミス・アメリカ」

 ミス・アメリカが水着審査を止めるそうだ。
 その上、イブニングガウンの審査も止めるそうだ。
 これを聞いて、瞬間的に「馬鹿馬鹿しい。そんなものを誰が見るか!」
と思わない男がいるのだろうか?
 イデオロギーとしてのフェミニズムに嵌った偽善者ならば、おのれの性的欲求を押し隠して、「水着審査はセクハラだ―――!」と叫ぶのかもしれない。
 人間の煩悩を断ち切った禅僧のような男なら、「水着は見たくありませぬ」と無表情で言えるのかもしれない。
 わしはセクハラは嫌いだし、やることもない。イデオロギー抜きでわしは「フェミニスト」だと自認しているし、その手前で「紳士的でありたい」と思っている男ではある。
 だが一生、性欲を葬れそうにない煩悩まみれの男でもあるから、「水着審査をなくす」という「設計主義的」な流れには、不快感100%になるのである。
 
 ミス・アメリカは1921年に第1回大会が開かれた、米国を代表するミスコンテストであり、世界で初めて水着審査を導入したミスコンともいわれる。
 その主催団体、ミス・アメリカ機構が5日、公式サイトやSNSで、水着審査を廃止することを発表した。
 同機構の理事長で、自身も1989年のミス・アメリカ優勝者であるグレッチェン・カールソンはTVのニュース番組で、「ミス・アメリカはもはや美人コンテストではありません。(単なる)コンテストです。今後は出場者を容姿で審査しません。えぇ、大きな決断ですよ」と語り、今後の審査基準は「社会に影響をもたらす取り組みについて自分の言葉で何を語るか」だと表明した。
 水着審査の代わりに、出場者には情熱や知性、ミス・アメリカの役割に対する考えについて審査員からの質問に答えてもらい、判断材料とするらしい。

 頭がおかしい!
 単なるコンテストって、何のコンテストなんだ?
 とにかく立派な人を選ぶ、ただし容姿だけは決して判断材料にしないというのか?
 だったら、頭巾でもかぶって顔を隠せ!
 いや、それではまだ体形がわかるから、いっそのこと全員にブルカを着せろ!
 社会貢献について語る内容を審査基準にするって、それは「弁論コンクール」じゃないか。
 だったらもう、ミス・アメリカはブルカを着せた「青年の主張」にしてしまえ!

 もう24年前の話になるが、堺市の女性団体が「ミスコンは女性差別の集大成」だと言い出し、各地のミスコンが次々に中止に追い込まれたことがある。
 わしはこれを「SPA!」の『ゴーマニズム宣言』で、以下のように徹底批判した。

 わしは「美」も才能だと思っている。美人は天才なのだ。
 人は努力に関係なく、生まれつきのものを与えられる場合がある。
 絵を描く才能、曲を作る才能、速く走る才能、知識を吸収する才能、笑わせる才能、肉体で戦う才能、美しさで人の目を楽しませる才能。
 これらのどれもこれもがまず才能ありき! それから努力で磨きをかけていくものである。
 頭のいいやつはちゃんと受験という学力コンテストを受けて世の中に認められていくが、「東大の入試は頭脳差別の集大成だ!」…と言って抗議するやつはいない。

(ミスコン反対論者が、人を外見で判断するな、「大切なのは人柄よ」と主張しているが、)何が「大切なのは人柄よ」だ!
 モーツァルトに向かって「大切なのは人柄よ」なんて言って曲を認めないというのか? 音楽家にとって大切なのは曲の質だ! 美人にとって大切なのは顔とプロポーション。人柄など関係ない!
 最近ではおそるおそるやってるミスコンなんか「うちでは教養とか礼儀、性格も見てます」なんてバカなこと言っとるが…
 それだともう人間コンテストになって、総合的に質の良い人間と質の悪い人間に分けるという、おそるべき差別を犯してしまうぞ!
 美だけ! あくまで美だけで競うから良いのだ。

 この資本主義の中で人はいろんなものを消費されて生きてゆく。
 漫画を描く才能を…球を蹴る才能を…ブスであること、ブ男であることを消費されるやつまでおる。
 なんで「美」だけは消費させてはいかんとのたまう?
 差別だ! 美の才能だけはこの世で認めんという才能差別だ!
 人は誰しも己に与えられた天賦の才能を利用していく権利があるはずだ。
 これは人権侵害である!
 美は才能。美人は天才。顔とプロポーションを品評するミスコンは女性差別ではない!

 いま見ても、完璧な論理だ。
 当時、「この見解にきちんと理屈で返答してくれ」とミスコン反対論者を挑発したのだが、これにきちんと返答してきたものは今に至るも皆無である。そして、ミスコンバッシングの嵐も、なし崩し的に消えていった。
 ところが24年経ったら、ミス・アメリカが美人コンテストを止め、今後は外見で判断しない「人間コンテスト」にするという、冗談みたいな事態が出現してしまったのである。
 さすが「禁酒法」まで生んだお国柄は、21世紀に入っても変わらないものなのだなあと言いたいところだが、何でもかんでも「アメリカについて行け」がお国柄みたいになっている日本は大丈夫なのか? と思ってしまう。 
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他138件のコメントを表示
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あと、上の下らないことを記している、すぐに消されるかたにも申しておきますが、
>>153>>154
あれは切通さんがやはり悪いのです。たとえ本人が気づいていなかったとしても。
むしろ、あのような措置ですんだことに感謝すべきです。
加えて、誰だって、偉いかたに目をかけて貰ったら、そのことだけで舞い上がってしまうのは当たり前です。
問題なのは、それを自分の実力のすべてだと勘違いすることでしょう。
菊池寬の「形」と同じだと思います。
それと、ブラック・ジャックの「腫瘍狩り」とも(やっとタイトルが分かりました)。
自分が間違っていると分かったら、公にあやまるべきです。そんな当たり前のことがなぜできないのでしょうか。どこかの首相様も。まさしく「裸の王様」です。

一応、ここまで述べておきます。忙しい人の手を煩わせるだけではなく、自分でも考えてみることも肝要でしょう。それでは。
4ヶ月前
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えーと、もう一個、手段を思い出しました。
特別寄稿をいただくのです!
そうすれば、よしりん先生が「ゴー宣」休めます!

前に一度、笹さんに特別寄稿、いただきましたよね。
笹さんや高森さん、切通さん、あと倉持さん!
迷惑かけまくってる倉持さんに、ぜひ書いて恩返ししてもらいたい!(笑)

あとはビッグネームの、
井上達夫先生、伊勢崎賢治先生、そして、山尾志桜里先生。
もし叶うなら、枝野幸男先生!!
こんな方たちから特別寄稿をもらえたら、
ライジング読者も増えるし、よしりん先生も休めるし、
一石二鳥!!(笑)

担当編集者のりか坊さん、志儀さん、オダさんに、よしりん先生はどんな
方か、みなぼん編集長かトッキーさんが、逆インタビュー!
というのも思い付きましたが、
この辺にしときます(^^;) 

ホントにいざとなったら、の手段です。
もちろん先生もプライドがあるのは分かってますが、
いろんなパターンを考えとくのは、わるいことではないと思います。
頭の片隅に置いといてください。
よしりん先生にストックを作らせてあげ隊・隊長代理より(笑)。

#よしりん先生がストックを作りやすくなる方法を考えよう
4ヶ月前
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門下生チャンネルを聞くと、市井の議論の典型を聞いている感じで楽しいです。政治経済の話を難しそうだからと棚に上げて、誰かに任せとけばいいんだってのは駄めぇですね。

よしりん先生を棚に上げて大事に飾っておこうとするのも駄めぇですね。先生自ら、読者の元に来てくれると言うのに拒んだりしたら勿体無いです。

よしりん作品は現実と同期しています。よしりん作品をコマの中に閉じ込めておく事に無理のあります。権威主義が大嫌いで、奉られる事の好まない先生が来てくれるのでしたら、こんなに有り難い事はありません。意志のあって能力のある人は接して、よしりん作品を現実のものにすればいいと思います。

先生はみんなのもの、作品を読んでいる時は自分だけのもの、読者が、こうべを集めて話し合っているのは馴れ合いをしている感じで嫌だ、と言うのは、先生の作品や主張を理解されておられるのか疑います。

これを先生が、読者を甘やかして増長慢を作って混乱させるとか言うのは違っていると思います。

ただ、増長満の選民意識での騒動は、これからも起こるでしょうね。それは、それでいいと思います。器量の問題ですから。よしりん作品、ゴー宣道場、ブログ、ライジングの思想範囲での交流で、しかも、動員でも運動でも無いのに距離感をわきまえられない人は、去ってもらった方のいいです。先生と読者の間に入って、架け橋となるべき人の数は、別に決まっているわけではありません。架け橋となれる技量を持ち、志しの有る人が残ればいいだけです。

それでも人が集まるのですから、叩き、叩かれる人も出て来るのは必須です。しかし、どちらもまた器量の問題です。叩かれて心外だ、人を見て物を言えという年少は消えて行くでしょう。忠告を受け入れて、謙虚に現実の限界を見ながら理想に邁進する人は必ずいます。また、叩く方も、熱して叩いて曲げて叩けば、立派な刀になる玉鋼とみて忠告出来る人だけが残ります。

そういう中で、読者代表で先生との架け橋になろうとする人や動きを見て、引きづり降ろそうとするのは辞めてもらいたいと思います。ゴー宣と門下生の繋がりは、現代社会において稀有な存在と考えます。

憲法の良識で、憲法の権威が、俗衆は憲法を知らなくていいんだのように、憲法を、棚に上げて拝ませるようにするのは、無体であるのは御承知の通りです。同じように、ゴー宣を棚に上げ奉って触れてはいけない尊格に祭り上げるのは、先生の志し、作品、目的と読者を乖離させる仕業です。憲法の良識を標榜する憲法の偽権威と同じ事をしてはもらいたくないものです。

成功するかどうかは別にして、左右に水をぶっかけ、同時に左右に油を注し、左右均衡を保ちながら現実の限界を知り、理想に邁進する人の邪魔をするのは罪深いと思います。

よしりん作品を中心に議論社会の基が広がるのを期待しています。

4ヶ月前
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ポカQ氏に丸投げするのです。
ポカQ氏さんのだらしない一日をレポートしてほしいな。
自分は興味があります。
3行で終わりそうだけど。
4ヶ月前
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「辻説法」の感想です。

プロのスポーツ選手は現役寿命が短いですもんね。彼らはトップになるためにムリヤリ限界を超えようとしているのだから、逆に体を壊してしまいます。40代で「レジェンド」ですから。普通の人が健康維持に必要な運動は、散歩くらいが丁度いいと聞いたことがあります(たしか高森ウィンドウズだったかな?)。運動が続かないという、りか坊編集の気持ちは分かります。私はフィットネスジムに通ってます。雨降ったら散歩できないし、「カネ払っているんだから勿体ない!」という軽い強制力が働くから続いています。但し、ゆる~くやってます。一生懸命走っている人の横でダラダラ歩いたり。めっさ重たいダンベル持って「フン!フン!」やってる人の横で、軽~いダンベルでヒョイヒョイ上げたり。現状維持で丁度いいや、って思ってます。

文豪ならぬ「漫豪」よしりん先生の健康哲学、勉強になります。おそらく先生は、人生そのものが漫画道(どう)という超長距離ランナーなのです。ですから漫画家に特化した生活様式(特に食事)を自然に作り出したのだと思います。特に糖分、ブドウ糖は脳の唯一のエネルギー。人体に於いて、脳が一番の大食いです。先生は思想家としての一面も持っているから余計に大量に必要とするのでしょう。私も先生を見習って、ヤクルトを飲もうと思いました。

ニュース番組なんかで日本は長寿国だと、さも良いことのように言われる度に、私はなんか不快になります。同時に介護の問題を取り上げるので、尚更です。「家族を大事にせよ」という自民党の息でもかかってるんじゃないかと勘繰りたくなります。大事なのは単なる寿命ではなくて健康寿命だろう、と。私の父は80歳ですが、酒飲みで、しかも年々酒量が増えてきてるので、非常に心配になります。ある日突然、寝たきりになったらどうすんだ。ボケたら捨てるぞ!とは言ってますが、これからは寝たきりになったら捨てるぞ!と付け加える必要があるのではないかと思う今日この頃です。かく言う私は、自分で自分の面倒が見きれなくなったら(つまり働けなくなったら)自死せにゃならんなと思ってます。

ですんで、先生の唱える安楽死の制度化に賛成です。

長文失礼しました。
4ヶ月前
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トリプルよしりんDAYとは!なんだかグランドクロスのような特別感です!
4ヶ月前
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今朝の高森師範のブログが消えている…
特に問題があるようには思えなかったのだが…
(昨日の方がよっぽどw)
4ヶ月前
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今朝の高森先生のブログ、消えていてビックリしました。
確か共産党系の本屋と、神社本庁の本屋が近くにあるとかいう内容だったと思います。
4ヶ月前
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>>150
自分のコメントを読んで、お前こそ選民思想だ!
と思った人は…笑
答えは、ゴー宣の参加者でしょ。
聖人君子はゴー宣の参加者みたいな人!
意味わかる?笑
4ヶ月前
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>>164
ゴー宣道場ね
ゴー宣じゃなく
4ヶ月前
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