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平野貞夫:細川元首相の「佐川急便問題」の真実!── 「日本一新運動」の原点(197)
2014-01-22 17:13細川元首相は、平成22年(2010年)5月、内閣総理大臣時代の日記を『内訟録』として日本経済新聞社から出版した。この中に「佐川急便問題」について、細川氏自身が見解を述べている。また、対応に当たった関係者の証言、さらに細川連立政権を打倒するため国会での追及を指導した自民党政治家の証言、そして「佐川急便問題」を冷静に観察していた内閣官房の事務担当責任者の証言などが掲載されている。 これらを転載するので、まず、事実関係を理解してもらいたい。(※太字はTHE JOURNAL編集部)1)細川元首相の見解 (平成6年)3月10日(木) 晴 (前段略)代表質問も終わり、本日から衆院予算委が開かるべきところ、佐川問題に関して国会法104条による資料提出要求を巡り、理事会が紛糾、終日空転す。 本件につきては、私人間の金銭の貸借という純粋に私生活上のものにして、犯罪や法令違反を問われるべきものでもなく、政治
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