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【結城登美雄の食の歳時記#12】宮城の春は海からやって来る(浜の暮らし編・その1)
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【結城登美雄の食の歳時記#12】宮城の春は海からやって来る(浜の暮らし編・その1)

2013-04-09 07:46
    気仙沼地方には「あざら」という魚を使った郷土料理があるそうです。これは土のものと海のものの恵みでできた宮城の春の料理です。海ではしらす漁が始まり、浜では磯ものの湯気が沸き立つ漁師の春。今回の文章の内容は、震災前の2006年になります。震災前の豊かな三陸沖の海、そして漁師の暮らしを考えてみてください。

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    【結城登美雄の食の歳時記#12】宮城の春は海からやって来る(浜の暮らし編・その1)

    いよいよ春が近づいてきました。この季節の郷土料理といえば気仙沼地方の「あざら」を思い出します。これは冬に浸けていおいた白菜漬けが古くなって酸っぱくなったが、もったいないのでこれを漬け汁ごと鍋で煮るんです。「煮ると匂いがきついので…」という話を気仙沼の女の人がいっていましたが、30分ぐらい煮ていると近所にその匂いがたちこめて「あ、あざらを炊いているな」とわかるんだそうです。煮たら水を切って一晩置いて、翌日、脂ののった「メヌケ(アコウダイ)」をぶつ切りにしてまた煮ていくんだそうです。先ほどの白菜を加えてぐつぐつとろ火て煮て食べる、春先の独特の郷土料理です。この古くなった漬け物と魚を合わせて煮ることはいかにも農業と水産の宮城ならではの郷土料理だと思います。今注目されている日本型の食生活の原型みたいなものであって、こういう調理というのは海がないと出てこないのかなと思っています。(※無料ここまで396文字/1,630文字中) 
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