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<10/19 20:00〜放送>「地方で生きる若者たち/特集:馬搬の森・遠野で暮らす」(ローカルシリーズvol.3)
2014-10-03 21:08日本の地域に焦点をあてたローカルシリーズの第三弾のテーマは、「地方で生きる若者たち」です。スタジオでは、高知県四万十市で林業と観光を掛けあわせた暮らしを確立しようとしている秋山梢さんをゲストに、ジャーナリスト高野孟がローカルトークを繰り広げます(司会は平井明日菜)。 また、特集映像として、岩手県遠野市で馬との暮らしをつくろうとしている農家や移住者らの取り組みを紹介します。今回は遠野の上空からパラグライダーで撮影しています。ちょうど稲刈り時期に差し掛かった遠野の風景は必見です。 試聴は基本的には無料ですが、1),ニコニコ動画で無料アカウントを取得( https://secure.nicovideo.jp/secure/register?sec=newentry&transition=common )し、2)、同日20時に生放送のページへアクセス( http://live.nicovide -
【イベント案内 3/4〜5】林業界で注目の「自伐型林業」──高野孟の地元 鴨川市で始めてみましょう
2014-02-27 17:54軽架線(ワイヤー)に滑車をつけて運び出す搬出作業の様子(写真:土佐の森・救援隊) 千葉県鴨川市で“半農半ジャーナリスト”暮らしをする高野孟(THE JOURNAL主宰)の地元で、新たな試みがスタートします。いま、林業界で注目を浴び、全国で広がる「自伐(じばつ)型林業」。3月4日から2日間、高知県から講師を呼び、座学と実践が行われる予定です。 林業といえば、これまで「儲からない」が決まり文句の「衰退」産業。始めようにも数千万円から億単位のイニシャルコスト(初期費用)がかかり、一般的には参入のハードルが高い業種というのが一般的な見方です。それに対し、自伐型林業はチェーンソーや軽架線(ワイヤー)、小型の機械(林内作業車)などコストを抑えた林業で、農村部の新たな仕事として全国40ヶ所以上で広がっています。 ■ 山中で自伐型林業の研修会 みなべ川森林組合と里山活用研究会(2014.2.25 紀伊民 -
8月13日20:00スタート!「大は小を兼ねない!?小が大を兼ねる!」甲斐良治(農村ジャーナリスト)
2013-08-09 22:18今から4年半ほど前の2008年9月15日、米国投資銀行のリーマン・ブラザーズが破綻し、世界的な金融危機(世界同時不況)へと波及しました。ガソリンの価格は上昇、穀物価格も数倍に膨れ上がり、家計にも大きな影響が出ました。その解決の筋道がまったく見えない08年末、ジャーナリストの甲斐良治(かい・りょうじ)氏から表題の記事を頂き、THE JOURNALで掲載しました。「大は小を兼ねる」ではなく、「小は大を兼ねる」とはいったいどういうことでしょうか?甲斐氏が当時編集長をつとめていた『増刊現代農業』(09年2月発行)のタイトルは「金融危機を希望に転じる」。特集の書き出しには、「危機を打開するのは、人びとが暮らすそれぞれの地域の資源を活用し、自然と調和した経済と生活様式を樹立する『ローカルの力』である」と書かれ、編集後記には「危機を打開するのは農山村に向かった若者たちと、彼らに知恵と技を伝えるローカルの -
「本当の森林・林業再生を考える」フォーラムが開催─主催「土佐の森・救援隊」とはいったいどんな団体?
2013-05-21 11:505月18日、山林所有者が自分の山を自分で整備し管理する「自伐(じばつ)林業」の普及に向けたフォーラムが高知市で開催され、会場には200名を超える参加者が全国から詰めかけた。「自伐林業は林業施策からスッポリと抜け落ちています。光を当てると実に面白いことがわかってきました」土佐の森・救援隊事務局長の中嶋健造さん今回の自伐林業推進フォーラムでは、まず事務局長の中嶋健造さん(51)が登壇し、土佐の森から自伐林業の普及を呼びかけた(映像は以下、【その1】)。《5.18 自伐林業推進フォーラム「本当の森林・林業再生を考える」【その1】》http://www.nicovideo.jp/watch/1369064107そして、その自伐林業を政治・行政はどう見ているか(【その2】)、最後には現場で自伐林業をする林家を交えた全体討論が行われた(【その3】)。《「本当の森林・林業再生を考える」【その2】》htt -
本当にあった小説「神去なあなあ日常」のある暮らし──国には見えない密かで大きな「自伐林業」の動き
2013-05-17 17:58「神去村の住人は、「なあなあ」「なあなあ」って言いながら、山と川と水に包まれて毎日を過ごしている」
横浜育ちの主人公・平野勇気が、山に囲まれた100人ほどの集落で1年間、山仕事を手伝いながら過ごす。小説『神去(かむさり)なあなあ日常』(著・三浦しをん)の集落の住人の大半は60歳以上、生活用品を売っている店は一軒だけ。郵便局も学校もない「不便を絵に描いたような場所」を舞台に、いきいきと暮らす山人の日常が描かれている。読書記録シェアサービス「読書メーター」の感想をみてみると、「身近なように感じるものの、よくよく考えると有り得ない世界でのお話」「高校を卒業したばかりの若者が、田舎の林業の重労働にこんなにすんなり入り込めるはずはないだろう」という感想が並ぶ。山間部に馴染みのない人には、中山間地の暮らしは非現実的で「ファンタジー」のように映るようだ。小説の舞台のような、傾斜地が多く平坦な地が少ない「
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